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02.お兄さんのちんぽが忘れられないと再び誘って来た妹の彼氏とパコりまくった兄貴の話
「あれから俺、お兄さんのちんぽ忘れられなくて♡」
今夜も妹の彼氏は俺に迫って、自ら上に乗っかって来ては腰を振る。
「あんっ♡ あんっ♡」
とメス声で鳴きながら、てめぇもちんこ勃たせてガマン汁飛ばして。
あ〜〜〜〜マジでエロい。犯してえぇぇぇ〜!!
ヤッてんのに犯したいと思うのは、これが夢だと分かってるから。快楽の再放送するみたいに俺のちんぽはピクピクするが、中坊でもあるまいしガチで夢精したりはないだろう。
視覚も聴覚も再放送。ついでにエロいキスをして、ハメながらケツイキした彼の射精臭も嗅覚の再放送。
生放送で新規が欲しい。ヤッたら1回も2回も一緒だろ? って思うけど、生憎と俺は繁忙期で妹の彼氏どころか一緒に住んでる妹の顔すら、ここ数週間はまともに見ていなかった。
◆
それでも仕事がやっと落ち着いて、世間は夏休みに突入。遅ればせながら俺もやっと盆休み確保して、ひたすら寝ていた。あの時は疲れマラもあったのか、妹の彼氏に逆レイプされる夢も多少落ち着いて来て、そういや最近まとも抜いてもいなかったな……と、昼の少し前くらいに目覚めたベッドの中でちんぽを扱き始めた。
――と、ノックの音がして、
「あー? 何?」
妹が居るのだろうドアの向こうに声掛ける。学生の身分なアイツは長い夏休みを満喫していて、最近はバイトや夜遊びなんかに明け暮れてる。
「――ッたく、なんだよ?」
返事してもドアが開かなかったのに、俺はゆるっと勃ち始めたばかりのちんぽをスウェットの中へ押し戻してベッドを降りる。出て来いってことなのか? とリビングへ通じるドアを内から開くと、そこにこの家の住人ではない男が立っていたのに驚いた。
「あの、ご飯出来てるので一緒に食べませんか?」
それを言ったのは妹の彼氏で、戸惑う間もなく俺の腹が鳴いたのに緊張させていた表情が緩んだのを見る。
昨日の晩飯から何も腹に入れていなかった俺は当然のように飢えていて、性欲処理よりあっさりと食欲を優先した。
リビングを抜けてダイニングに行くと妹が茶碗に白飯をつけていて、俺たちはダイニングテーブルの定位置、妹の隣にはその彼氏が座る。
昼には少し早いが、コイツらも今から昼飯なのらしい。
「兄貴が仕事休みに入ってからずっと寝てるって言ったら、杳 くんが一緒にご飯食べようって」
妹の言葉に彼を見ると、
「俺も飯の支度手伝いました」
照れ臭そうに言うのに、不覚にもちょっと可愛いとか思ってしまった。あの夜以来、たぶん感覚がバグっている。
「杳くん、私より料理上手いし手際いいのよ」
何故か妹が自慢げに言うのを聞きながら、「いただきます」をして食い始めた。
昼から手作り焼売とか贅沢な飯を食って、腹一杯になるまでお代わりした。少し甘めの肉汁を辛子醤油で食べるのがめちゃくちゃ俺好みで、なるほどうちの味とは少し違う。
「たまに飯作りに来てよ」
美味いからと笑いながら言うと、
「自分で作れ」
妹に突っぱねられた。
これからバイト行くから送って行けと言う妹に、俺は仕方ねぇなと車を出す。確かにこの炎天下を駅まで歩くのはキチィな……って。ついでに彼氏を家まで送ってやってくれと言われたのには微妙な空気が流れてしまったが、妹はそれに気づくこともなく決めてしまう。
「俺は駅までで良いです」
気を遣って言ったのか、妹が車を降りてから2人きりになるのが気まずかったからなのかは分からなかったが、言う彼に、
「まぁどっちでも良いけど……」
という、曖昧な受け答えで車を走らせた。
妹をバイト先の店前で下ろして、妹の彼氏を助手席に座らせる。
「――で? 駅? 家? 俺、お前の家知らないから、案内してくれないと分かんないけど」
尋ねながら発車させる俺に、
「俺、実家なので……ホテルが良いです」
言われ、思わず振り向きガン見してた。
ハ? これ夢だった? いつもは明晰夢だから気づかなかったけど、俺まだ寝てた?
「ダメ……ですか?」
ちょっとタイム、って見つけたコンビニ駐車場に入り、車は停めたがハンドルから手を離さないまま振り向いて、
「ヤリたいの?」
聞いたらこっち見ないまま頷かれた。
「お前、妹のこと好きだから忘れろつったじゃん」
更に聞くのに返事はなかったけど、カアッと顔を赤くした彼を見ていたら小さな声で、
「すみません」
と言われた。
「あ……っそ、分かった」
俺は再び車を動かし、ラブホへと向かう。
ラブホとか久々だったけど、元カレと行ったことのあったとこ目指してったら、いつの間に改装されたのか看板に書かれた名前も変わってた。
コイツら昨日の夜ヤッてたよなぁ……。
深夜だったし俺が部屋で寝てるの知ってはいただろうし、声も抑えてたけど気配やベッドの軋む音で何となく分かった。俺も、たまたま便所行くのに廊下出てなかったら気づかなかったかも知れない。
彼氏は妹相手にどんな風に腰を振ンだろ? 騎乗位で腰振ってる姿しか浮かばねぇな? 今夜は我慢してるだけで、いつもは腰振りながら喘いだりするんだろうか?
――寝ぼけた頭で考えつつ小便終わらせて、キッチンで水飲んでからまた寝た。その時はそこまでムラつかなかった。
ラブホの駐車場に車を停めてから、
「あのさぁ、ヤるならヤるで楽しも? ンな辛気臭い顔されても萎えるし、無理やりヤろうとかしてねぇから……それとも強引にされたいとかいう趣味だったら、他あたって?」
まぁ、犯る気は満々だったけど、躊躇われるのとか言い訳されんのとかは面倒なので先に突き放しておく。俺ヤリたいだけで別に寝取り癖があるわけじゃねーし、コッチのせいにされんのもアレだし。
「わっ、分かってます! 俺が、お兄さんとシたくて連れて来てもらったんです!」
彼は言うと、ずっと縋るよう抱き抱えていたリュックを、やっと足元に置いた。
◆
モーテル式に駐車場から専用階段で直結の部屋へ入り、
「涼し〜」
とか言いながらシャツを脱ぐと半裸になる。彼の視線を感じながらもスルーして、風呂を覗いたらそこもキレイに改装されてた。部屋も前はもっとシンプルな作りだったはずだけど、いつの間にか南国リゾート風のヤリ部屋に変わってた。
元カレと来た時の部屋の名残りを探すような俺も女々しいと思うけど、久々にヤるだけの部屋なんかに入ったことで上がるテンションを誤魔化す目的もあった。
「ここ来たことある?」
風呂に湯を溜めながら聞く俺に、
「いえ……俺も彼女も車持ってないので」
確かにモーテル型だし、駅近じゃないからここまで来ることはないか。
「妹以外の奴とも?」
だとしたら相手は男だろうが、
「いえ、ここはないです」
ここは……ね、と素直すぎた回答に笑ってしまった。
「あ、のっ!!」
揶揄われたと思ったのか、勢いをつけたその声に、
「俺っ、お兄さんのことが……お兄さんのちんぽが忘れられなくて!!」
真っ直ぐに見つめられ言われたその言葉は、俺の夢の中でも何度か聞いたセリフだ。
俺、それ言われたかったのかな? 実際聞いたらそんなでもなかったけど、
「妹さんのことは……彼女のことは、今でも本当に好きなんです! だけど……だけど俺……」
「身体が疼いて仕方ない?」
憤るようでいて、切ないような顔すら見せられたのは、さっきのセリフよりずっとグッとキた。頷く彼の目が潤んでいるの、慰めて欲しいと言われてるみたいでますますムラつく。女への恋愛感情があるのに、コイツの中のメスがどうしても雄を求めてしまうという不均衡さが俺の中の何かをくすぐる。
「お兄さんの……ことも、好きになっても……いいですか?」
恥知らずな告白をしていると言うことは、本人も承知の上のことなんだろう。それでも我慢できなかったのは、コイツの本能だ。
「別にいいけど、俺はお前のこと可愛いとは思うけど好きにはならないよ?」
先に断っておくつもりで行ったのに、彼はパッと表情を明るくして見せた。なに? いまの喜ぶとこあった?
「俺のこと、可愛いって言ってくれるんですか?」
「はぁ、まあ……」
年下だけどフツーにカッコいい男だと思っていたのが、メスだと知ってからは可愛いとは思うようになってた。別に変にホゲってる訳でもなく、どう見てもノンケに見える普通の男子大学生。それでも普段は……どころか、自分の彼女の前でも見せないでいるのだろう、理性を失い乱れた姿を俺の前だけで晒されたというバイアスがかかり、ほんの僅かな笑みすら可愛いと感じるのだからタチが悪い。
「嬉しい」
可愛いと言われ喜ぶ彼を、妹は知らないのだろう。ウチの妹の気質から、女々しい男は許せてもたぶん恋愛対象にはならない。
「一緒に風呂入る? ここローションプレイ用のマットあるけど」
聞いてみたら、嬉しそうな表情のまま頷かれた。やっぱエロいな、ローションプレイとか興味あんじゃん?
「っん♡ ひッ♡ ひッ♡ アァァ〜〜♡」
チンコと、俺と彼の胸の間にローションをぶちまけて、マットに寝転んだ俺の上に彼を寝そべらせる。
ヌチッヌチッヌチッヌチッと平らな胸同士を合わせ擦り付けさせてたら、彼のチンコが硬く熱くなってくのが当たって来た。さっすが大学生、まだ20歳そこそこの若い身体は正直だ。確か妹と同級だから俺と5つしか違わないけど、勃ちが違う。
甘く喘ぎながら胸と一緒にチンコも擦り付けてくる腰つきはいやらしく、本能に正直で、
「上手いじゃん、経験あり?」
両乳首を親指の腹で擦ってやりながら聞くと、
「んあっ♡ 初めて……だけどっ、気持ちイ♡ コレぇ♡」
腰をくねらせるよう俺の腹にチンコ押し付けながら、蕩けさせた顔してる。
「ふ〜ん?」
エロい顔してる彼は、もう妹の彼氏の顔していない。割と押しの強い妹の隣で、圧し負けているとは言わないなりに優しく頼もしそうな彼氏をしている杳くんではなく、その彼女の兄貴のメスになりたがっている若い男。
ローションでぬるついた乳首を指で擦られて、あっという間に硬く芯を持たせてる。赤くした勃起乳首を胸を反らし晒して、もっとシてくれとねだるような目をするいやらしい身体。
「お前さぁ、どんな男とシて来たんだよ? 何やったらそんなドすけべに仕上がんの?」
嫉妬みたいな感情ではなく、フラットに単純に疑問だった。
「えっ? 俺……おかしいですか?」
「おかしかないけど、見た目も反応もめちゃくちゃエロい」
見たまま答えただけなのに、彼はまるで処女みたいに赤くなった。
「経験人数どのくらい?」
「分っ……かんないです、えっと……中学の時に……担任の先生と初めてエッチして……」
「教師かよ!」
「はい……最後までしたのは3回くらいですけど、指とかおもちゃとかではいっぱいシてました……」
「ふ〜ん、で?」
「え……っと、高校に入ってから、サッカー部で……先輩たちと」
「達!?」
「あ、あのっ、マワされたりとかはしてないです! みんな本気で俺のこと好きって言ってくれて、俺断りきれなくて……気持ち良かったし」
「サセ子になってたってこと?」
「違う……と思います、共有されてたみたいな、でもみんな俺のこと好きって言ってくれてたし」
「お前って好きって言われたら断れないタイプ? 便利なオナホだったんじゃねーの?」
「そんな……ことないと、思います」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよお前は」
「俺、ちょっと虐められるのとか好きなのかなぁ? 好き放題に酷くされても興奮しちゃうので……オナホとかも、されたいって思っちゃって……」
「だからエロいって」
「ご、ごめんなさい! お兄さんには、隠し事とかしたくなくて、何でも聞いてください……俺、恥ずかしいことでも全部話しますから」
「高校の時はずっと、みんなのオナホだったの?」
「お、オナホ……でした。文化祭の時とかは、他の学校の生徒とかも遊びに来たりするので……」
「模擬店でオナホ屋やってたのかよw」
「ち、がいますけど……サッカー部で女装喫茶やってたので、そこの裏メニューで俺がご奉仕とか……シてました。でもっ、口だけですよ?」
「本番ナシ?」
「顧問の先生にバレちゃったので、先生とだけ部室で本番もしました」
「うわー、サッカー部乱れてんな」
「それからは先輩たち引退しちゃったし、受験で忙しくなったので、顧問の先生とお付き合いすることになって」
「また教師かよ〜」
「年度変わって先生が転勤になっちゃってからは遠恋で、でも先生結婚しちゃったし、俺も他の学校の人ともお付き合いしてました」
「二股……っても、今更なの?」
「大学入ってからは、ヤリコンサークルって知らなくて入っちゃって、そこ抜けるまでは色んな人とシちゃってて……」
「おっ? 今度こそマワされちゃった?」
「は、8Pくらいまでなら……」
「8って……」
「あの時はレイプドラッグって言うんですか? エッチな気分になる薬……ウチではパコドラって呼んでたんですけど、それ飲むとノンケでもヤれるって言われてて――それを、知らないうちに過剰摂取させられてて、気がついたらマワされてました」
「お前よく生きてたな?」
「いつまでも気持ち良いの終わんなくって、いっぱいちんぽ入ってくるの全部すごく気持ち良すぎて、死んじゃう! って思いました」
「いや、そっちじゃなくて」
「アレってノンケタチにも効くんですね、彼女持ちノンケって言ってた人にも何回もハメられて、俺のおまんこ『彼女より気持ちイイ』って言われながらガンガン腰振られたのは嬉しかったな♡」
「気を使わずに好き放題ガンガン腰振れるからじゃねーの? 俺は女とシたことないから分かんないけど」
「それで、こんなことしてたらヤバいって思って、サークル抜けて……それからも何人か彼氏はできたんですけどうまくいかなくって」
「だろうな」
「それで、短期バイト先で知り合ったのが……妹さんです」
「ふ〜ん……ごめん、ローション乾いて来たからどいてくれる?」
喋ってる間は擦り付ける動き止まってたはずなのに、クチュクチュと濡れた音してんのは気づいてた。
彼も、ハァハァ♡ と息を乱していたし、時々無意識だろう腰が揺れたりもしていた。身体に塗ったローションを使って、自分でアナルいじって準備してんの分かってたから放っておいてたんだけど、まさかそんな自分の指4本も突っ込めるくらい開いてるとかまで想像はしてなった。
「それ、もう手首まで入っちゃうんじゃね?」
「いえ……フィストまではッ、……無理です♡」
とはいえぽっかりと開いてしまった雄まんこが充血してんのめちゃくちゃエロくて、伺いもなくそのままチンポの先突っ込んだ。
「はぅんッ♡♡♡」
ちんぽの先突っ込んだらキュン♡ キュン♡と締められて、指アナニーでここまで広げてたくせにちんぽは別物と言わんばかりにエロく喘いだ。
「お、お兄さんの……ちんぽ♡♡♡」
とろっとろに溶けた表情で、トロットロにあったかく柔らかいまんこで、身悶える。
「おまんこ気持ちイイ♡♡♡ おまんこ気持ちイイ♡♡♡」
俺は妹の彼氏を、またエロまんこにしてしまった。
乾きかけたローションの上からリンス塗りたくって洗い流し、まだ肌がベトついたまま冷房で冷えたシーツの上に2人して雪崩れ込んだ。
「お兄さん、ゴム無しでいいですか? 生ハメ好き?」
足を開き上げぷっくりとした雄まんこを晒す彼に、
「生ハメが好きなのはお前がだろ?」
さっきのは外で出したけど、いっかい生でハメといて今さら何言ってんだよ? と呆れる俺。
「あっ♡ 生ハメ好きです♡ 生ちんぽが一番好きッ♡」
自分で両足の膝裏抱え上げながら甘えたよう言って、ピンクのまんこをヒクヒクさせた。俺のちんぽは割とデカい方だって言われるし、人によっては挿入を躊躇われる太さだったが、彼には最初っからその辺の躊躇はなかった。コレをハメたら気持ちイイだけ♡ と最初から知っていると言わんばかりに、欲しがる顔をする。浮気ちんぽって自覚あんの? と思うけれど、俺だってハメたいから余計なことは言わない。
晒された雄まんこの上にトンッとちんぽ置いてやると、その重みを感じたのかメス犬の顔をする。
ヌルヌルなままの会陰からタマの裏に擦り付けてやりながら手マンし始めると、
「……指ちんぽじゃヤだ♡」
俺の手首掴んで言ったのが生意気だったから、とりあえず手マンで射精させてやった。
「あ"ッあ"ッん♡ ぁああああああ"ッ♡♡♡」
ガクガク震えながら勢い良く射精したちんぽを口に咥え、
ドクッ♡ ドロッ♡
更に飛び出して来た精子を口移しで垂らしてやる。
「あ"ッッ♡ あ"ッッ♡」
喘ぎつつ与えられるものを飲み込むと、舌を絡めてきた。雄臭いキスに、媚薬でも舐めたよううっとりとして、足を開いたまま俺のちんぽに指を絡めて来た。ローションで濡れた手にリズミカルに扱かれながら、深くヂュブヂュブと下品な音を立てキスしているのはアガる。更に手マンしてやりながら、彼の濡れたままのちんこの先を手のひらでグチャグチャと擦ってやると、ビクッビクッと太ももを震わせた後に背すじまで震わせながら今度はブシュブシュと派手に潮を吹いた。
「潮吹き、エロ」
まだ唇が触れる距離で煽るよう囁けば、うっとりしたままの顔でチュッチュと唇を鳴らし押し付けてくる。
飲まされた精子の匂いに酔うようにして、
「ハメて♡ くらさい♡」
ねだるように言った。
「んー?」
まだ潮をこぼしているちんこに俺のちんぽを重ねると、亀頭を合わせて一緒に擦ってやる。
はっ♡ はっ♡ と息を乱し興奮に紅潮させた顔を、彼はイヤイヤとそらしながらも、
「あんっ♡ あ"ぁーんッ♡」
とメス声漏らしながら悶えた。
「何をしろって?」
静かに尋ねて、
「あっ♡ 俺の……まんこに……ッ♡ お兄さんの、ちんぽください♡」
可愛いおねだりを引き出してやる。
「んー?」
しかし更に焦らすよう鈍い反応を返しながら、手マンしてた手は抜いて、兜合わせにちんこの先をニチャニチャと擦り続け、
「お前のいやらしいまんこに? 俺のデカちんぽを?」
挿入を想像させるようなことを尋ねたら、ビクンビクンと身体を震わせ甘くイキかけたようだ。
「俺の……いやらしい雄まんこに、お兄さんの……ドすけべで硬くてデカいちんぽを入れて♡ ください♡ いっぱいジュポジュポして♡ ください♡ は……ァァあ♡ ンッ♡ ンッ♡ ください♡ ちんぽください♡ ちんぽ♡ ちんぽぉお♡♡♡」
とうとう我慢できなくなったのかザーメンの味を反芻し求めるように、彼は自分の指を自らの口に突っ込んで、グチュグチュと舌をいじり涎を垂らしながらメスの顔で喘ぐ。
「ちんぽ狂い」
抱き寄せるようにして耳元で囁けば、またビクンビクンと甘イキし、もう片方の手の指を自分で突っ込んだ。
「んっ、切ないなぁ? ちんぽ欲しいなぁ?」
慰める声で煽り、ぐずぐずと泣き出しながら緩む口から指を引き出しキスしてやる。
「可哀想に……自分の女にちんぽ突っ込んでも、満足出来なかったんだよな?」
「う、うんっ♡ ちんぽセックスも気持ち良いけど、腹んなか切なくなって……だから、だから……朝になっても……お兄さんのちんぽ欲しくて……欲しくて」
「ちんぽしような?」
「するぅ♡ お兄さんとちんぽするぅ♡ おまんこ嬉しい♡ おまんこ嬉しいです♡」
「この浮気まんこが〜!」
「ごめんなさい♡ ごめんなさい♡ 浮気まんこでごめんなさいぃ♡」
「しょうがないよなぁ? 杳くんはちんぽないと生きていけないんだもんなぁ?」
「あんッ♡ ちんぽキた〜♡♡♡ ちんぽ好きぃい♡♡♡ ちんぽで気持ち良くなっちゃう♡ お兄さんのちんぽで俺のまんこ気持ち良くなっちゃうよぉお♡♡♡」
「おらっ! 彼女の兄貴のちんぽ咥え込む変態まんこが!! ちんぽで反省しろっ!! 堕ちろッッ!!」
「お兄さんのメスにして!! 俺をお兄さんちんぽの専用メス穴にしてください♡♡♡」
「ん〜? 可愛いまんこだな、お前」
「お兄さんに♡ おまんこ褒められてるぅ♡ 嬉しい♡ 嬉しいっ♡」
「このエロくて可愛いまんこには! もっと深くまで……ハメてやらねぇと! なっ!!」
「ああああああ♡♡♡ っお"ッッ♡ お“ッ♡ っお"ッッ♡ お“ッ♡ お“ッ♡ お“ッ♡ お“ッ♡ お“ッ♡ お“ッ♡ ッお"お"お"お"お"……んゔぉ♡♡♡ お"ぐぎも"ぢィ♡ おぐ届くゔッッ♡ 奥きもぢイイよお"ぉお〜〜♡♡♡」
「あ〜〜〜〜っ、奥までずっぷり入っちゃったなあ? ちんぽ気持ちイイなぁ?」
「気持ちイイ♡ 気持ちイイ"♡ ケツまんこ気持ちイイ♡ ケツいいよおぉ♡ お兄さんのちんぽが、奥までッ♡ 腹ンなかまでキてるよッッ♡ そんな奥で腰振り……凄ッッ♡ つぉい♡ すごい♡ しゅごいぃ♡♡♡ 俺、犯されてるッ♡ 結腸まで犯されてるぅ♡♡♡ しゅごぃ♡ ちんぽしゅごい♡ お兄さんのちんぽ♡♡♡ ちんぽぉでイぐッッ♡ イぐ♡ 〜〜ッひぃ♡ イぐ! イぐ! イぐ! イぐ! イクイクイクイクイクぅ〜〜!!!!」
「お前やっぱ簡単にイくな? ケツでちんぽしゃぶりつきやがって!! この変態まんこ! エロまんこ!」
「ッッあ♡♡♡ エロくて変態なまんこですッッ♡ ごめんなさい♡♡♡」
「開き直ってンじゃねーよ! イけ! イけよ、おらっ、イけ! メスイキだ、女みたいにイけ!! 女みたいに喘ぎながらイけ!!」
「ッッんんんぅぅう〜〜♡♡♡ イく! イくぅ! イっってるうぅ♡♡♡ はぁっ♡ ん、はあ"っ♡ 奥でジュボジュボされて凄いよぉ♡♡♡ イクの止まらない♡ イクの止まらないッッ♡♡♡ ッん〜〜♡♡♡ ッあ"! ッあ"! っあ"ッ! っあ"ッ! っあ"ッ! っお"ッ! っお"ッ♡♡♡ お"ッお"ッお"お"お"ぉ♡♡♡」
「うぁ、また潮吹きやがった、エロ……っ」
「ごめんなさい! ごめんなさい♡ 潮吹きまんこでごめんなさい♡♡♡ 潮吹きメスイキぎもぢイイィ♡♡♡ ケツいくの止まんないッッ♡ ケツいくの止まんないぃッッ♡♡♡」
「てめぇ昨日の夜、女とヤッてただろ! この雑魚ちんぽで俺の妹とヤッてただろ!!」
「んぁあ……♡ なんでぇ? なんで知ってるのお? ごめんなさい!! 雑魚ちんぽハメてごめんなさいッ♡ 止めないでぇ! お兄さんのちんぽ止まっちゃイヤ!!」
「ン? 昨日の夜は何回ヤッた?」
「えっ?」
「昨日の夜は! この雑魚ちんぽ何回ハメたかって聞いてんだよ!?」
「いっ……いっかいです! 1回だけです! ごめんなさい!」
「何回イッた?」
「いっ、いっかいです! 昨日の夜、俺がちんぽセックスでイッたの1回です!」
「女は何回イカせた?」
「ッッ〜〜……さ、さんかい」
「3回だけ? ガチで雑魚ちんぽじゃねーか。テメーは今日、何回イッた?」
「わ、分かんない……です」
「ア"ァッ!?」
「ごっ、ごめんなさい!! 俺、今日、お兄さんに何回イカされたかもう分かんないです! いっぱい♡ いっぱいイキ過ぎて、メスイキ凄くて♡ はーっ♡ はーっ♡ ちんぽ凄くて♡ 分かんなくなるくらいメスイキして♡ ――もっと♡ もっとください♡ 俺のまんこにもっといっぱいください♡♡♡ お兄さんの強つよちんぽ止めないで♡♡♡」
「テメーは、まんこまでイキまくりの雑魚まんこだなっ!」
「んお"お"お"おおおお♡♡♡ ちんぽ来たァァ♡♡♡」
「その声、アイツに聞かせてやりてぇw」
「ダメぇ! らめぇ! くみちゃんはダメぇ!」
「るせぇ、彼女のバイト中にちんぽ咥え込んでんだろ!」
「ごめんなさいぃ! ひぃンッ♡♡♡ ごめんなさい♡ お仕置きしてッ♡ ちんぽでお仕置きしてぇッ♡」
「ほんっと、可愛いなお前」
「あっ♡ あっ♡」
「俺がいっぱいまんこ虐めてやるからな?」
「ああ"っ♡ ああ"っ♡ 虐めて♡ 虐めて♡」
「なぁんて顔してんだよ? おっ? おっ? んっ? ん〜〜ッ?」
「んお"あ"あ"ああッッ〜〜ッッ♡♡♡ ン"〜ッン"〜ッ♡♡♡ っひィあああッッンンン♡♡ ごわぇ……壊れりゅうぅ♡♡♡」
「もっとか!? もっとか!?」
「ンお"お"お"ぅンン♡♡♡ ……ハーァ♡ ハーァ♡ も、っどぉ♡ もっと突いてぇ♡ 強ちんぽで結腸挿し殺してぇ♡♡♡」
「おらっ、死ね! おらっ、死ね! 死ね! 死ね! イキ狂って死ね!」
「死……ッッ♡♡ ぬぅううッッ♡♡♡ 死ぬ♡ 死ぬッッ♡ ちんぽで死んじゃうッッ♡♡♡ んお"お"ッ♡♡♡ ゔぅんんんッッ♡♡♡」
「ほらっ! イクぞ? 出すぞ!? テメーの彼女の兄貴に中出しされて孕むぞ!?」
「いっ、いやあぁ!! らめっ、らめっ♡ 孕ませだめえッッ♡♡♡」
「中出されたいんだろ!? ア"ッ!? 種付けされてぇんだろ!! このメス犬!!」
「されたいです!! お兄さんの種いっぱい欲しいです!! あぁ……好きッ♡ 好きぃッッ♡♡♡」
「オラ、出るッ!! 出る!! 堕ちろッッ! 堕ちろッッ!! ――ンぉッ♡ っお♡ っお♡ 〜〜まだ出るッ、すげっ、ちんぽ吸い付きヤバ……ッ、まんこヤバッ♡」
「んおぁあッ♡♡♡ あッ♡ ああ"♡♡♡ あ"ッ♡ あ"ーッ♡ ッッッ♡♡♡ びゅうびゅうれてぅ♡ いっぱいらされてるぅ♡ ぅぅッ〜〜♡」
また潮ぶっ放しながら、妹の彼氏は果てた。
更に、
ビクゥッ! ビクゥッ! ビクゥッ! ビクゥッ!
何度も何度も痙攣し、アヘ声漏らしながら、ヒィ♡ ヒィ♡ とメスイキしている姿は男ながらに見て無様で、顔を覗いてやったら涙や涎だけでなく、鼻水まで垂らして弛緩した顔で放心したまま笑う。
やべぇ、めちゃくちゃ出た。繁忙期に疲れマラ抜けないでいた分も、全部ぶち撒けたかのような快感で射精を終えても、まだちんぽビクビクしてる。コイツのケツまんこ気持ち良すぎた。
「す、素敵でした♡」
うっとりとした声で言う唇にキスしてやったら、
「ッッ♡」
俺の背中に腕を回しギュウと抱きついてくる。
口の中ベロを突っ込まれ、舐められ、ハァ♡ ハァ♡ と乱れた息がかかって、
「好き♡ 好きです♡♡♡ 好きっ♡」
完全に理性を無くしたあと、俺にメロメロんなってんの可愛い。なんかこういうの久々過ぎて冷静に観察しちゃうけど、歳下の男子大学生にスケベして惚れられるとかサイコーじゃね?
そこからフリータイムが終わるまで、つまり夕方までずっとエロまんこ犯してた。
妹の彼氏の杳一 は、ますます俺に夢中になって――一度は女を愛し始めたその身体を、ちんぽが無いと生きていけないメス堕ちまんこに逆戻りさせてしまった。
◆
それからも妹たちは妹の部屋でヤッたけど、妹の彼氏は深夜にベッドを抜け出し俺の部屋に夜這いに来るようにもなって、あのエロい変態雄喘ぎを必死で殺しながらちんぽを求めた。
女とヤるのも気持ちは良いが、やはりそれだけじゃ本気イキまでは出来ないらしい。妹とのセックスで出したゴム入りザーメンを持ってきて、お守りのように握りしめながら俺に抱かれる。ゴム持った手で必死に自分の口を押さえて、そういうセックスの時は最初からメスイキして俺に中出しされてからシャワーを浴びて戻って行く。
後は定期的に、妹が確実に居ない日の俺の部屋やラブホなんかでハメるようになって、俺としては歳下雄まんこと生でヤれるし、気まぐれに、
「可愛い♡ 可愛い♡」
と囁いてやるだけで面倒なくタダまん出来るから文句も無いのだけれど。
まさかそんな関係がそれから3年も続くとは思わなかったし、3年後に妹から彼と結婚するつもりだと告げられるとも思って無かった。
妹とのペアリングを嬉しそうに見せる杳一を、俺はそれでも犯して。彼もそれを受け入れて。
「実は赤ちゃん出来たんだよね♡ 母さんにはもう報告してるんだけど、父さんにも挨拶しなきゃだし、兄貴もついて来て杳くんの良いとことかそれとなく援護してよ!」
新卒1年目で結婚とか急だと思ったらそー言うことかよ? マジで? アイツ父親になんの? アイツの良いとこって――ケツまんことか?
……なんて、絶対言えないこと浮かべてた。
「俺、お兄さんの……栞司 さんの弟になれますね」
嬉しそうに言うけど、
「パパになっても俺とヤるの?」
って聞いたら、
「ダメですか?」
って聞かれて、――ダメだろ? って思ったけど若パパ掘るのも興奮するだろうから黙った。
妹の彼氏……いや、妹の旦那になる人は、妹のことを愛していると言うが、やっぱり今でも俺のことも好きだと言う。
妹と結婚して義弟になったら、俺と結婚するも一緒だと嬉しそうに笑う。ブッ壊れてんなコイツ……って思うけど、割と絆されてきてるから俺も嫌なわけじゃない。むしろ妹の旦那がコイツで良かったな、まである。
「ちんぽ遊びのためにそこまでするかよ?」
呆れて耳打ちする俺に、
「遊びじゃないです、本気です!」
杳一は言って、妹から見えない角度で手を繋ぎ、俺にキスをした。
「兄貴もさ、もうアラサーなんだからついでに親たちに潔くカミングアウトすれば?」
妹には去年、ゲイだとカムアウトしたから知られてるけど、
「もう初孫生まれるんだから、ハードル下がるって♡ 今の彼氏とは長いんでしょ? 3年目……だっけ? そろそろ私にくらい紹介してよ!」
そいつのことは、ちょっと話しただけ。
「えっ!?」
それを聞いた杳一が俺を見る。
「どう言うこと? 誰のこと? そんなの聞いてない!」と言いたげな目に俺は笑う。
「杳くんも会ったことないの? 兄貴の秘密の恋人。もう私より仲良しなのにね〜、冷たい兄貴だね〜。コイツこう見えて彼氏いんだよ? しかもその人も杳くんと同じ『よういち』って名前なんだって! まぁ、珍しい名前じゃないからカブることもあるよね、私の名前も同じ名前のひと従兄弟の奥さんに居るし。歳も4つか5つ下らしいから、兄貴の彼氏もウチらと同年代だって〜」
ベラベラと喋り始める妹に、
「杳一が引いてんじゃねーかよ」
言ってやると、
「杳くんは差別とかする人じゃないから、フツーに隠しごとする兄貴に引いてるんだよ」
妹は呆れたように言う。
「よういち……さんって言うんですか?」
潤んだ目で聞いてくる杳一に、
「まーな」
平熱で答える。
「恋人……なんですか?」
重ねて尋ねる声が、なんかちょっと期待してるみたいで、
「内緒」
からかうよう答えてやったら、嬉しさを噛み殺すような笑みを見せた。クソ可愛いな、俺の恋人。
まぁ、3年も切れず他にも行かず付き合ってて、初めてそういう相手だと教えてやったんだから戸惑うのも無理はない。戸惑いはしても嬉しがるとこ、本当にドMだよな、こいつ。
「ど、どういうところが好きなんですか?」
しかし欲張るように突っ込んだ質問してくる杳一に、
「ン? エロくて可愛いとこ」
雑に答えたら、
「うっわ、下ネタかよサイテー」
聞いてた妹からは軽蔑されたが、下ネタか? コレ。
別に、
『ちんぽ好き過ぎるどエロなくせに、まんこだけは俺に一途で可愛いとこが好き』
とか言った訳じゃないだろ?
そして妹の旦那にも、顔を耳まで真っ赤にして、
「ば、バカ……」
俺にだけ聞こえる声で言われた。
うわ……っ、今すぐキスで理性トばして分からせたい! という欲求は、紛れもなく自分のメスに対して抱く感傷。
今現在、日本では重婚も同性婚も認められていないし、結局コレが俺たちの落ち着くとこ。
杳一が妹を利用しているだけなら迷いもするが、躊躇いもなく、
「彼女を愛している」
と言われれば、シレッと家族になるのも悪くなかった。
誰もがその生涯で最愛だった相手も、そして最期にセックスをしたヤツが誰だったかさえ、今際の際にならなきゃ判んない。
だからきっとそこに在るべき倫理観なんて、俺たちには必要ないと思ったんだ。
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