420 / 1481

ー空間ー86

「そう……ん……頭を動かして……歯を当てないようにな」  そう和也は裕実に説明をしながら裕実に教えていく。  まるで裕実の口の中というのは熱すぎて裕実の中に入っているという感じなのであろう。  そんな中、和也は裕実の様子を見てみると裕実が一生懸命、自分のモノを咥えこんでいる姿が目に入ってきたようだ。 裕実は目を瞑り口を大きく開け自分の口の大きさギリギリまで和也のモノを咥え込んでいる。 そして、たまに裕実の鼻からは甘い息が吐き出され、その息が和也のモノにも当たる。  その姿を見てるだけで和也は本当にイきそうになっていた。 だが今は一応、裕実に教えている手前、まだイくことも出来ず我慢しているようだ。 「ぁ……ん! つ、次はさ……ん……舌使って……」  和也だって恋人にそんな事をやってもらっているのだから、息や甘い吐息は隠せない。 「ん……はぁ……次は舌を……使って……ですか?」 「ん……あ、ああ……そうだっ」  そう言った直後に裕実は和也のモノの先端部分へと舌を移動させてくる。 だが、その行為こそが本当に和也の事を追い詰めてしまったようだ。 「ぃ……っ!」  確かに裕実の場合にはそういうことをやった事がないのだから、上手くはないのだけど、やはりそこは恋人だからなのか、好きな人にやってもらっているからこそ気持ち良くなってしまうのではないではないのであろうか。 「ひ、裕実……っ! もう、もういいから……イっちまうからさ……」

ともだちにシェアしよう!