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第1話
今日は待ちに待った、長期休みの初日だ。
この日を心待ちにしてた学生は多いだろう。ゼミのみんなも、旅行やら、サークル活動やら、それぞれ遊びに行く予定で盛り上がってた。
でも多分、俺よりも今日を待ち望んでたヤツはいないと思う。
「うわ~、貞操帯パンパンにするくらい勃起しちゃってw痛くないの?ハル先輩」
目の前の男の名前は、ミヨシ。3ヶ月前、俺にこの貞操帯をつけた張本人だ。
…そう。3ヶ月。性欲旺盛な年頃の健康優良男児に、3ヶ月も貞操帯をつけっぱなしにしたくせに…ミヨシは俺を見下ろしてニヤニヤ笑ってた。
高校の後輩であるミヨシとは、家が近いこともあって今でも仲良くしていた。高校を卒業して、アダルトグッズのお店を立ち上げたって聞いた時は正直驚いたけど、陽キャで女にモテるミヨシらしい選択だ、とも思った。
一方の俺は、女の人とそういうことをした経験もなければ、大人の玩具を買う度胸もない小心者。大学に入って一人暮らしを始めてから、ようやくオナホを買ったくらいだ。性欲は人並みにあるし、エッチなことに興味もある。ただ最後の一歩が踏み出せないでいた。
そんな俺にミヨシは、会うたびに色んなエログッズやエロ知識を教えてくれた。ミヨシは話上手だし、自分が知らなかった大人の世界の話を聞けるのは楽しい。さすがに際どい話題に(俺が童貞だとか)触れる時は、ごまかすのに苦労したけど。
何ヶ月かして、ミヨシとの下ネタトークが当たり前になってきた頃。
「これ、今開発中の貞操帯」
そう言って見せられたモノは、明らかに男性用の形だった。軽いSMグッズなら扱ってるのは知ってたけど、これはなかなか本格的なやつだ。金属製で、南京錠までついてる。
――ハル先輩、こういうの興味あるでしょ?
とでも言わんばかりに、ミヨシがこっちを覗き込んできた。
こいつに色々教えてもらった数ヶ月で、俺のエロ関連の趣味は完全にバレていた。縛るより縛られてみたいとか、オナ禁が好きとか、寸止めオナニーにハマってることまで。
十代で会社を立ち上げただけあって、ミヨシのトークスキルは半端ない。会話の流れで自然に、相手の話しづらいことまで引き出してくる。だから俺はいつもミヨシの口車に乗せられて、べらべらと自分の恥ずかしい趣味嗜好を山ほど打ち明けてしまってた。
「ウチで出す初のオリジナル貞操帯なんで、今テスター募集してて」
その『テスター』が俺を指してることは明らかだった。話に耳を傾けるふりをして、ミヨシの手にある貞操帯を凝視する。留め具の溶接もきれいで、頑丈そうな作り。普通に買ったらそこそこ値が張りそうだ。
この金属の筒でちんぽ包まれて生活するって、どんな感じなんだろう…。俺はゴクリと唾を飲み込む。
小心者とはいえ、俺だって男だ。話を聞いてるだけじゃなく、実際に使ってみたくなったことも一度や二度じゃない。だけど俺にも、先輩としてのプライドがあった。つまりその、いくら仲が良くても、後輩から直接買うとか貰うとか、そんなことは断固避けたかったわけで…。
だから、最初は冗談ぽく笑ってかわしてた。でも結局、得意の口車で押し通されてしまい、俺はテスターになることを引き受けてしまった。エロの誘惑には勝てない。
貞操帯は貰ったその日につけた。本音を言えば、手に入れたくてしょうがなかったのだ。でも安物はよくないって聞くし、ちゃんとした品は貧乏学生にはちょっと手を出しにくい値段で、ずっと買い渋ってた。それがタダで手に入ったことで、俺は完全に浮かれていた。
……だから鍵がないことに気付いたのは、南京錠の装着が終わった後だった。
焦ってミヨシに連絡したら、返ってきたのは「今ちょっと忙しいから、1週間後に」という無慈悲な言葉。
次に来た連絡でも「まだ手が離せない」と言われ、1週間が1ヶ月に延びた。経験したことのないオナ禁期間に、思考力がガタガタと落ちていく。焦りがつのる。
文句の一つでも言ってやろうと携帯を握るも、思いつくのは『射精したい』という言葉だけ。俺は頭を抱えた。
そうこうしてる内に連絡が来て、また延期。1ヶ月が2ヶ月になってしまった。さすがに「なんとかならないか」と食い下がったけど、のらりくらりとかわされる。向こうにはもっともらしい言い訳があって、暇人大学生の俺には何も言えなかった。
そしてついに、2ヶ月が3ヶ月に延びて…焦らされて、焦らされて、もう限界だった。もはやミヨシに対する怒りより、焦りの方が強くなっていた。
毎日先走り垂らして、腰カクつかせて。
ちんぽイきたくて、ザーメン出したくて。
暇さえあれば射精したいと考えてた。
次に連絡が来たら、たとえどんな理不尽な交換条件を出されても、従ってしまいそうだった。このまま射精できないくらいなら、俺のちっぽけなプライドなんて……。
そんな風に思い始めた頃、ようやくミヨシから連絡が来た。
『待たせてごめんね、ハル先輩。いっぱい溜めて辛かったでしょ?
ハル先輩が次の長期休みに入るくらいで、やっと時間取れそうなんだ。
丸一日かけてたっぷり出させてあげるから、その時また試作品のテスターやってくんない?』
まともな状態なら絶対に断るだろう誘い。
でも俺は、まるで天の助けが来たかのように喜んで、ミヨシの誘いに飛びついていた。
そして現在。
「…ッく……っはやく、取ってぇ………ッ♡♡」
俺は後輩に向かって、懸命に腰を振ってお願いしていた。だってそうすることしかできないから。
「そんなに待ちきれないんだ?せっかく優しく取ってやろうと思ってたのに…やらしく腰振っちゃって。ハル先輩の変態」
「ちがっ…これは、お前がぁ…っ♡ぅあぁぁあんッッ♡♡」
「え~wちょっとwギチギチの貞操帯、無理やり引っこ抜いて普通こんな感じる?ちんちんガチガチなまんまだし」
勃起したまま引っこ抜かれたせいで、ちんちんの根元が痛い。痛いけど、やっとのことで外してもらえた。
ミヨシは面白そうに俺の皮被りちんぽをつまむ。皮が下にずらされ、亀頭が半分くらい顔を出した。
「うわ、皮ん中チンカスまみれじゃん…クッサ!」
「……っ♡いわな…でぇ…っ♡」
ミヨシは普段からタメ口だし、軽口も言い合う仲だ。だけど今日は、いつもよりだいぶ口が悪い。
「どお?普段自分が使ってるベッドに拘束される気分」
とにかく早く貞操帯を外してほしくて、射精したくて、ベッドに縛ると言ったミヨシを拒否れなかった。
だから俺は今、全裸になって仰向け大の字で寝かされ、両手両足をベッドの支柱と結ばれている。このロープも試作品の一つらしく、肌に優しい作りだとかなんとか。
(確かに縛られてみたいとは思ってたけど、初めてでこんなことになるなんて…っ)
男同士とか、そんなのはとっくにどうでもよくなってた。むしろこうなった原因はミヨシだから、ミヨシ以外のヤツにされる方が恥ずかしい。
「これからココ、ザーメンまみれになっちゃうけど…縛らせてくれたってことは、いいんだよね?」
ベッドを指してミヨシが言う。
「いいっ…いいからぁっ♡お願いっだ♡早く、早く射精させて…っ!」
俺は動かしづらい腰をクネクネさせて、精一杯ミヨシに媚びた。
「ふふ、イイコイイコ。3ヶ月もよくがんばったね~♡実はこの貞操帯、短小用すぎてテスターなかなか見つかんなかったんだよ。ハル先輩がいてくれて助かったわ♡」
「…ふぅ、っぐ……」
新たな事実に唇を噛む。ちくしょう、サイズの話なんてしてなかったのに…騙された。
「涙目かわいい♡大丈夫だよ、俺は気にしないから。ちゃんと我慢できたご褒美に、奥手なハル先輩が一生味わえないような気持ちいいこと…ぜーんぶしてやるからね♡」
「ひっ?♡ち、ちくび…っ♡やめろぉ♡」
ミヨシのゴツゴツした指が、俺のビンビンに勃起して固くなってる乳首をつまむ。
「こんなにシコらせといて何言ってんの。どーせオナニーの時に散々いじってたんだろ?みっともねぇデカ乳首しやがって♡」
「くひぃぃ…♡ひ、ひっぱらな…っ♡」
軽く引っ張られただけなのに、自分でするのと全然違った。ビリビリって電気みたいに快感が走って、ガチガチのちんぽからダラダラ先走りが漏れてく。
「ほ~ら、両手でつまんでシコシコ♡コリコリ♡」
「ふあぁぁあ…っあ♡あっ♡あっ♡」
つままれたまま、指先で転がすようにいじくられる。いやらしく育ちきってる乳首が、ミヨシの指先で弄ばれる。
(だめっ♡これ気持ちよすぎっ♡人にされるの気持ちよすぎるっ♡さきっぽ♡コリコリされちゃってるっ♡)
「コリコリシコシコされて気持ちいい?コリコリ♡コリコリ♡」
「んあっ♡あっ♡あぁっ♡♡あぁん♡」
(漏れちゃう♡恥ずかしい声出ちゃうぅっ♡)
「女の子みたいに声出しちゃって。気持ちいいって言ったらもっとしてあげますよ?♡」
「きっ…きもち、いっ♡きもちいいっ♡ちくび気持ちイイ♡ぁんっ♡乳首コリコリ♡あっ♡きっ気持ちいいよぉ♡」
言ってる間、焦らすように乳輪をカリカリ引っ掻かれて、思わず胸を突き出してしまう。
「よく出来ました♡はい、ご褒美コリコリ再開~♡」
「あぁ♡あっ♡あ~~~っ♡へぁ~~…っ♡♡あっ♡あっ♡ちくびぃ♡」
「あーあw腰へこつかせちゃって。先走りでびちょびちょ♡面白いからもうちょっと声聞かせてよ」
乳首を引っ張ってたミヨシの指に、ぎゅっと力が入る。
「ふぅぅ゛♡いやっ♡つよいぃ♡だめぇ♡」
逃げようとするけどミヨシは指を離してくれない。引っ張ったり戻したり、つまんだ先端をカリカリ引っ掻いたりして、俺の反応を楽しんでる。
「ミヨシぃ♡やだぁ♡気持ちよくなっちゃうからぁっ♡もう乳首やめてぇぇ♡」
先走りを腹の上に撒き散らしながら懇願した。ミヨシは余裕の笑みで「ん~?」とか言いながら、俺のデカ乳首を限界まで引っ張り上げてしまう。つられて背中がそるけど、女の子みたいに伸ばされた乳首を見ると、興奮が止まらない。
「ほら見てよ、先輩の乳首…こんなに伸びちゃった♡」
「やっ♡やら♡見ないでっ…♡」
「なっさけねぇマゾ乳首。どんだけチクニーしてたの?」
「っ……♡」
「答えないと乳首取れちゃうよ?」
「ひぃっ…♡いっ…いつもぉ♡いっつもしてたっ…♡ちんちんイけなくてつらいからっ♡毎日乳首いじってたぁぁっ…♡」
(言わされちゃった♡毎日チクオナしてた変態だって♡自分から言わされちゃったぁぁ…♡)
「やっぱりこのデカさはそうだよなwひどくされてんのに先走りダラッダラこぼしちゃって…本当エッチだねハル先輩は。俺にこんなとこ見られて恥ずかしい?」
「恥ずかしいっ♡恥ずかしいよぉ♡もうやめてぇぇ…ちんちんいかせてぇ♡」
「しょうがねぇなー。じゃあまずはそのチンカスだらけのきったねえチンポ、綺麗にしないとね」
「ひぃんっ…♡」
乱暴に乳首を離されて、また上ずった声を出してしまう。最後は押しつぶされるくらい強く摘まれてたから、まだ乳首がジンジンしてる。それに合わせるようにして、腹にへばりついてるちんちんから、トプッ…トプッ…とカウパーが漏れ出ていた。
「…じゃーん。下ろしたてのガーゼと、当社オリジナルの温感ローションでーす」
後ろを向いてしばらくゴソゴソやってたミヨシが、満面の笑顔で戻ってきた。
「……?っ♡」
「おら、ボケっとしてないでおねだりしろよ」
首をかしげる俺に、もはや後輩どころか友達ですらないような言葉遣いで命令してくるミヨシ。言われるがまま、俺の口は勝手に動いた。
「ぁ…っち、ちんぽ♡俺のちんぽっ♡綺麗にして♡」
「そんなんじゃ全然ダメ。先輩みたいな射精管理されてる変態マゾには、もっとふさわしいお願いの仕方があるだろ」
「……~~~~ッ♡」
射精管理されてる、変態マゾ…。
そう言われて、今までにないほどの快感が全身を駆け巡る。
(ミヨシの言う通りだ…っ♡俺、射精管理されてるっ♡後輩に、射精管理されてたんだっ…♡なのに縛られて♡乳首とちんちん固くしてっ♡射精おねだりしちゃってる♡こんなのマゾ以外の何者でもない…っ♡)
焦らされてるのに一生懸命我慢して、射精させてって媚びまくって、恥ずかしいのに感じて。後輩相手に。
(俺…変態だったんだぁ…♡♡♡)
「ね、ハル先輩。変態マゾにふさわしいおねだりの仕方、教えてあげよっか?♡」
ミヨシが耳元でささやく。続けて教えられる言葉に、ゾクンと足の裏から快感がかけ上げってきて、思わず内股になって足の指を丸めてしまった。
震える口をなんとか動かし、恥ずかしい言葉を言う。
「ぼ…僕のマゾチンポ♡チンカスまみれの汚い短小包茎チンポ…っ♡き、きれいにしてくだひゃい…っ!お、ねがい…します♡」
(後輩に敬語なんて…っ♡ミヨシのドS♡♡こんなこと言わせるなんてひどいぃ…♡)
「そんなに言うなら仕方ないなー。じゃあ皮剥いて…はい、亀頭こんにちは~」
敗北感に打ちのめされてると、ミヨシは優しさのかけらもない手付きで、濁った先走りを漏らしてるちんちんの皮を一気に剥いてしまう。敏感になってるせいで、空気に触れただけでちんぽがビクンと反応した。
「うへ~w握ってるだけでビクビクして、先走り垂らして…やーらし」
「…ぁ…は、ぁぁ…♡」
「てか俺の手で全部隠れんのなw人差し指外さねーと亀頭見えねえよ、ちっさすぎw」
ミヨシの手はひんやりしてて、気持ちよかった。バカにされてるのに、腰を上下に動かしたくなってきて、拳を握りしめてそれに耐える。ここで腰ヘコなんかしたら、もっとバカにされてしまう。
敗北感と恥ずかしさから逃れるために、俺はぎゅっと目を閉じた。
「完勃ちでこれとか無様すぎんだろ…それっ♡」
「っあ!?♡あひぃぃいいッ!?♡♡」
びゅるっ…。
目を瞑ってたせいで、何が起きたかも分からなかった。ぬるぬるしたものが亀頭に当たって、ズリュズリュッと動かされた。
「ははは!びっくりしてちょっとお漏らししちゃったね、精液w」
おそるおそる目を開けると、片手にちんぽ、片手にガーゼを持ったミヨシが見える。濡れてるガーゼからは、とろっとした液体が糸を引いて亀頭に繋がっていた。
「な…なに、それぇ♡」
「これ?ローションガーゼだよ。M男はこれで亀頭ゴシゴシするとたまんなく気持ちいいんだってさ。…でもさぁ、まだイっていいなんて言ってないよな?躾のなってないチンポは、M男用のコックリングで縛っちゃおうね♡」
抵抗することもできないまま、まだガチガチのチンポの根元がゴムのリングで縛られた。ついでとばかりに、金玉の根元も同じやつで縛られる。
「普通のコックリングよりもきつく締まって、射精しづらくなるように作ったんだよ。締め付けきつすぎて萎えるのがフツーだけど、ハル先輩は大丈夫そだね♡どう?出せそう?」
「~~っあ♡あぅぅ…っ♡でっ…出ないぃ♡ぎゅうぎゅうでっ♡出せないぃぃ♡」
ちゅこちゅこと軽く扱かれただけだけど、多分何もなかったら精液漏らしてた。コックリングがしっかりせき止めてる。
「んじゃ、これはSSサイズ用だな。小さく作りすぎたわ」
「あぁぁ…っ♡」
びたびたと片手で竿をはたかれる。根元の皮が思い切り引っ張られて痛いのに、勃起が収まらない。
「なっさけねー顔wでも仕方ないよねぇ、ハル先輩が堪え性のないマゾチンポだからこんなことされちゃうんだよ?じゃあ引き続きキレイキレイちまちょうねぇ~♡」
悪魔みたいな薄ら笑いをして、ミヨシはローションをたっぷり含ませた新しいガーゼを持った。俺が息を吸ったタイミングに合わせ、ぐりゅんと亀頭を擦る。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ♡♡」
たったの1往復で、体がピンとのけぞってしまう。縛られているせいかさっきより感度が高い。
「まっへ♡あ゛っ♡ミ゛ヨシ…っ♡まっへぇぇ♡♡あ゛っ♡あ゛~~~っ♡♡」
体がガクガク揺れる。ちんぽがっちり掴まれて、逃げられない。ミヨシは俺の制止を無視して、続けて何度も亀頭を擦る。
「きちゅいっ♡これきちゅいのぉおお!♡♡ごしごしきちゅいいいっ!!♡♡♡やめへぇぇっ♡ゴシゴシやめてぇぇぇっ!!♡♡」
ミヨシはガーゼを動かし続けた。懇願は完全に無視されてる。両手両足をやみくもにバタつかせるが、全く動けない。ベッドがギシギシいってる。逃げられない。パンパンに腫れた亀頭が容赦なく磨かれる。
「あっ♡あ゛♡カリだめ♡カリんとこらめっ♡♡♡あ゛♡うっうらすじぃ…い゛ッ!?♡裏筋ゴシゴシもらめぇぇッ♡あ゛あ゛あ゛ッ♡♡ごしごしきちゅいいぃ♡ぜんぶきちゅいのぉッ!♡ごしごしやめへぇぇ♡あ゛ッ♡あ゛ッ♡でちゃっ♡出ちゃう♡おしっこでちゃう♡♡出ちゃうからぁぁっ!!♡♡あ゛~~~~~~~ッ♡あ゛あ゛~~~~~~~ッッ……♡♡♡」
ジョボッ…ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!プシャッ…!
「……あーあ♡せっかく綺麗にしてやったのに、亀頭磨かれただけで潮吹きしちゃった」
「はーっ♡はー…っ♡ぁ……っ♡」
(お、お漏らし…しちゃったぁ♡これが、潮吹き……っ?♡)
のけぞって、膝と腰をガクガクさせながらミヨシを見上げる。舌を突き出してはへはへ言ってる俺を鼻で笑い、ミヨシはようやく手を離してくれた。
一気に攻め立てられたから、顔は汗やよだれできっとひどい状態だ。根元縛ってあるから出ないと思ったのに、それでも少し漏らしてしまった。それくらいきつくて…気持ちよかった。自分じゃ絶対できない。
余韻でまだ亀頭はじんじんしてる。
「どうせ普段は、このダルダルな皮で皮オナばっかしてんでしょ。そんなんだからいつまでたっても弱々敏感チンポなままなんだよ、ハル先輩♡これじゃクリトリスとかわんねーじゃん」
「……っ…は…はへっ……♡」
バカにされてるのに、亀頭とぴんと弾かれるだけで情けない声が出る。
「じゃー充分落ち着いたと思うんで、リング取るね」
縛られてる痛みから解放されるのはよかったけど、いざ外れたら外れたで、この先に不安を感じた。正直、このM男用コックリングがなかったら、潮吹きじゃ済まなかった気がするから。
「じゃあ次いくよ。まずは、たーっぷり温感ローション垂らして~…」
ぬちょっ…ぬちゅうううう……
「っ……えっ?そ、そこは…っ」
リングが外れた解放感にひたるのも束の間、俺はギクリとして、股間の方を見た。左手でローションのボトルを押して、受け手側の右手を金玉より下の位置に添えてるミヨシ。どこを狙ってるかは明らかだ。
「ケツ穴だけど?前立腺くらい知ってるでしょ。処女穴たーっぷりいじめてあげますからね♡」
「やだっ…アナルは、俺っ♡そんな趣味ない…っ!」
「何今更まともな男ぶってんの?あんたみたいな変態は、ケツがまんこになってるくらいが丁度いいんだってwほ~~~ら…入る、入る♡入っちゃう~~~♡」
「あっ♡やぁっ……くぅぅん…♡♡」
抵抗らしい抵抗なんてできるわけもなく、ミヨシのたくましい指が俺のアナルに侵入してくる。
(だめっ♡だめぇ♡このままじゃ俺…っ♡アナルまでされちゃったら♡戻れなくなるっ♡童貞なのにお尻で感じる変態にされちゃうぅ…♡)
にゅる…ずぷぷぷ♡にゅぷん♡
「あ……あっ♡あぁ…♡♡」
「あっさり指くわえちゃったね♡ハル先輩のケツマンコ、嬉しそうに俺の指きゅんきゅんしめつけてくるよ。ほれ♡ほれ♡」
ブチュップチュッグポッ…
いやらしい音が耳を犯す。アナルに感じる確かな異物感で、そこを開発されてる事実をつきつけられる。
グチュ、プチュ、グチュ、グチュ
「ひっ…♡やっ♡あっ♡だめ♡だめ♡出し入れっ♡するなぁぁ♡」
「中ぬるぬるで気持ちいいね~?俺の指、根本までずっぷりくわえて喜んでんじゃん。おちんちんが嬉し涙でびちょびちょだよ♡」
「え…やだっ♡ちがうっ♡ちがうぅぅ…っ♡」
「ちがわねーだろ変態w前も後ろもビチョビチョにしやがって、感じまくりじゃねーか」
「ひぅぅ♡うぁんっ…♡」
(ゆっ指が♡中でぐりゅんってぇ♡かきまわされっ♡動かされるたびにちんぽビクビクしちゃってるっ♡)
「…もっと太いの入れて欲しいんじゃないの?」
「あっ♡あぅぅっ…♡」
(あ、あぁっ♡指、増やさないで♡中広げないでぇぇ♡)
「じゃあこれ、入れるよ?いいよね?」
「っ……♡あ…♡」
二本の指で中を広げられたまま、竿の横にぴとっとシリコンらしき棒を当てられた。
この形は知ってる。前にミヨシに教えてもらった、エネマグラというやつだ。
でも俺が知ってるものより太くて長い。まるで大きさ比べみたいに横に並べられてる、俺のちんこよりも一回りでかい。一番太いところで、ミヨシの指三本分くらいはある。
(こんなの入れられたら…っ♡)
ドキドキしながらエネマグラとミヨシを交互に見てると、にやりと笑ってアナルをさらに開かれた。
「ハル先輩のココ、もう待ちきれないってひくひくしちゃってる♡自分のちんこよりもでかいの入れてほしがってるトコなんて、もうまんこだねw」
―――変態♡
耳の間近でなじられる。ピクンピクンしてるちんぽにエネマグラをこすり付けられ、先端が徐々にちんぽから金玉、玉裏を順に辿っていった。
すでにほぐされて、ローションでぬるぬるになってるアナルは、何の抵抗もなく太いエネマグラの先を迎え入れた。
「はぅぅ…♡入っちゃ…うぅぅ♡」
ミヨシは力をゆるめず、指が届かなかった奥の方までエネマグラをねじ込んでくる。苦しいのに、太い肉棒に奥まで征服されてることに、思わずうっとりしてしまう。
俺は我慢できなくなって、中をきゅんきゅんとしめつけながらミヨシに頼んだ。
「おねがっ♡ちんぽもしごいて…っ!♡シコシコしてぇ♡♡」
「ふーん?ケツマンコにぶっといの入れられながら、後輩の俺にちんぽシコシコして欲しいんだ?」
「~~~~っ…♡♡」
恥を忍んで、コクリと首を縦に振る。頭の上で、ミヨシが「ぶはっww」と吹き出してるのが聞こえた。
「くく…いいよ♡じゃあ先にこれ、根元まで入れちゃおうな♡」
「あぁぁんっ♡」
にゅぷぷ…っ、とエネマグラが一番奥まで入ってくる。玉の裏のとこに固定用の小さなボールが当たった。これでたしか、抜け落ちたりしないで前立腺マッサージする、とかだったはず。
筋肉の動きに合わせて勝手に動くから、ハンズフリーでも開発されてしまう…らしい。
(で、でもこれでやっと…♡やっとちんぽイけるっ♡)
「ほら見てハル先輩、かわいいチンポにローション垂らしちゃうよ~」
「ぁ……♡ぅあ…ぁ…っ♡」
先っぽからさっきの温感ローションが垂らされて、ぬるぬるにコーティングされていく。人肌よりちょっと温かく感じるそれは、ビクビクと震えてる勃起チンポの興奮をさらに煽った。
(あっあ♡すごいぃ♡このぬるぬるでシコシコされちゃったら♡すぐ出ちゃいそ…っ♡)
「じゃーん。ここでまたまた新商品」
「んっ…♡なに……て、手袋?」
「そ♡こうしてはめると…ほら、手のひらの方はこんななってんの」
「ッ!!ひ……っ♡♡」
思わず引きつった声が出た。透明なゴム手袋に見えたそれは、内側にびっしり突起物が生えている。
「これ結構冒険した商品なんだけどさ。触手に搾精されたい願望の人とかっているっしょ?それを再現してみたんだよね。中央部分の丸いイボイボと、周りのとんがってるこれ、虫の触覚みたいなの。これで触手に包まれてる感を出しま~す♡あ、もちろんシリコン製だから痛くはないよ♡ほら」
ぬとぉ……♡ずるずるずるっ!!♡
「きひぃぃっ!?♡♡♡」
「どう?ハル先輩、感想聞かせて?」
「あ゛あ゛ぁぁっ!♡ぉ゛っ…♡まっへ♡い゛っ♡いぎなりぃぃっ♡」
刺激が強すぎて、感想を言うどころじゃなかった。
ミヨシの手にすっぽり握り込まれる俺のちんこ。外側のトゲトゲが甘咬みされてるみたいに絡みついて、真ん中のイボイボは亀頭や裏筋をこねくり回してる。動かされるとヨダレみたいにぬるぬるのローションが滑りをよくして、ほんとに触手に包まれてるみたいだ。
「イくっ♡いぐっ♡イぐぅぅ~~~~ッ!!♡♡」
「…っと、あぶねーw」
「んくぅぅ…っ♡♡」
イく寸前で、ミヨシは無情にも手を離した。もう今すぐにでもイきたくて、うらめしげにミヨシを睨みながら腰をカクカクさせてしまう。
「そんな目で見てもダメ~♡たっくさん寸止めしてからのがきもちいーからね♡わかるっしょ?」
ツイー…と、指先で下から上に撫でられる。
「あ、あぁっ♡あっ…♡」
「だから、た~~~っぷり、焦らしてやるよ♡」
「ひぅ゛っ♡っひぃぃ~~~♡あひぃぃぃ~~~…♡」
今度は触覚がびっしり生えた指で、ずりゅずりゅと亀頭を撫で回される。小さい子の頭を撫でるみたいに。
(無理っ♡こんなの無理ぃ゛っ♡♡イぎだいっ♡イ゛ぎだいよぉぉ♡♡)
喉をそらすと、次から次にみっともない声が出てしまう。なんとかイけるように腰を振ってミヨシの手にチンポをこすりつけるけど、見透かしたみたいにイく寸前で毎回手を離される。
エネマグラを入れてるお尻の穴もきゅんきゅんしてきて、動きに合わせたボールが玉の裏の気持ちいいとこをぐりぐり刺激してくる。
「気持ちよさそうだね~ハル先輩♡舌突き出してアヘっちゃってwほら、イけない程度にゆっくりシコシコ~♡」
「~~っほぉ゛♡♡んぉ゛~~~ッ♡♡」
「からのー、亀頭よしよし~~♡」
「あ゛~~~~~っ♡あ゛~~~~~~っ♡♡♡」
「はいストップーw」
「あ゛っ♡やぁぁっ♡♡やっ…♡も、イぎたいぃっ!♡イかせてぇぇっ…!♡♡」
(腰のクネクネ止まらないぃ♡エネマグラが中でごりごり動いてるのにっ♡腰振っちゃう♡このままじゃお尻の気持ちいいとこも開発されちゃうっ♡気持ちいいとこばれちゃうぅぅ♡)
「今度は先っぽから、吸い付かれるような感じで扱いてみよっか?ほれほれw」
ずにゅにゅにゅぅ……ずるぅ~~~~~♡
「ひぃぃぃ~~~!?♡♡やだやだやだぁあっ♡♡いひぃぃぃ~~~…っ!♡♡」
(亀頭から触覚のゾリゾリぃぃっ♡根元まで一気にっ♡あぁぁ~~っ♡当たるっ♡♡イボイボがじゅっぽり♡吸い付かれた亀頭に当たってこね回されてるぅぅッ♡)
ずるるぅ~~~♡ぬちょっ♡ぬちょっ♡ぬちょっ♡
「んひッ♡ひぃ♡これだめぇぇ♡♡ミヨシぃ♡これやばいぃぃ…っ♡♡」
「だろうねー。上からずるずるーって皮引っ張られるから、敏感亀頭も容赦なくこね回されるもんな♡」
ちゅこっ♡ちゅこっ♡ちゅこっ♡ちゅこっ♡
「ひっ♡ひぃ゛っ!?♡ぅひっ♡ひっ♡あ゛っ♡」
(イぐっ♡♡今度こそイぐ♡もう出るぅ♡ミヨシにばれないようにっ♡早く出したいっ♡やっとイけりゅ♡ザーメンびゅーびゅーできるぅぅ♡)
ぷぴゅ♡ちゅこ♡ちゅこ♡ぷぴ♡ちゅこ♡ちゅこっ♡ちゅこ♡
「あっ♡ふぅ゛♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
(きもちい♡シコシコきもちい♡触手手袋しゅごっ♡)
ちゅっこ♡ちゅっこ♡ちゅっこ…♡にゅるぅぅ……♡ちゅこちゅこちゅこっ♡
「んぅ゛~~~~っ♡♡♡んっ♡んっ♡んん♡♡」
(くるっ♡出る出る出るっ♡もう出る♡イく♡イッくぅ~~っ♡♡)
―――ピタ。
「…っあ………~~~~ッッ♡♡」
金玉がせり上がってきて、今にも射精できそうになった瞬間。ちんぽ全体に感じていた気持ちいい刺激がなくなった。
「イけると思った?ざんね~ん♡」
勝ち誇ったミヨシの顔が近づいてきて、絶望的な宣告をされる。
「うぅ…♡うくぅぅ゛……ッ♡」
「ハル先輩、アクメ顔わかりやすすぎw歯食いしばって必死にイこうとしちゃって♡バレバレだっつーのww」
「ゃ、や……っも…イかせてっ♡…もうイかせてよぉぉっ♡♡」
「んー?そんなにイきてーの?」
触れるか触れないかの距離で筒型の手を上下に動かし、ミヨシは動けない俺を楽しそうに見ている。
「あ゛っ♡イぎたいぃ♡イきたいっ♡♡せーえきびゅーびゅーしたいっ♡♡そのままシコシコしてぇ♡♡♡」
「でもさ、もっと我慢したらもっと気持ちよく出せると思わない?ココも、もっと気持ちよくなったりしてさ…?♡」
「っ♡くぅぅんっ……♡」
ビクビクビクッ…と体が痙攣する。エネマグラの根元をとんとんされただけなのに。
そして、その時だった。
「あ゛っ!?♡♡あぁあ゛っ!?♡♡」
くにくにと左右に動いていたエネマグラが、少し奥まった所をかすめた。そしたら突然、腰全体にしびれるような快感が襲ってきた。
「あっ?♡あっ♡なに♡なんかくる♡なんかきちゃうっ♡」
アナルから尿道へ、無理やり精液が押し出されてくるように感じる。快感が強すぎてわけがわからない。
「どうしたのハル先輩?まさかチンポ触ってないのに出ちゃいそう?」
「ぅんっ♡出る♡出ちゃう♡ミヨシっ♡い、イっていい?♡もう出ちゃうの♡ザーメン出ちゃうっ♡♡」
「ぶはっ…いいよ♡おらイけ♡みじめなケツマゾアクメきめてみせろや♡」
「あっあ♡いぐっ♡イくの♡いっぱいイぐっ♡お尻いぐ♡お゛~~~~~ッッ♡♡いっぐぅ~~~~~~!!!♡♡♡イグゥ~~~~~~!!!♡♡♡」
トプッ……トプトプッ…トロォォ―――…。
「ぉ゛……っ~~~~~~♡♡♡」
(え、なっ…なにこれ♡やだぁっ♡止まらないっ♡とろとろ出てくるだけで全然止まらないぃ♡)
トロ……トプトプトプ…トロォ――…。
「きひぃぃ…~~~~ッ♡♡……ひぃっ♡……ひぃんっ♡♡」
(くるひっ♡無理やり絞られてるみたい…っ♡ち…力、はいらな…♡こんな…っこんな射精♡みじめすぎるぅぅ♡)
「さすがアナルがおまんこになっちゃったヤツだけが味わうイき方、みじめだねぇ。垂れ流し射精なんて俺ならぜってぇー無理だわw」
「ぁ………~~~ッ…♡♡…っ…♡……♡♡♡」
「気持ちいい?でもこっからだよ、ハル先輩みたいな変態専用のアクメは♡」
「え…?あっ?♡あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?♡♡」
グジュッブチュッ!ジュコッジュコッジュコッ!
「ひぃ~~~~っ♡♡ひぎぃぃ~~~~ッッ♡♡」
「すっげー痙攣wやっぱきつい?ザーメン垂れ流し中のメス堕ちちんぽ、触手手袋でゴシゴシされんのきつい?w」
「今イってる♡まだイってからぁぁ!♡♡だめっ♡♡いまだめぇぇ~~~~!!♡♡♡」
まだトプトプお漏らししてたちんぽが、両手でもみくちゃにされてる。目の前がチカチカして、頭ぐちゃぐちゃになる。
「イグッ♡イく♡ちんぽまたイく♡♡ちんぽ壊れるっ♡♡あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡」
(またイくっ♡イきながらイかされるっ♡お漏らしちんぽ扱かれてイク♡おっきいのくるっ♡すごいのきちゃうっ♡♡)
「イぐッ♡イグイグイグ♡♡イッグゥ~~~~ッ!!!♡♡♡」
ビュクッ……ブシャブシャブシャッ…プッシャアアア―――――ッ!!!
「うわ…すっげー勢いの潮吹きwどんだけ気持ちよかったの、ハル先輩♡」
「…~~~~っ?♡♡♡………はへっ……♡…へっ……♡…」
頭がぼーっとして、ミヨシの言ってることがよくわからない。なんかが勢いよく出てったのだけ、尿道の熱さで辛うじてわかる。
「あーあ、うっとりしちゃって…かーわい♡」
「っ……♡♡」
またちんぽから、精液だかおしっこだかわかんないものがトロトロと出ていく。ミヨシが話しかけてくるたびに体のあちこちをツンツンつつくので、ビクッビクッと全身がはねてしまう。
「…気持ちよかったでしょ?」
満足気に笑うミヨシに少しの敗北感を感じつつ、素直にコクリと頷いた。プライドなんてもう残ってない。余韻で、体中がまだゾクゾクしてる。
やっと思い切り射精できた。3ヶ月溜めに溜めた濃いザーメン、全部出せた。その満足感だけしか今の俺にはなかった。
こうして俺の3ヶ月ぶりの射精は、ようやく幕を閉じた。
「じゃ、これ次の貞操帯だから。テストよろしくねー、ハル先輩♡」
人生初の潮吹きでびしょびしょになったシーツを洗ってる俺の後ろで、悪魔の囁きを残し、ミヨシは去っていった。
多分、鍵はまた無いのだろう。それでも俺はきっと――――。
END♡
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