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48光希の不安と光一と直人の恋《光希視点》

「皆久しぶりー」 囲って何人かと話してると大輝が差し入れ配りながら陽加を恋人と公表した。 反応見てると賛否は7.3って感じかな…… まぁとりあえずは溜まり場公認になった。 でも俺っちは紹介してくれなかった…… 3人でなんて公表出来ないから? やっぱり大輝は陽加が1番なんだ。 俺っちを助けてくれたし、心身愛し合った。 もう2人から離れないと誓ったのに…… なんかまた邪魔者に感じてきたよ……大輝 泣きそう…… 「よぉ光希」 「直人?…久しぶり」 「ああ、大輝の奴陽加と付き合ったらしいが 陽加が可哀想だなぁ、散々忠告したのによ」 まただ 「直人は大輝の悪口ばかりだな… 俺っちそう言う人嫌いだよ?」 「ハア…悪かったよ。 でもお前さぁ最近何処にいんだ? 最近大輝と一緒に来てるがお前まだ?」 「うん大好きだし一緒に住んでるよ」 「アッ?住んでるって アイツは陽加と付き合って同棲してんだろ?」 「俺っちも大輝や陽加と付き合ってるからだよ。3人で仲良く暮らしてるし…」 「本当にそうか?」 光一? 直人と反対隣に座った 「どういう意味?」 「今、大輝は陽加を恋人だと公表してきた。 でも光希の事は一言も言ってない。 恋人なら同時に公表する筈だよね?」 「3人で恋愛してるなんて混乱させるからじゃないの?別にそんな事で嫉妬しないよ。 それに陽加とも恋人になったから」 「悪口言うつもりはないよ。 ただ心配なだけだ。 いつでも悩んだら言ってくれ」チュッ 「光一テメェ!」 「やめて分かったから、これでいい?」チュッ 「あ…ああ、仕方ねえな」 「チッ」 実は2人ともエッチした事はある。 まだ誰とでもしてた時だけど。 陽加が心配で下がってた性欲も戻ってきたし、そろそろおもいっきりしたいな。 陽加もお尻治ってきたしね。 「とにかく光希… 陽加にも言ったがあまりアイツに関わんな」 「おい直人いい加減大輝に敵意向けるのやめろよな、お前は嫉妬してるだけだろ?」 「うるせーな!偉そうにほざくな… んなのお前も同じだろうが? 友人ぶってるだけなのは分かってんだよ。 てめえの方がよっぽどタチが悪いんだよ!」 分かってる2人とも俺っちが好きなのを。 だから仲が悪い事も 「もういい加減に……」 「俺の文句なら俺に言えよ直人も光一も、 光希もう帰ろうな?」 大輝が笑顔で手を出してきた。 「うん」 俺っちも立ち上がって手を繋いだ。 「おい待てよ大輝!久々にちょっと顔貸せ! それともまた 逃げるか?あっ?」 「ハア良いだろう!望む所だ。 久しぶりにお前とは話しときたかったしな!」 2人の目は喧嘩モードだ…… 「大輝.直人暴力は絶対しないでよ? 暴力は俺嫌いだよ?」 「俺っちもだよ」 「大丈夫…俺も大輝と話したいから3人でね」 「陽加と光希は悪いが先帰っててくれ、 俺も直ぐ済ませて帰るから」 「ダメ!直ぐ済ませるんでしょ? 見てないと何するか分からないし。 陽加と隅で待ってるから見える位置で話して…ね?」 「だね…俺も同感だよ大輝」 「ハァ分かったよ」チュッ!チュッ 俺っちと陽加にキスして3人は少し離れた先で座り込み話していた。 俺っちは陽加と手を繋いで隅に座った。 「ねぇ陽加は3人での生活は幸せ?」 「勿論だよ。 親父と居るより天と地の差だし、2人とも大好きだよ」 「なら良かったけど……」 「なに光希もしかしてまた考えてたの? 自分が邪魔かって」 「だって俺っちは紹介してくれなかった…」 俺っちの本音を話すと 「確かに拗ねちゃうよね? 確かに俺でもちょっと不安にはなるね。 理由は俺も知らないけど光希を恋人と思って ないからではないよ大輝は絶対。 万が一そうだったら俺が許さないもん。 大丈夫だよ。大輝も俺も光希に居てほしいから絶対もう勝手に居なくならないでね?」 「ありがと陽加大好き、 俺っち不安だったんだよ…」チュッ 抱き合ってキスした。 「大輝も確かに悪いね。 光希を不安がらせて、帰ったらお仕置きだね」 「いいね、俺っちを泣かせた罪で」 そうだよ。 大輝を信じてあげなきゃね。 でも3人の表情は険しくなってる。 「なんか3人の様子おかしくない?」 「喧嘩するようならすぐ止めようね?」 「うん、もちろん」 多分俺っちのせいだよね?ハァ

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