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第54話

もうどれだけ時間が経ったのだろう。 すでに口からこぼれる嬌声(こえ)は枯れている。 「玩具で遊びすぎたかな。」 なにか声が聞こえる。 でも、もうこれ以上は無理だ。 「ごめ、、んなさ」 「ははっずっと謝ってるね。別にお仕置きじゃないんだから、楽しめば? でも、そろそろ魅弥と気持ちよくなりたくなってきたなぁ」 「んぁあっ、、」 急に中に入っているバイブを引き抜かれ、目の前がちかちかした。 目の前に会長のモノが差し出された。 会長の言葉を聞くまでもなく、顔を近づける。 「ちゅっ……んむ、んん」 さほどまずいと思わないのは、もう頭が働かなくなっているからなのか。 それとも、快楽を求めるために自らしているからなのか。 頭がぐちゃぐちゃになりながらも、ただ舐め続けた。 「魅弥、そろそろイくからちゃんと飲むんだよ」 俺の頭をおさえる手が多少強くなった。 「んんっ」 会長のものがびくびくと脈打つと同時に青臭いもので口の中が満たされた。 会長の手で口はふさがれ、何度かに分けてすべて飲み込んだ。

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