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31 ※中洗浄
本当に結衣人は素直で、都春と奏空の方は視線を合わせて微笑み、
「じゃあ、結衣人さん行きますよー」
そう言って都春はシリンダーの先端部分を結衣人の後ろの蕾へと入れるのだ。
ゆっくりと痛まないように入れたつもりだったのだが、まだ媚薬も効いて来てなかったのか、
「ふぅ……そこ……痛ぃですよー」
と半分以上泣きそうな感じで都春の方に視線を向けて来る結衣人。
そんな瞳を潤ませて都春の事を見つめて来る結衣人は本当に可愛かったらしく、一瞬時を止められたかのように動きを止めてしまった都春なのだが、
「大丈夫ですよ……まだ、薬の方は効いて来てませんか? 薬が効いてくれば本当に気持ち良くなってきますから……。 ま、即効性の媚薬だとしてもそんなに直ぐに効いてくるっていう訳ではないですからね。 完全に効くまでもうちょっと我慢して下さいね。 その間にこれを結衣人さんの中に入れてしまいますから……」
「は、はい……」
結衣人の方はそう答えるしかないだろう。 そして痛みを我慢する為なのか、結衣人の双丘は都春や奏空の方に突き出すような形ではあるのだが、顔の方は、うつ向けの状態で事が終わるのを待っているらしい。
「結衣人さんのココにシリンダーの先端部分が入ったので、これからゆっくりと結衣人さんの中にお湯入れて行きますね」
都春の方はそう言うと、ゆっくりとシリンダーの中に入っているお湯を結衣人の中へと入れて行くのだ。
「はぁあ、んん……え? わぁ……な、何ですか? こ、これ……いやぁ……何だかお腹が……気持ち悪いし、お腹が温かくなって来ましたぁああ。 あ、お腹が……え? 膨らんでる?」
そこはまだ自分に何が起きているのか分からないからこそ疑問系で言っているのかもしれない。
「お腹が膨れている感じがしてます? それで、いいんですよ。 だって、ココから結衣人さんの中にお湯を入れてるんですからね。 今、結衣人さんのお腹の中綺麗にしてるのですから……。 僕達のを入れて、中に白い液体を出す予定なので、中綺麗にしておかないと、中に白い液体を出してしまった時に結衣人さんが腹痛起こす事になるんでね。 それと、ココを綺麗にしておいた方がいいですしね」
そう説明する都春。
これで、結衣人の方も中にお湯を入れている意味が分かっただろう。 だからなのかそれを耐えるかのように、更に顔を畳みへと埋めているかのように思える。
「もう少しで全部中にお湯入りますからねぇ。 結衣人さん、初めてのわりには頑張っていますから……」
「ぅ、うん……」
頷いているのか、それとも声が出てしまっているのかは分からないのだが、そう言う結衣人。
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