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ハード治療開始

そしてあっという間に月曜日…… ザワザワ 患者「森田先生に会った?」 患者「まだ……薬飲んでないこと遠藤先生には言った」 患者「絶対怒られるじゃん」 夏休みモードから一変した病棟 久しぶりの治療に怯えていた そしてこの方は…… 勇人「グズグズ……グズグズ」 まだグズっていた。。。 伊織「勇人さーん。治療だそうでーす」 勇人「ありえない!!」 伊織「……ありえます。行きましょう」 ・ ・ ・ 【勇人サイド】 やだーヤダヤダヤダ 伊織「勇人そっちじゃない」 勇人「?」 治療室じゃないの?やった なんだこの部屋?こんなとこあったっけ?    ガラガラ おっ? お部屋の中にさらにお部屋?レッスン室よりは全然狭いな 伊織「ここに先生いるからね」 入って右手側の少し暗い小部屋に森田先生がいるのが見えた 伊織「勇人は真ん中の部屋ね」 左手側に3つ扉が並んでいて真ん中の部屋に案内された 勇人「…………」 めっちゃ狭い…… 処置台とテレビと……見覚えのあるちょいでかい機械…… 伊織「おぉどうした(焦」 勇人「電気だっ!泣。これっでんき!」 伊織「分かった分かった!ストップ」 慌てて部屋を出ようとすると伊織先生に後ろから抱きつくように掴まれそのまましゃがみ混んだ 勇人「うわーん!!泣」 伊織「床汚いから立って」 森田「勘づいた?」 伊織「機械見たら走り出しちゃって」 部屋の扉が開き森田先生が入ってきた 森田「勇人おはよう。」 勇人「おはようじゃない!泣」 森田「こんばんは」 勇人「こんばんはでもないー!!泣」 両脇を抱え立たせられそのまま処置台に寝かせられた 勇人「わー!!泣」 森田「落ち着くまで手足自由にしません」 ササッと手足を処置台に紐で抑制され動かせないようにされ、ますます涙が溢れてきた 勇人「はっはっはっ!グズグズ!泣」 森田「深呼吸」 勇人「ハァハァハァ!泣」 森田「深呼吸は?」 勇人「できっない!泣」 あっゔ!! 勇人「あっあっ泣」 ズボッと指を口の中に突っ込まれ軽く舌を押された 勇人「あゔ…はぁ…ハァハァ!!泣」 森田「ゆっくり吸う」 やだやだやだ!!泣

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