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10.番外編~Passion
「っあ、入ってくるっ……おっき、ヘサーム!!」
ヘサームの一物はとても大きい。
ベッドの上で乱れるオレの姿を見て、興奮してくれたみたいだ。
ヘサームが進むたび、とてつもない圧迫感がオレを襲う。
男に組み敷かれるのは、はじめてじゃない。
だけどそれは2ヶ月以上も前のことだ。
当然のことながら、アナルセックスに慣れているわけでもない。
本来、入れられるはずもないそこに、男根を挿し込まれるのは、苦しい。
だけど、ヘサームに抱かれることができてこんなに嬉しいだなんて自分自身も思いもしなかった。
ほんと、オレって、ヘサームが好きなんだ。
そう実感すると、オレの体中に電流が走った。
みぞおちに、じっとりとした炎が溜まる。
「あっ、あっ、ヘサーム、ヘサームッ!!」
オレは、ヘサームがもっと奥に入ってくれるようにと体をくねらせる。
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