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 怒って拒絶しているくせに、先端を押し当てるとその後孔は収縮して期待を滲ませる。  亮雅が後ろから羽交い締めにして脚を大きく開かせているお陰で、先を捩じ込むとそのまま肉輪が拡がってズブズブと俺の屹立を飲み込んでいった。  抵抗しているからか、キツい締め付け。  でも、腸壁は妖しく動いてその先の快感を求めているのを隠しきれていない。 「圭斗のをそんなすんなり受け入れるって……どれだけ経験してんだよ」  亮雅が笑いながら胸に手を回す。 「う、るさいっ」  ギリッと歯を噛んでいるが、その堪えるギリギリの表情はすぐにでも啼かせて堕としてやりたくなった。  膝に手を掛けて腰を引く。 「ん……ぅあっ!!」  グンッとまた一気に埋め込むと、獅子谷は身体を仰け反らせて声をあげた。  生き物のように(うごめ)いて締め付けてくる内壁。  パンッと打ち付ける度にトロトロと溢れている白濁。 「何?もう軽くイってんの?」  ヒヒッと亮雅が楽しそうに笑って体をズラした。  そのまま膝を付いて獅子谷の隣に回ってきてスラックスを脱ぎ捨てる。  パンツのゴムをズラして屹立を取り出すと、髪を掴んで獅子谷の口元に押し付けた。  獅子谷が喘ぎを漏らした隙に亮雅は容赦なく捩じ込んで腰を振る。 「ん、ぐっ……ぅうっ……っ」  呻くその姿を見つつ、俺も律動を速めた。  いつの間にか嫌がる素振りは見せなくなって、押さえていないのに足もバタつかせなくなる。  とろんと表情を溶けさせて、むしろ自ら亮雅のモノにしゃぶりつく姿にイラッとした。

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