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のめり込む
「あ゛〜〜♡♡ ん、ふっ♡ んんぅ……、ちゅ、っ♡♡」
親友はもう何から何までとろとろになっちゃって、力の入ってない腕で俺に抱きつきながら一生懸命キスに応えている。
1番奥を突くたびに「へお゛ッ♡♡」とか何とか言って黒目が瞼に隠れかけるけど、ぎりぎり意識を保って俺の舌を吸ってはこくこくと唾液を嚥下している。
それがいじらしいというか、もう、すげ〜可愛い。
親友に流される形で始まったセックスだったけれど、今はもう俺の方がのめり込んでいた。
いつもは俺が何言っても反応が薄くて、自分からはあまり感情を表に出さないし、スキンシップだってとらない親友が、俺のことすき♡ って全身で表現してくる。
こんなの、のめり込まない訳がない。
ゆったりと動かしていた腰がじんじん痺れてきた。
初めてのセックスで俺も相当馬鹿になってたみたいで、目の前の雌を孕ませることだけが頭の中を支配する。
出したい。
出して孕ませたい。
親友の脚を抱え直して、深く口付けながら、激しく腰を振りたくる。
「ん゛ッ!? んゥ゛ッ♡♡ んっ、ん゛ッ、ん゛ッ♡♡♡」
親友のナカは柔らかくてぐちゃぐちゃのふかふかで、何もかも初めての俺ですら名器だってわかる。
ずりずりちんこを擦り付ける度に、余裕も理性も剥がれていって射精欲だけが顔を出す。
「っはぁーーー、も、っ、出すからッ」
「あぁ゛っ、 らしてッ♡♡ ナカっ、いっぱい♡♡♡」
あんまりえろいお願いに、この野郎って思いつつもしっかり煽られて玉がキュッと迫り上がる。
衝動のままに親友の肩に噛み付いて、また1番奥に精液を吐き出した。
「ん゛ぅ〜♡♡」
首を仰け反らせて感じきってますって声をあげながら、親友もイった。
ナカがぐねぐね蠢いて尿道の中に残っていた精子もギュ〜って搾り取られる。
「―――――ッはぁ、」
全部吐き出して一息ついてから親友を見ると、腹の上は出したものでぐちゃぐちゃで身体はぴくぴく痙攣しているし、顔も涙とよだれでべしゃべしゃになっている。
うーん、もしかしなくてもやり過ぎたかも。
とりあえずちんこ抜くか。
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