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愛しい人

(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=) 絵を描かれる方が、『落書き』と称して可愛い絵だったりエッチぃ絵を描いたりしているのが非常に羨ましくw 文字書きでもそう言うのできないかなと、ちょろっと書いてみるってどうなのかなと思って書いた、落書き小説です^^w 相変わらず「自称ロードスター」のBL部門の彼らでしたw これからは好きなもの書いてきまーす^^ 読んでくださる方ありがとうございます♪ 心を込めてお礼を申し上げます。 (=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)  夜中に目が覚めた。  スマホを見たら午前2時。  隣が空いていて、そこにいたはずのその人は壁沿いに設置された横に長い書斎デスクで、カラフルな折れ線グラフを表示している画面を、顎に手を当て何やら思案する顔で見つめている。  こんな時でもないとこの人のこんな真剣な顔は見られないから、京介は黙って肘枕をしてその横顔を見つめていた。  キーボードを叩いて思案、首を傾げてまたキーボードを叩く。  銘柄が流れるように画面を走り、手を止めてその一件を取り出して詳細を見ていた。  門外漢の自分にはちんぷんかんぷん。そんなのをちゃんと理解して運用して、たまに『やられた』と言いながらも、パソコンで戦っている姿は中々にかっこいいと思える。 「ふう…」  と息をついて両指を組んで上に押し上げる。肩凝ってたらいつだって揉んでやるぞ?なんて思いながらずっと見ていたら、コーヒーを淹れに行こうとしたのかカップを持って立ち上がったその人と目が合ってしまった。 「なんだよ〜、起きてたのか?呼べよ〜」  カップを置いてベッドに座ってキスをしてくれた。 「お前のそんな真剣な表情、他で見られないからさ」  髪を撫でてそういうと、『ふざけんな』と笑って立ち上がる。 「なんか飲むか?」  と聞かれ、今はいいやと答えて、京介は掛け布団に再び入り込んだ。  インスタントなんだろう、コーヒーを淹れて戻ってきたその人に 「寝ないのか?」  と聞いてみると、 「もう少ししたら寝る」  と再び画面に目を戻してしまった。  自分と重なり合うことが多い夜中だが、時々起き出してパソコンと睨めっこしていることは知っている。  午後11時あたりからNY市場が動き出すとかで、日によっては構ってもらえない(笑)時もある。  でも、こうやって自分の時間を好きに活用している彼を見るのも好きだった。 「おやすみ」 「おう、おやすみ。あとで寝込み襲うから」  と笑って言う彼に、 「俺は明日会社なんだ。勘弁しろな」  と答えて、目を瞑る。  キーボードの音と、たまに漏れる呟きが安心して眠りに誘ってくれるようで、口元を緩めながら京介は眠りに入っていった。                                1時間後 「何してる…」  寝ている京介のお股のブツを加えたてつやが、目だけを京介へと向けた。 「へほひほほうっへ」 「離して喋れ…」  スマホで時間を確認すると、午前4時…いい加減にしろ…な時間だ 「寝込み襲うって宣言したぞ」 「冗談にしかとらねえよ普通」  こんな時間に吸い取られたら、会社に行くのに間に合う時間には絶対に起きられない気がする。 「今日は寝ような、大人しく。ほらこっちこい」  てつやの腕をとって、ベッドへ引きずりあげた。 「え〜、昨夜(ゆうべ)お前に触れなかったからせめてもと思ってたのに〜」  お気遣いは嬉しいが、とお礼を言って抱きしめる。  この二人の間には、平日は「いたしません」という暗黙の決まりがある。(破られることも多いけれど 笑)  だから無理にそうしなくたっていいのだ。 「俺はお前を十分堪能したから平気だ。明日は金曜だから、その時に構ってくれ」  そう言って額にキスすると 「実は俺も眠かった」  とモゾモゾと腕の中に潜り込んできた。 「まあそうだろうと思ったよ。無理すんな。眠い時は寝ろよ」 「ん…」  愛しい人の髪を撫でて、京介も眠りに入ってゆく。  今日は夢が見られるかな…何分も経たない間に二人は寝息を立てていた。 

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