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第19話、久しぶりの戯れ

「レオン〜俺は〝そういう意味〟の方が良い」  帯を解かれると、着ていた服があっさりと全開になって焦る。 「え? え?」 「この服ね、伽用の服だから態と脱がせやすくされてるんだよ。でね、周りから第二子を切望されてるんだけど、レオン、また俺の子を産んで欲しいんだけどダメ?」 「え?」  ——伽用……て事は。  冷や汗が出た。  優しく微笑みかけてくるランベルトと目が合って、あまりの顔の良さに気を失いそうだった。  思わず頷きそうになって、何とか耐える。 「いや、また一から子育てはちょっと……」 「大丈夫だよ。ここには乳母や家庭教師まで専門の人たちがたくさんいるからね。逆に今仕事が無くて困っているんだ。エスは遊ぶ人が増えて楽しそうにしてるじゃん。城の皆んなも喜んでる。だからその人たちの仕事を奪わないであげてね」 「いや、俺やりたい事があってだな……」  その間に下っ腹に手を乗せられて円を描かれる。 「うん。やりたい事って何? 今、子宮作ったよ」 「はあっ⁉︎」  早いにも程がある。流石に暴れた。 「待って! ランベルト……っ、んんっ!」  言葉はランベルトの口内に飲み込まれる。  舌を絡ませられる度に、背筋がゾクゾクしてきて、腰の奥が甘く疼く。  久しぶりの快感は思っていた以上に気を昂らせた。  口付けながら下肢を撫で上げられ、レオンの体は大きく戦慄く。 「凄い、もうこんなに硬くしてるの? もしかして抜いてない?」 「エス……いるし、そんなの……ッあまり出来ない」  恥ずかしくて堪らなかった。 「恋人はいなかったの? まあ、居たら今すぐソイツは抹殺しに行くけど……」  一気に室温が下がったような錯覚に陥る。 「居るわけ、ない! 大体、俺は……ッ全部の事……っ、お前しか……知らない」 「そうなの?」  心底驚いたという顔をしたランベルトが上から見下ろしていた。 「悪い、かよ」 「悪くない! 死ぬ程嬉しい! これからも俺だけにして。レオンは一人ではしないの?」 「…………ないんだよ」  ぼそっと呟く。 「え、何?」 「だからっ、お前と毎日シテたから、お前のが中に入ってないとイけないんだよ! 自分の指じゃ……ダメだった」  三拍くらいの長い間が開いた。ランベルトが額に手を当てて悶えている。  聞こえてきそうなくらい心音が鳴り響いていて煩い。 「あー、やば」  馬鹿にされたと思って、押しのけようとすると再度ベッドの上に張り付けられる。 「ちょ、ランベルト!」 「ごめんレオン。やっぱり俺の子孕んで?」 「は? 何でそうなった⁉︎」 「心底惚れてる子にさ、お前じゃないとイけないって言われて嬉しくない男いると思う? いるわけないじゃない。そんなの孕ませる勢いで頑張っちゃうよね」  ——いや、頑張らんでいい。  再度暴れようとしたところでヒヤリとした感触が陰茎に伝った。それが魔法で生成したローションだと気がついて息を呑む。  クチュクチュと音を立てて前後に扱かれると、体の力が入らなくなった。 「あ、ん、あっあ、や」  扱かれた状態で後孔にも指が入ってくる。  久しぶりだからなのか、ランベルトも今日はいつになく性急な気がした。 「ダメだ、や、だ……ッ。ああ、両方はやめ……っろ!」  絶頂近くまで追い上げられるだけで、イけない。  気持ちいいのがかえってもどかしかった。 「でもレオン、凄い気持ち良さそうだよ?」 「うるさ……っ、あ、ああん、あ、んん……! や、ぅあ! だ……だから……っ、あん、あ……っイけないって……‼︎」  指を増やされ内部で広げられた。  指を追加される度に繰り返され、早くイキたくて自ら腰を振る。 「ラン、ベルト……っ、イキ……ったい。もう……中、欲しい」 「うん、俺も早く中に入りたい」  窄まりに陰茎を押し当てられ、ゆっくりと腰を沈められた。  鋭い快感が全身を駆け抜けて、悲鳴混じりの声となる。 「ひっ! あ、あああ、あん!」  挿れられた直後に吐精した。  目の前が白く霞んで途切れがちになり、脳が蕩けたようにフワフワと視界が揺れている。 「きつっ! て、レオンもしかしてトンじゃったの? ねえ、これからだよ?」  直腸のいっぱいいっぱいまで挿入されて力強く突かれると、一瞬で意識が戻ってきてまた直後に吐精した。 「あん、あっああ、あ、ん!」  皮膚を打つ音と一緒に精液が押し出されてきて、絶頂から降りて来られずに腰に力を込める。 「無理……っ、無理ぃ! あ、ぁあッん、気持ち……いいの、止まらない‼︎」 「あー……ダメ。俺も持たない。ごめ、レオン。一回出させて」  腰を持たれて激しく揺さぶられ、奥に入り込もうとしている陰茎に散々鳴かされた。 「あん、あああ、あっん、ンッ、ああっ、ああーー!」  ドクリ、と内部でランベルトの欲が弾ける。 「はっ……、凄いねレオン。中もとろっとろになってる。ちょっと余裕出来たかも。レオン、まだ寝ちゃダメだよ。三年分のレオンを堪能させて? ねえ、いいでしょ? ダメ?」  言いながら緩く腰を振っているあたり、断られる事を想定していない。  でも今日は勘弁して欲しかった。  久しぶりだからなのか、感じすぎていて持たない。  軽々とひっくり返されてバックにされる。 「駄目、ランベルト……っ、気持ち……っ、ぁ、んぅ……良すぎて……今日は嫌だっ、ひ、 んんんーーー、やっあ、駄目だってぇええ! う、ぁああ、あん、ああ!」  結腸手前まで挿入されて激しく揺さぶられる。 「レオンの中から出たくない、かな」 「やめ、やああ! 奥はだめ……っ! ランベルト!」  目の前で光が散り、視界が濁っては元に戻ってと繰り返す。ところてんさせられて、次に潮が飛んだ。 「レオン、奥にも入りたい」  慌てて左右に首を振る。 「いやだ。ダメだって言ってる!」 「レオン、入りたい」 「やだって言ってる!」 「どうしてもダメ?」  ——狡い。  そんな声音で問われて断った試しなんてない。  断れないのを知ってて聞いてくるあたりが狡い。  でも今日は本当に嫌だ。 「やだ……っ、今そこに……ぅあ……ッ、いれられたら……、ん、ん、ぅ〜、頭おかしく……なる」 「……」  浮かせられていた腰を下ろされ、安心したのも束の間だった。  うつ伏せにされたまま思いっきり突き上げられて、グポリと腹から音が鳴った。 「う、ぁあああ、ああ! も……っ、やあああ、何でぇえ……、ふ、ァ、アア、嫌だって……、あああん、言ったのにぃい‼︎」 「今、のは……っ、レオンが悪い。ヤバい。可愛い。めちゃくちゃ可愛い。レオン可愛い。好き。大好き。愛してる」  結局、語彙力が崩壊して壊れたように可愛いと好きしか言わなくなったランベルトに死ぬほど抱き潰された。

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