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第89話 木属性の魔物討伐 1日~6日 ※ ーエイプ・フリーレルー
最後の木属性の魔物討伐には、神子様、私エイプ・フリーレル、アリージャ、アルーバ兄弟の5人で向かった。
神子様の加護によりエリア1~6までは一日ずつではあるが簡単に制圧出来た。
明日は最後のエリア7、最強クラスのラスボスが待ち構えている。
気を引き締めて戦わなくてはならない。
それなのに………
「ああああッ💗んんんん💗んう💗はふっ💗んちゅ💗」
「んん💗クチュ💗ディッセン、愛してる💗ボクだけのものだッ💗んんんっ💗」
「あああああ💗またナカにぃ💗」
討伐に出てからこんな調子で毎晩アルーバ兄弟は近くの茂みで愛し合っています。
オークト様から、勇者同士の性交は戦いに影響しないと聞いてましたから…好きにさせていますがうるさくて仕方ありません。
消音魔法くらい使えばいいのに非常に迷惑です。
「あああ💗ん💗………あぅッ💗ぃ💗…ダメェ、赤ちゃんできちゃうぅ💗ああああ💗」
「ン💗いっぱい作ろっ💗んんんっ💗はーっ💗はーっ💗💗」
「もうお腹いっぱいだよぉ💗ああん💗💗」
妊娠が発覚してから10日が経ち、出発前は小さかったディッセンの腹は今ではいつ産んでもおかしくないほど大きくなっています。
女性と違い『聖なる乙女の儀式』を受けた者は子供を14日前後で出産すると記述されていました。
2人身籠っているディッセンの腹は限界に近いはずです。
討伐が終わるまで子供は産まないで下さいね。
私の計画が狂ってしまいますから。
アリージャは前回の炎の件があって同行させるのに不安がありましたが、火属性の勇者が3人いないとラスボスは討伐できないので仕方なく連れてくるしかなかった。
アリージャの動向を注意して見ていましたが神子様や私達には何も危害を加えることなく、討伐の指示にも大人しく従ってくれていたので安心しました。
ただ前のように人懐こく笑うことはなくなり、魔法の本を読んで一人静かに過ごしています。
危ない気配がするので常に目は放せませんが。
神子様は最初の討伐のときのように身体が疼いているご様子で、みんなを誘惑する前に強制的に魔法で夜は寝ていただいてます。
朝起きるととても怒っていらしゃるので宥めるのが大変です。
帰還したら足腰勃たないほど抱いてあげますから今は我慢して下さいね。
さて明日のエリア7の魔物は4つの魔物属性の中でも最強と言われて恐れられています。
この討伐には慎重に慎重を重ねて、あらゆる事に気を配って戦わないと………
チャンスは1度きり失敗は許されません。
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