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堕落の都SODOM:穴叩きの刑
黒い翼を持つ貴族風の男が、ギロチン拘束台に繋がれた青年の髪をグイッと掴み上げる。
「いいか?ディミトリス。私がお前を性奴隷 として買い取ったんだ。ご主人様 の言うことは絶対、なのに、お前はメス穴開発を嫌がったな?」
「──い、嫌がってなんかいません…!ご主人様 、お許しください…!」
必死で顔を歪め、首を左右に振りながら命乞いをするディミトリスと呼ばれた青年を見下ろし、中年の外見をした貴族の男はフンと鼻を鳴らした。そして、いかにも残忍な表情でニヤリと笑みを浮かべる。
「口では何とでも言えるが、お前の態度はそう言っていないのだよ。心の底からメスになるまで、たっぷり処刑してやる。…おい、始めてくれ。」
「あいよ。」
トカゲの頭をした、全身緑色の鱗で覆われた身長二メートル以上はありそうなリザードマンは、腰布を捲り上げて、隆々と勃起した牡のモノを見せ付けた。その外見のあまりのグロテスクさに、シンジは息を飲んで固まってしまう。
トカゲ男の逸物 は、体格相応に反り返って巨大である上に、紫色をした先端から根元まで、真珠の粒のような幾つもの疣 で覆われているのだ。見るからに硬そうな突起が無数にある怒張したモノで尻の穴の中を抉られたら、一体どうなってしまうのだろう。あんな凶悪なモノを突っ込まれ、出し挿れされるなんて、絶対に無理に決まっている。見ているだけで、握り締めた拳の中にじっとりと汗が浮かんだ。
「おい、処刑人。早く突っ込め!」
「そのいかつい立派なモンで、人間をヒィヒィ鳴かせろよ!」
人外の形をした怒張の先端が、あらかじめ塗り付けておいたのだろうローションがこぷりと溢れるディミトリスの剥き出しになった奥の穴にぴったりと宛がわれる。口々に囃 し立てる観衆のヤジと共に、処刑が始まった。
「ひぃッ──!嫌だぁっ…!尻が…尻が壊れるっ──!」
「壊れはしないさ、充分に慣らしてやっただろう?…だが、今、『嫌だ』と言ったな?反抗的な態度だ。穴叩き、もう二十回追加してくれ。」
「イ…いィぃっ、ひ──ぎぃッ──!」
みちみちと穴を押し広げ、トカゲ男のグロテスクな牡がディミトリスの中に入り込んでいく。イボイボだらけの牡茎を挿入される圧迫感に、青年の顔が激しく歪んで、拘束器具をガタガタと鳴らしながら腰を揺らして無意識に逃れようとしていた。
だが、そんな青年の腰を捕まえて、処刑人は処刑の槍にふさわしい形状の怒張をゆっくりと中に押し込んでいく。凹凸のあるモノが少しずつ内壁を抉り付ける度、身動きのできないディミトリスの身体が面白いようにビクビクと跳ね上がった。
やがて、トカゲ男の逸物 の切っ先がこつんと奥に当たったのだろう、一際大きな悲鳴を上げて、ディミトリスはがくりと頭を垂れた。限界まで押し広げられた穴の縁がきゅうきゅうと締まって、挿れられた牡をきつく締め付けているのが遠目からでも解る。
「おいおい、まだ突っ込んだだけだぜ?これからが処刑の本番だ。さあ、やるぞ。穴叩き、いーち!」
チラチラと、二股に割れた舌を覗かせながら処刑執行人のリザードマンが嗤う。そして、ディミトリスの中に飲み込ませた怒張をぬぷぬぷ引き抜くと、次の瞬間、ぱちゅん!と音を立てて再び奥へと突き入れた。
「いアああアッ…!し、尻がぁ──ッ…!尻の…穴が、…だ、駄目に…なるっ──!」
「どうだ?穴叩きの味は。──結腸までは抜くなって言われてるからな、前立腺だけでメスにしてやろう。そら、次行くぞ。にーい!」
ごりゅっ!ずりゅっ!と肉壁の中の弱点を擦り付けられ、おまけに括約筋をデコボコしたモノで刺激され、立ちバックで処刑を受けるディミトリスの顔が見る間に涙と涎でぐずぐずになっていく。そんな性奴隷の姿を見て、持ち主である貴族の男は、既にしっとりと汗ばんだ金髪を愛玩するように撫でた。
「あと六十八回。これを受ければ、お前も素直なメスになる。…おや、お前、今…首を横に振ったな?それは拒絶か?──処刑人、あと三十回だ。合計百回も穴叩きを受ければ、これも素直になるだろう。」
「あア…ひぃっ!──そ、そんなぁッ…!」
残酷な宣言を受け、ボロボロと涙を流す性奴隷を意にも介さず、奥の壁を突いたトカゲ男の怒張が再びぐぷぐぷと引き抜かれた。
「さーん!」
ばちゅん、と奥を突かれ、ディミトリスの下腹部でいつの間にか昂ぶっていた牡茎の先端から先走りの雫がとろりと零れ落ちる。それを目ざとく見つけ、貴族の男が声を立てて楽しそうに笑った。
「ほら、言った通りだろう?ココを突かれると、誰だってメスになれるんだ。そのまま派手に射精して、立派なメス奴隷になったお前の姿を観客全員に見せてやれ。」
手にした乗馬鞭の先で、ディミトリスの勃起した牡を軽くつつく。それだけで、見物人からは盛大な歓声と拍手が上がった。
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