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第1話

ー2100年8月1日 第三次ファラルー戦争の始まり    アイファとラルー同士の争いが  過激化し、三度目の争いが始まる。  日本はアイファとの条約に基づき  軍を派遣。   ー2100年11月15日 ラルーの報復開始  日本にラルーの軍が東京に上陸。  アイファの援軍が応戦するも  死者多数 ー2101年1月1日  第三次ファラルー戦争終結  戦争による損害は多かったがアイファの  勝利となり終結の運びとなる。  アイファは多額の賠償金を得た。  ラルーの首相や戦争開戦に関わったものは  終身刑となり、ラルーはアイファの従属国に  なった。 新聞を読み終えた九条裕翔は複雑な心境 だった。裕翔の父である九条雅翔(まさと)と 兄の奏翔(かなと)の行方が分からないからだ。 アイファ軍と合流するために東京に出向いた と報告が来たが、それ以降音沙汰がない。 新聞に掲載されている死者名簿を毎日 確認することが裕翔の日課になっていた。

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