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トレーナーさん②
『……お……ぱん……ちゅ…返せ…』
僕のこの発言に当然ざわつくα班の先生陣
よりにもよってα班がたくさんいるタイミングでのこのミス、、、
小林「おぱんちゅ?!」
林「凪かーわーいー」
ケラケラ笑うおバカ森の2人に
笑いを堪えてるのか肩を震わせてる工藤先生と、「ふっ」とクールに笑う立花先生……
そして誰よりもツボにハマっている松本先生。
松本「ハハハ……大事なところで噛むなよっ…ハハハ」
凪「///」
穴があったら入りたい
スエット伸ばして必死にちんちん隠してるのがどうでもよくなるくらい恥ずかしい……///
松本「ハハハ……久しぶりにこんな笑った。
それで気持ちは固まった?」
凪「………固まってない。」
松本「ほう。その心は?」
だって………
凪「松本先生の指が入ってくるとびっくりする……グスン」
松本「尻が俺の指に慣れてないってこと?慣れるまでずっと挿れておこうか」
凪「ひっ………」
ジェスチャーが指2本なんだけど!!
松本「それは冗談だとして、なんでそんなに治療に対して消極的なわけ?ずっとここいたいの?」
凪「いたくない泣」
松本「その想い全然行動に移せてないよ?」
凪「グスン………」
松本先生の言葉が一つ一つ突き刺さる……ごもっともなんだけど……
頑張りたいけど……頑張るって言ったら痛い想いするのは自分だし……
逃げたい気持ちの方が勝ってしまう……
松本「いいよ?俺の指苦手なら1本からでも。でも午後に使う器具俺の指より太いよ?見る?」
凪「見ない泣」
松本「……俺はまだ凪のことを理解しきれていない。凪の限界も凪がどんな時に甘えたいのかも分からない。俺が知っているのは、立花先生の治療を受けたくてこのチームに飛び込んで来たっていうことだけ。」
凪「…………」
松本「チームの中心は君なの。凪がついて行けない、限界無理っていうならチーム全体で歩みを止めるか歩幅を合わせなくちゃいけない」
凪「…………」
松本「凪が決めていいよ。俺はそれに合わせてサポートする」
凪「……治療遅れたら発作でる?」
松本「可能性はあるけど、分からない」
どうしよう……
発作が出るのは嫌……
治療が遅れるのも不安だし……
でもそんなことより………
凪「………僕…治療のあと腰摩ってくれる先生がいいの……」
松本「腰摩るだけで好きになってくれるの?俺の特技だけど(ニコッ」
凪「…………///」
➖➖➖➖
小林「あー…凪罠にかかったな」
林「あれ罠なの?」
小林「罠だね」
林「へー指導医のことよく分かってるね」
小林「当たり前よ!鞭のような尻叩きとツンデレは松本先生の戦術だから」
林「よく叩かれてるもんね」
小林「おう(ドヤ 立花先生の叩き方はねっとりしてるけど、松本先生はピシッ!!って鋭い」
林「体験者は違うねー★」
小林「そうだろ(ドヤ」
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