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まさかオレが精神障害者になるなんて…。 処方された薬を見ながらそう思った想也はため息をつくと薬を口に含んだ。 それから闘病生活をし始めた想也の容体は余り良くならなかった。 後日、今泉は想也に注射の方が薬が安定して効くから…と言う理由で注射を勧めた。 診察室の中。そこで今泉と向き合っている想也は「注射って痛くないんですか?」と言う言葉を発した。 「あんまり痛くない注射です」 「そうですか、じゃあ受けます」想也は少しの間、考え事をした後そう答えた。 後日、想也は注射を受けた。が、注射はとんでもなく痛かった。 あの大嘘つき野郎っっぜってー許さんっってかもうこの病院には二度とこねぇぞ。 刹那、想也は今泉に会えなくなるのは嫌だっと思った。 想也は裏切られた悔しさと悲しさと注射に痛みから涙を流しながら今泉の事がただ好きだと言うことに気付いた。

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