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中間あとがき──第227話
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タイトルの一つを回収できした。
表紙を見て頂ければわかるかなと思うのですが、嵐は二つです。
表裏一体、水面に映ったもう一人の存在、つまり似た者同士。破れ鍋に綴じ蓋。
そういうことです。
樹李は透愛に関してだけ酷く拗らせて病んでいますが、でも実は透愛も、樹李に関してだけは似たようなもの……というよりも、普段の彼だったら取らないような行動を取ることがある。
普段の彼だったら選ばない選択をしかける部分が、ある。
他人に気を使ってばかりで、優しくて、明るくて、かっこよくて、可愛くて、正義感が強くて、誰よりも主人公っぽいはずの透愛でさえです。
樹李の方が気持ちは重く見えたでしょうが、実際のところ二人の愛の重さはどっこいどっこいです。
ちなみにこれが、一番書きたい章ナンバー1でした。
次回からは、透愛と樹李のドロッドロでぐっちゃぐちゃで、でも嬉し恥ずかしでお互いにもじもじし合う初(でもないけど心が通じ合ってからは初)ヒートエッチとか、樹李の私物を集めて巣作りする透愛の話とか、大学内でイチャつきまくる二人の話とか、二人の初デートの話とか、透愛と由奈のその後の話とか、モブの話とか、本当の意味でのタイトル回収とか……というか最終話まで修正して公開したいのですが、商業の方を優先して少し間が開きます。
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ひとまず、キリのいいところまで。
ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます…!💕
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