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第1話

国内屈指の自動車会社が不祥事もあって経営不振に。 立てなおすために、敏腕の外国人社長を招いたらしい。 早速、はりきる外国人社長は、まず下請け工場との契約の見直しを。 そのリストには俺が勤める工場もはいっているという情報が。 かの会社は、我が工場の売り上げを大幅に絞める大口の取引先。 もし契約が打ち切りになれば、大打撃とおなり、破産しかねない。 焦った工場長は、コネを使ってなんとか自動車会社と交渉をしようと。 そうして奔走していたら、なんと外国人社長から工場に連絡があり「回リクドイコトシナイデ、直接、会イマショー!」とお誘いを。 噂どおり型にはまらない、大胆不敵な社長のようで、まあ、直談判できるのだから、よかったのだが、なぜか「きみも、きてくれないかな?」と俺にも工場長からのお誘いが。 工場勤務とはいえ、がっつりデスクワークの事務員の俺にどうして? 当りまえに抱く疑問を、いくらぶつけても「いやあ、まあ、ねえ、お願いだよお」と困ったように笑い、手を擦り合せるだけで説明してくれず。 前に温泉で・・・な社長だけに、いやな予感しか。 「説明してくれないなら辞めようかな」と思うも、野郎どもにモテる以外は居心地がいい職場を離れるのはもったいない。 それに一生で行けるか分からない、会員制の高級料亭に惹かれないでもなかったし。 「工場の命運がかかった重要な会合で、まさか工場長と外国人社長と3Pになるわけないだろ」と考えて、ついていくことに。 果たして、和室で顔を合わせた外国人社長、ポールは、絵に描いたような明朗闊達な巨体のアメリカ人。 四十代半ばで禿げているが、潔くスキンヘッドにしているし、濃い顔つきをしているから似合う。 ダンディーであっても老けてはなく、スーツがはちきれそうな肉体にしろ、快活なふるまいにしろ若若しい。 口達者な工場長が割りこむ隙がないほど、身振り手振りを交えて日本語達者におしゃべり。 しかも内容は契約のことでなく「昔ら日本が好きでねえ!」と津々浦々、全国を回ったという旅行語り。 日本人の俺より日本に詳しく、伝統文化の造詣が深いから、興味津々に聞いてしまい。 もとより場ちがいな事務員にして、なんの戦力にもならなかったのだが、どうしてか「ね!行ったことある?」「きみにも絶景、見せたいなあ!」とポールは俺にやたらと懐こく。 しまいには「秘境にある幻の温泉旅館に行こうよ!」と旅行のお誘いまで。 社長まで「いいね!きみ、温泉マニアなんだろ!」とやたらと背中を押すし。 そりゃあ幻の温泉旅行に行きたくはあるが、初対面の外国人社長とはとても。 そもそも事務員の俺と二人きりで温泉に行きたがる理由がさっぱり。 はじめから疑っていたのが、いよいよ不安に。 とはいえ、工場の今後の運命が決まる場だけに、断るのは難しい。 「この場は穏便に済ませて、あとで対処しよう」と考えて首肯。 とたんに「やったー!」と万歳したポールは、俺の腕をつかみ、いっしょに立ちあがった。 そのまま引っぱり「用意しておいてよかった!」と襖を開けたなら、行灯に照らされる一組の布団。 その和室に引っぱりこみ、襖を閉める前に見えた社長は「ごめん」とばかり手を合わせていたもので。 「社長!」と思わず手を伸ばすも、巨体の外国人の怪力により布団に押し倒されて口づけ。 いきなり舌を絡ませて、鼻息荒く、固い太ももを俺の股間に食いこませてぐりぐりと。 ポールの舌づかいが巧みなのか、工場の野郎どもに抱かれまくった俺の感覚が狂ったのか。 訳が分からないまま、外国人の禿げの巨漢に襲われたというのに「や、やだ、んん、くふうう!」と早々、射精。 息を切らしてぼうっとすれば「Ohさすが、ビッチなサラリーマン・・・」と熱い吐息をして、剥きだしにしたポールの巨大な息子。 今まで見たことがないビックサイズに頭が冷えて「待って!」と叫ぶ。 「温泉に行くのに同意したら、なんで抱かれなきゃならないんですか!」 「ええ?だって、これ日本独特の誘い方なんでしょ? ほら『月がきれいですね』は愛の告白だとか。 似たように日本では温泉に誘ってOKをもらえれば、エッチの合意なんじゃないの?」 「ちがーう!誰に習ったんだあ!」と否定するも「まあ、いいじゃない」と濡れたズボンを揉みこみ、ぬちゅぬちゅ。 「噂に聞いたとおりのビッチなサラリーマンだね。 片っ端から工場の人たちのを咥えてしゃぶっているんだろ? たぶん彼らより、ぼくのはかなりのビックサンだと思うけど。 ビッチなサラリーマンなら欲しくてたまらないんじゃない?」 思わず喉を鳴らすも、工場関係者以外の男の求めに応じたら、いよいよ、おしまいのような。 「大体、ビッチなサラリーマンだと認めたくないし!」と首を振るも「またまた照れちゃってえ!」とズボンと下着を剥かれて、下半身丸だしに。 四つん這いにさせられたなら、ご自慢のビックサンを尻に当てられて。 「まさか慣らさず!?」とぞっとするも、合わせた太ももの隙間を突きぬけ、ずっちゅう! 巨根で素股をされると、先っぽまで擦れてたまらず「はあん!くう、ああ!」と精液をだだ漏れ。 加えて尻の奥を指でかき乱されては「やらあ!前も後ろもお!」と嬉嬉として腰を振ってしまい。 「OH、いいよ、ビッチサラリーマン! お尻ふりふりして男を煽るなんて、いけない子だねえ!」 「ば、ばかあ!煽って、なんかあ!やあ、そんな、早くう!ああ、ああ、あぐうう!」 メスイキしたなら休む暇をくれずに仰向けに。 足を持ちあげ、胸にくっつけ、また足の間を巨根で摩擦しまくり。 「いい!いいですよお!」と腰を打たれるたびに、乳首を押しつぶす足も揺すられ「やあ、胸もお、ん、んん、くう、らめえ!」と快感に痺れまくり。 逆に放っておかれている尻の奥が疼いて、そのうち耐えられなくなり、ぶちゅぶちゅと滑る巨根を見ながら「しゃ、しゃちょお・・・!」と舌足らずな声で。 「はあ、は、け、契約、切らな、ならあ!おちんち、咥えます、からああ!」 にんまりとしたポールは「日本人はシャイですねえ!」と腰を引き、大砲を撃ちこむように巨根を突入。 奥をえぐるように突かれて「ひぐあああ!」と歓喜の声をあげつつ、腰を強打されるたび、あんあんメスイキしつつ「約束う!」と念押しを。 「や、約束、守れよお!俺は、ビッチじゃあ、な、ふぐううう!おお、おおう、おっき!やらあ、いっぱ、中だし、されちゃあ!」 「回りくどいおねだり、たまりませんねー!」と肌を突き破らんほどの勢いで注がれてしまい。 目を回して、息を切らしながら「まあ、働き場の環境も給料もいいからな」と自分にいい聞かせるも、ポールのビックサンが即復活。 「契約切られたくないなら、その分の対価を払わなきゃねえ!」と絶倫の外国人社長に、腹をぱんぱんにされたもので。 ポールに抱きつぶされてから、休みを挟んで出勤すると社長室に呼びだし。 「きみのおかげで契約継続だってよお!」と感謝するのに顔をしかめて「俺、ポール社長にスカウトされましたけど」と報告。 「え!?OKしたの!?」 「・・・しませんよ。 俺が生贄になった意味がないじゃないですか」 「生贄」と聞いて肩を縮める社長。 そのくせ「慰めてあげようか?」といやらしく手を蠢かし、反省していないようなので、ため息交じりにいい返してやった。 「俺もう、ポール社長以上の巨根じゃないと、満足できませんから」 「好色サラリーマン」のおまけの小説で。 元ネタの「好色サラリーマン」は電子書籍で販売中。 詳細を知れるブログのリンクは説明の下のほうにあります。

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