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2022年末うちの子会議

八重崎「今年もやります……。年末恒例うちの子会議……丑三つ時だよ、全員集合…。……司会は私、八重子でお送りします……」 万里「またどこから突っ込んでいいかわからない…」 ましろ「『ウチノコカイギ』?」 湊「片仮名にすると新しい生物感ありますね」 八重崎「本日の議題は……」 万里「ちょっと待った!八重崎さんのもってくる議題は、初心者の俺にはちょっと上級者向けすぎるので、今日は人生のパイセンに俺が質問するコーナーにしたいです!」 八重崎「…………どんなチン回答が聞けるかちょっと興味ある…。ゴーサイン…」 万里「(チン…)あ、ありがとうございます」 ましろ「上手く答えられるでしょうか…」 八重崎「ましろに期待されているのは…論破ではなくガチボケ…だから平気…」 ましろ「ガチ…?」 万里「し、質問は『恋人との甘い雰囲気に耐えられないときの対処方法について』…!」 湊「………?………甘い雰囲気?」 万里「……そこから!?」 ましろ「??どういうことが耐えられないのですか?」 万里「そこから!?誰からも「あ〜わかる〜」みたいな共感をひとつも得られていない何故!?」 八重崎「それは彼らの相手が……甘い雰囲気など生まれようもないゴリラと…デレたら常時極甘のムッツリだから……」 万里「そんな……」 湊「ごめん鈴鹿…あんまり役に立てなくて。そうだ!むしろ俺より八重崎さんの方が知識があるし、教えてもらったら?」 ましろ「そうですね、木凪はなんでも知っていますからね」 万里「(なんでも知っていること=全ての悩みに対応している、ではないような気もするんだけど……)」 八重崎「……古人曰く……猫を追うより魚をのけよ……」 万里「……………………………………はい?」 八重崎「つまり、目先のことに対処するのではなく、原因そのものを取り除けということ……」 万里「はあ……」 八重崎「甘い雰囲気に耐えられないというのであれば、甘い雰囲気にならないようにすればよいだけ……」 万里「まあ、そうですね……?……そうかな……?」 八重崎「いちゃつく前に直腸に……尿道プラグを仕込んで……『尻穴の一つや二つくれてやる、そのかわり貴様の尿道はもっていくぞ!』くらいのテンションで臨めば、甘さどころではない……」 万里「いやっ…、確かに甘い雰囲気とは程遠いかもしれないですけど、おかしいでしょそのテンション!?」 湊「うーん……、挿れた時に上手く相手の尿道に入るでしょうか……?」 万里「問題にするのそこ!?」 八重崎「アダルト界隈では……それぐらいのミラクルが起こることは稀によくある……」 万里「稀なの頻繁なのどっち!?そんなところに奇跡起こさないでいいですから!」 ましろ「あの……具体的にどういうことなのかもう一度説明していただいても……?」 八重崎「マニアックなプレイ内容を具体的に説明させる……上級者向けのプレイ……?」 万里「絶対違いますから!も、もういいです、自分でなんとかするので大丈夫です……!」 八重崎「じゃあ、話を元に戻す……本日の議題は……新春餅つきは杵と臼で行う疑似的な姫はじめなのか〜尻餅の由来との関係性を追う〜で……」 万里「だから、上級者向けすぎますって……!!」 恐らく来年の年末に続く。 それではみなさま、良いお年を!

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