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はじめての。
「…んっ」
あずさの首元に龍臣の熱い吐息がかかり、あずさはくすぐったさに悶えた
「首元弱いのか?」
「分かんない。てか…ひゃっくすぐったい」
「慣れればよくなる。ここは?」
龍臣はあずさの耳をペロリと舐めた
「あんっ」
「ん?耳、感じるのか?」
ジュバジュバと音を立てて耳の中の突起を龍臣はしゃぶり、しゃぶられたあずさは背から首筋にかけ駆け巡るじっとしていられないぞくぞく感に体をひねり
「ゃ…ぁ、あんっ…ぞくぞくするぅ」
「気持ちいいんだな?反対もしてやろう」
「ぁあんっ、だめっ…これ、耳でイっちゃい…そに、なる…っ」
「感じやすいな。ヒート中だからか?」
「ぁ…あ…気持ちいい…っ」
気持ちよさに涙ぐみ、うるうるとしながらあずさは龍臣を見上げた
「どうした?見つめて」
「もっと…耳、してほし…ぃ」
「分かった。だが…今度はこっちな?」
あずさの股間を龍臣はいきなり掴んだ
「ぅあっ」
不意にそこを掴まれたあずさは驚いて声をあげ、陰茎を堅くし
「今にも張り裂けそうだな」
「いやっ言わないで…っ、恥ずかしい」
あずさは顔面を朱に染め震えた
「もっと恥ずかしがれ。なかなかそそる。脱がすぞ」
「うん」
龍臣はあずさの服をひとつひとつ脱がしていった
「う…うぅ…なんかやだ。お願い、恥ずかしいからあんまり見ないで」
「それはもっと見てということか?」
「ちがうっ」
違うと言いつつもあずさは期待に龍臣をさらに見つめた
まだ会って数刻も経っていないのにおかしな話だがあずさは心から龍臣を欲し、やや小さいながらも立派な陰茎を揺らしてその心をアピールし、内に呼び込みその精を受け取ろうと後孔をひくつかせ愛液を垂らした
「いやらしいな…まだ、服越しに掴んだだけで触ってもいないのにペニスが揺れてる。俺のペニス、欲しいか?」
「い、言えない…恥ずかしいよ!」
「じゃあ仕方ない。そのままでいるか?」
「え…そんな、、いじわる」
「言えよ。龍臣さま犯してください。触ってくださいって」
「抱くならさっさと抱いてよっ」
「一文字も合ってねーよ?おねだりはちゃんと覚えな。お願いしますって言える?言えない口なら塞がせてもらう」
「何?どういう…!?」
龍臣はカチャカチャと音を立ててベルトを外し、ズボンをずらして陰茎をさらし、あぐらをかいてベッドへ座り
「咥 えろ」
低い声であずさに命令を下した
「え?」
「え…じゃねーよ。満足にしゃべれもしないんならしゃぶれ」
「そ…そんな」
「ああ?できねーの?なら無理矢理咥えさせるまでだ」
龍臣はあずさの顔を股間の前へと誘導し後頭部を押さえつけた
「ほら、歯は立てんなよ」
「わ、分かった。でもしたことないからうまくできない」
「んなこと分かってる」
あずさはごくんと唾を飲み、おそるおそる口を開け亀頭部を頬張った
「…ん」
小さく龍臣は声を漏らし、掴んでいた手の力を緩めてあずさの頭を撫で
「先だけじゃなくてもっと奥まで咥えろ。舌を使って裏を舐めるんだ」
たどたどしい動きであずさは龍臣の教えに従った
「分かってはいたがやっぱり…下手だな。もっと舌を動かして、喉はしめる。できないか?こうだっ」
龍臣はあずさの頭を掴み動きを強くサポートし、あずさをえづかせた
「う…うぇ」
「苦しいか?でも、そん時に喉がしまっていい具合になる。俺にやられなくてもそこを動かせれるように努力しろ」
龍臣はあずさの頭から手を離し、その手を自身の口元に持ってきて指を舐めるとあずさの尻の窪みを撫でた
「ひゃん」
「ほんと感じやすいな。まだ入り口を撫でただけだ。ナカへ挿れるぞ」
あずさのナカへと龍臣は指を一本埋めた
「んーっっ」
あずさは与えられたはじめての異物感と痛みに眉を寄せ、背を反った
「これだけ濡れているし痛くはないだろう?まだ一本だ」
「やぁ…ぃたいっ」
あずさは口を離し、頭を横に振った
「口を離すな。舐めてろ」
「んぁ…」
「ほら、もう一度咥えろ。咥えるのに集中してたら痛くない」
「う~…あむ」
あずさは再び口に龍臣を咥え、ペロペロと舐めた
舐めているうちにだんだんとあずさの息は荒くなり、苦しさに眉を寄せた
もう無理…と思ったとき、おしりに再度衝撃が走りぎゅうと龍臣の指を締め上げてしまうものの、辛さに口から龍臣の陰茎を出し頭を振り
「あっ…ああっ…痛いっ。おしり…触らないで…っ、痛いよぉっ」
嫌がるそぶりを見せた。
「指二本はさすがに処女だからまだきついか?」
「二本?二本入ってるの?嘘ー」
「嘘じゃないほら」
龍臣はバラバラと指を動かし、その指の存在を知らした
「ゃ…ゃあんっ、動かしたらますます痛い。やだぁっ」
「んなこと言って…めちゃ締めてんの知ってる?欲しいんだろ?この小さな孔に太くてでっかいの突っ込まれたくてウズウズしてんじゃないの?あずさ」
龍臣は指を折り曲げ、前立腺を押しあげて擦った
「ここどうだ」
「んぁあっっそこいいっ」
龍臣の指がいちばん感じる部分にあたりあずさはその気持ちよさに驚き、それまで痛がってばかりだったのが嘘かのように歓喜の声をあげた
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