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ジュブッと音が聞こえるだけで耳を塞ぎたい。
しかも、こっちを見ながら咥えられて、逸らすことさえ許されないのは視界からの威力で更に興奮を煽られる。
頭がおかしくなりそうだ。
熱く絡みついてくる舌がぞろりと俺の竿を舐める。
先輩の手で扱かれて赤い舌が這うその様はあまりにも淫靡で堪えきれそうもない。
「っ……ふっ……」
簡単に追い詰められて早々と達しそうなのをギリギリ耐える。
「気持ちよさそうだな。でも、まだイくなよ?」
笑った先輩はギュッと根本を握ると鈴口をグリグリと擦ってきた。
「なっ!!あぁっ!!」
ビクンと腰が揺れてもしっかりと握られていて欲は出口を失う。
「タクはダラダラでやらしーな?」
嬉しそうに笑うと、先輩は滲んだ先走りをペロリと舐めて覆いかぶさってきた。
恥ずかしいくらいに脚を開かれて浮いた腰の下に枕を差し込まれる。
先輩の目の前に後孔までしっかり晒して、逃げたいのに強い力で押さえられていてそれも叶わない。なのに、
「まだやるか?やめるなら今だぞ?」
先輩は妖しい笑みを浮かべて俺に選択を委ねてきた。
「……止めません。ちゃんと、抱いて下さい」
ドクドクとうるさいくらいの心音を感じながらそろりと先輩を見る。
「お前、その表情 ……ヤバい」
微笑むと先輩は後ろにも舌を伸ばしてきた。
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