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ー空間ー206
雄介はここまで本当に今日の望には手を出してこれなかったのだから、きっと、これくらいはいいだろう? と思っているのかもしれない。 だが雄介の行動はまだ終わらないようで、そこで調子に乗ってしまったのか今度は空いてる方の胸の突起へと舌を這わせる。
「ん……ぁ……!」
「声出してるんは嬉しい事やんねんけど……望自ら腰動かしてくれんと……もっと、気持ち良くなれへんで……」
そうだ今日の雄介は望に動く事を制限されてしまっているのだから、後はもう言葉でしかない。 だからなのか言葉で指示しているようだ。 というのか言葉で攻め始める。
「ん……はぁん! も、もう……そんな事……分かってるんだよ……」
その雄介の言葉に望はいきなり自分の腰を動かし始めるのだ。
そうする事で皮膚と皮膚がぶつかる音が部屋内へと響き始める。
望は自分から動くっていう事を今までした事がないためか、腰の動きはそんなには上手くはない。 それでも雄介からしてみたら十分過ぎる程嬉しい事なのかもしれない。
「ん……ぁ……いい……」
望は雄介の肩をしっかり握り締めると更に腰を激しく動かし始め、
「ええか? ほなら、良かったわぁ」
そう雄介は望の言葉に答えると、優しく微笑み望の頭を優しく撫でるのだ。
「ぁ……ちょ……雄介……っ! もう! 俺……ぁ……だめぇ……!」
望の方は雄介とは違い今日はまだ一回もイっていない。 だからもうイきたくて仕方がないようだ。
それを察した雄介は望の腰辺りに腕を回して雄介自ら腰を動かし始める。
「やぁ……ん……ぁ……ぁあん! いやぁ……ゆ、雄介……っ! 動かす……んじゃ……ねぇよ……!」
「もう最後ねんやろ? ほなら、最後位は俺にも手伝わせて……こういう事は一人で腰動かすよりも二人で腰動かしていった方が気持ちええんやで……」
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