10 / 11

登場人物紹介

根本 真葛 (つがい)絡みとなると途端にポンコツになってしまうが、本来は社長をしているだけありαDomとも対等に渡り合えるほどの頭脳の持ち主。童顔で背が低く線の細い、まさにΩといった見た目をしているが、「それも口を開くまで」と皆口を揃えて言う。別姓のままだったのは最後の一線のつもりだったのだが、想いを通じ合った後河原の方から同姓を提案されてにやけが止まらない。本人も自覚しているように結構性格に難があるのだが他人のことを考えられないわけではなく、さらに妙なカリスマがあるため人がついてくる。実は隠れたファンクラブがあったりするらしく、世の中分からないものである。 河原 梁 別にベッドの上だけではなく尽くすタイプ。真葛があの態度なので言葉遣いが敬語に固定されてしまった。例の事件の際も強力な感知抑制剤を貫通するフェロモンを出していたため多分αとしては強い方なのだが、見た目には全然覇気がないと言われる。最近根本姓になったが、真葛(かずら)のことを頭の中でこっそり「まくず」と呼んでおり、名前呼びになったせいで家でうっかり口を滑らせてしまう。どうも地雷だったらしく即下を脱がせられて尻叩き(スパンキング)され、さらに真葛の手を煩わせたことに対して謝罪させられた。しかし道具を使わないで直接叩かれるのは初めてだったので不覚にも興奮してしまいそろそろ自分も末期だと思い始めた。あと真葛の怒った顔がまさに女王様で心を撃ち抜かれたのもヤバいと思った。

ともだちにシェアしよう!