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第1話
俺が今はまっているのは、獣人の地下格闘家を育成するゲーム。
シミュレーション、格ゲー、エロゲーがミックスしたもので、仕事をする以外、ほとんどの時間と労力を費やしてプレイしている。
まずは自分がなりたい動物の獣人を選び、能力値をふりわけることからスタート。
はじめに与えられる能力値はどのプレイヤーも同じだから、攻撃力や防御力といった基本の能力と、選択した動物が持つ独自の能力、それにどれだけ数値をふりわけるかによって個性が。
おおまかに分けて獣人は肉食動物と草食動物、前者は攻撃的能力、後者は防御的能力が優れ、対照的な能力が劣っている。
たとえば、ライオンなら一撃の攻撃力がばつぐんに高い一方、回避能力は低く、ウサギなら回避能力がばつぐんに高い一方、一撃の攻撃力が低いといった具合。
もともとの動物の特性にあわせて格闘のスタイル、体力面と精神面の強弱、長所や短所などが細かく設定してあるに、それらの一覧を見ながら選ぶのは骨折り。
とあって初心者は単純に好きな動物だったり、惹かれるキャラデザインだったり、ざっくりと攻撃的か防御的かで選ぶものの、上級者になると、以降のかけあわせまで見こんで考えてしまう。
かけあわせとは獣人同士交尾をして、合の子をつくることだ。
プレイヤーの分身である裏社会のジムオーナー、その獣人のアバターをつくったなら早速、町に繰りだし交尾の相手探し。
架空の世界とあり、肉食動物と草食動物との交わりも可能。
ただし同性同士はできない。
肉食動物同士、草食動物同士も可能なれど、超攻撃型、超防御型と能力が偏りすぎてしまい、試合に勝つのはほぼ無理。
だからとて肉食動物と草食動物の組み合わせなら、なんでもいいというわけでもない。
ライオンの場合、すばしっこさ、身軽さ、危機察知能力(肉食動物はほとんどが欠けている)を欲して、ウサギをチョイスしたいところ、獣人同士には相性のよしあしがある。
現実世界でライオンはウサギも狩るとはいえ、群れで生活をしてえいることもあり、さほど腹の足しにならないという点で相性はあんまり。
獲物として過不足ない牛や鹿、シマウマなどとは相性がばっちりというわけだ。
像やキリンのほうがライオンの群れの腹を満たせるが、狩りが成功する確率は低いので相性は最悪。
だったら超大型草食動物はどの肉食動物とも、そりがあわないのでは?と思いきや「サバンナの掃除屋」と呼ばれるハイエナとは相性100パーセントだったりと、多少、ひねりもあるから、最適な組みあわせを探し当てるのはけっこう難しい。
やっと相性がよさそうな異性の獣人を見つけ、同意を得られたら交尾シーンに突入。
ただ、ここでも油断はできず、どういうふうに愛撫をするか、どんなプレイをするか、器具を使うか否か、体位をどうするか、どれだけ時間をかけるか、相手の動物によって判断をし(メスもメスでどう反応するか、どれだけ喘ぐか、どんな表情をするかなどの選択をする)お互いがお望みどおりのエッチができれば、地下格闘家として将来有望な子供が生まれる。
相性がわるいうえに交尾の具合も今一となると、生まれる子は使い物にならず。
エッチシーンでも悠長にぬいている暇はなく、難しい選択を迫られるなか、相手の獣人と手をとりあい、頭をしぼりあって子づくりに励むから忙しいもの。
苦心しての子づくりを経て念願の出産を経たあとは自分と相手と一人ずつ、好きな性別の子供をゲッチュ。
プレイヤーの根城、ジムにつれて帰り、早速、鍛えようとするのだが、トレーニング方法ななんと、これまた交尾。
内容をよく知らない人間には「ロリコン!ショタコン!獣フェチの鬼畜な外道めえええ!」と発狂されそうなれど、ご安心あれ。
ゲームの都合上、交尾してから、すぐに赤ん坊は生まれ、ジムにつれて帰ると、とたんに成人を迎えるから。
せめてウサギに凌辱されるライオンの惨状を鏡越しに見せつけられまいと、必死に目をつぶるも、交互に脇から顔をあげ、幼児が甘えるように囁いて女のように喘いで侮辱してくるから、じっくりゆっくり火炙りにされているような耐えがたい屈辱が。
まあ、二匹の煽りが巧みで否応なく想像力がかきたてられ、視界を閉ざすのは逆効果なのだが。
といって、試しに瞼をあげたところで、百獣の王にあるまじき、耳を垂れて首のたてがみを萎びさせた情けないすがた、だらしない真っ赤な泣き顔、命乞いをするように鳴くぶざまさ、ウサギの美少年たちに脇の汗を飲まれて乳首を爪で弾かれて、お漏らしを床に散らす醜態は見るに耐えず、でも、薄目のまま視線を鏡にむけたまま。
鏡に写る自分が悶えるのを見るたびに、鞭打たれるように屈辱を覚えるも、目をそらせず、苦悶しながらも、あんあんウサギのもっこりに尻すりすりをやめられず。
「はっ、はぁ、はうぅ、はあううぅ・・!んはあっ、ああ、ああぁ、やめ、ろお、やめろっ、んふうぅ、くううっ、ウサギ、の、くせにいぃ!ライオンにぃ、汚い、ものお、なすりつけ、やがってえ・・うぐっ、ぐあぁ、ば、ばかあぁ、ひ、引っぱる、なあ、んんんぐぅ!やっ、やあぁ、歯、歯がぁ、当たって、や、やめえ、やめろっ、か、噛まれた、らあ・・・!」
脇を噛んだと同時に引っぱる乳首をねじられて「っっっうぁ!」と鎖の金属音をけたたましく鳴らしながら、ピンクの床に大量の白濁の液体をまきちらした。
「ひゃあぅ♡そんな、おちんちん、強く、こすっちゃあぁ♡ああっ、淫乱ライオン、さいこおおぅ♡」「ああっ、あぁん♡ウサギの、おちんちん、にい、媚びちゃってぇ♡売女ライオン、かわいいいい♡」と二匹も同時にイったのか、布越しなれど尻にぶっかけられたよう。
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