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オマケ

兄は弟が青い顔をしている目の前で犯された。 父親は絶対に言ったことを実行する。 弟は兄がそうされていたことは知っていた。 あの屋敷では何も隠さない。 だけど、目の前で行われるこれは弟にも予想外だったらしい。 「座って見ておけ」 そう言われた言葉に弟は青ざめたまま椅子に座り、一緒に呼ばれた兄が自分から服を脱ぎ、父親のモノを咥えるのを見ていた。 「お前の兄はとっても上手だよ」 父親は兄にしゃぶらせながら笑った。 ソファに寛ぐようにすわり、股間に顔を埋める兄の髪を撫でながら。 父親の部屋で何が行われていたのかを弟が知らなかったわけではない。 例え、離れで暮らし、本宅にほとんど入ることがなく、一人小さな離れで最低限の世話しかされず、食事も一人そこで取らされているとしても。 父親は毎日のように兄を支配し犯していたし、それを隠しもしなかったからだ。 やりたければどこでだって、兄を犯していた。 庭でだって。 それを見てしまったことはあった。 でも。こんな風に自分を呼び出し目の前で犯すなんて。 兄が、弟である自分に怯えているのは知っていた。 弟の成績をき気にかけ、それを常に怯えていたことも。 弟としてはここで暮らす条件が優秀な成績である以上、そうするしかなかったのだけど。 少なくとも。 ここでは最低限の世話と教育があり。 無関心ではあっても自分への虐待はなかった。 まあ、今日までは。 兄と父親のセックスを見せつけられるのは最悪すぎた。 吐きそうになる。 兄は最初から壊れてて。 その事にすら気づけない。 だから弟の前で、弟より愛されるためだけに、必死で父親のモノをしゃぶってる。 そして、父親はそれを楽しんでいる。 美しい兄。 壊れた兄。 狂った父親。 吐きそうだった。 「見るんだよ」 父親は当たり前のように命令した。 楽しそうに笑っているから、本当に楽しんでいるんだろうとわかる。 「可愛いね。そんなに弟に立場を奪われたくないのか?」 夢中でしゃぶる兄に父親が言う。 「オレは・・・」 そんなのゴメンだと言いかけたけれど、父親が目だけで黙らせた。 兄は泣きながらそうしていた。 弟にこうする立場を奪われないように。 弟はゾッとする。 父親は兄に何をした? こんなになるまで、こんな父親とのセックスだけが全てであるように、どうやって? 支配されて。 父親とのセックスだけが全てにされて。 「可愛い」 父親は優しく兄の涙を拭ったあと、容赦無く兄の頭を押さえつけ、喉奥まで激しく突き上げた。 それは残酷な行為で弟は更に白くなったか、兄が痙攣して感じていることに気付いてしまう。 父親に喉で放たれ、兄は達していた。 そんなになっても、父親のモノをまたしゃぶろうとする。 「オレのだ。オレだけ・・・父さんがこうする息子はオレだけぇ・・・」 あの普段は冷静な兄が泣きさけんでいた。 「そうだよ・・・お前だけだ」 父親が楽しそうに言う。 弟は耐えられなくて、部屋を出ようとした。 吐きそうだった。 こんなの無理だ。 耐えられない。 「ここにいろ。そうすれば・・・」 父親が言った。 それは命令であると同時に取引だった。 そう。 不思議なことに。 この家の全員が狂う父親への愛に弟だけが狂わない。 弟だけは父親を愛していない。 部下も母も兄も。 全員が父親への愛に狂っているのに。 それをちゃんと父親は知っていた。 だから父親は弟に興味がない。 父親は自分を愛する人間に全てをささげさせるのことが一番楽しいのだ。 だから弟には取引を使う。 この家で、大人しく兄のための餌になることが、最低限の世話の条件だった。 そして今。 この屋敷を出してやることを条件にされているのだとわかった。 兄の支配をもうひとつ進めるために今、ここにいろ、と父親は言っている。 弟は黙ってすわり、頭を抱えた。 「可愛い息子はお前だけだよ」 父親は囁き、兄をソファに組み敷いた。 兄は自分から父親に脚を絡ませる。 痛々しい程必死だった。 「オレの方が、オレの方が!!いい!!オレのがオレのがお父さんを気持ちよくする!!」 兄が泣き叫ぶ。 「それを証明してくれ」 父親が囁いた。 そして兄を思い切り貫く。 兄は喉をそらし、叫び、同時に泣いていた。 気持ちいい ごめんなさい 動く ちゃんと動けるからぁ 気持ちいい お父さん お父さんのぉ 父親に突き上げられ感じながら、同時に、父親に感じてもらうために自分から何かしなければと、必死になっていて。 ごめんなさい 気持ちいい する するからぁ ああっ 「ああ、自分だけが気持ち良くなって、ダメな子だな」 父親が優しく言い、そのくせ兄の中を堪能していた。 ごめんなさい ごめんなさい オレのが オレちゃんと ああっ 気持ちいい 気持ちいい 父親は楽しんでいた。 本当に楽しんでいた。 「お前だけなのにこうする息子は。なのにお前は自分だけ楽しんで・・・ああ、ほら自分だけまたイって」 父親は囁き、そのくせ泣いている兄の中を味わっていた。 すてないで すてないで ごめんなさいごめんなさい イクっ イクっ 兄の声は悲鳴だ。 こうなるまでにこうなる程に、何をされてきたのか。 弟はもう考えたくない。 兄を組み伏せ、楽しみ、「お前だけ楽しんでいる」と虐め、泣いて謝り、それでも感じてイク兄を父親は追い詰め続けた。 罪悪感と捨てられる恐怖を、弟を前にして兄は煽るだけ煽られ、それすら快楽にかえられた。 父親に射精して貰えたことに泣いて喜ぶ兄。 そして父親の上で自分で淫ら必死に動き続けて、それを否定され、またイカされる兄。 ごめんなさいお父さん 気持ちいい ごめんなさいお父さん・・・・ オレだけ気持ち良くてごめんなさい・・・ 声だけが響く。 泣いて泣いて、 父親にまた1つ深いところを渡していく兄。 救えないのだ、 それは弟にもわかった。 弟は実際何度か吐いた。 でも部屋を出ることは許されなかった。 兄がちゃんと出来ていないと思わされ、なのに限界まで快楽をあたえられ、意識を飛ばすまで。 兄は哀れだった。 必死で父親を気持ち良くさせようとしていた。 父親はたっぷり兄の身体を楽しんでいるくせに、兄にはそうじゃないと思い込ませ、そのくせ兄を快楽で狂わせた。 快楽を使った、虐待と支配でしかなかった。 「行っていい」 興味無さそうに弟に父親は言った。 動かなくなった兄の髪を撫でながら。 「兄さんは?」 弟は聞いてしまった。 「目が覚めたら、優しくしてやる。とことんな」 父親は当たり前だろ、というふうに言った。 弟は理解した。 また支配を深くする。 優しく抱かれて兄はまた、父親のモノになるだろう。 「・・・それが分かるってのは、お前がオレと同じだってことだよ」 父親はニヤリと笑った。 「オレは・・・あんたとは違う」 弟は言った。 そして部屋を出ていく。 兄のことはわすれたかった。 誰にもすくえない兄のことは。 そして。 父親が兄を手放さないと、確信もしていた。 可哀想な兄。 支配され尽くして。 誰にすくえない。 ドアが閉まる音。 父親は笑った。 このおもちゃを誰にも渡すことは無い。 ずっとずっと。 このおもちゃで楽しむ。 そう決めていた。 目が覚めたなら、傷つけた分甘やかして、もっと深く深く支配する。 おわり

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