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14.名乗り遅れましたが
月曜日は燃えるゴミの日で。このマンションの住人のほとんどの家庭では、ゴミ捨て当番は旦那さんがやっているようだった。
といっても、ウチみたいに嫁さんがゴミをまとめてくれた袋を、ゴミ捨て場に持って行ってるだけかも知れないけど。
「あ」
「おはようございます、松本さん」
「おはようございます」
エレベーターで、松本さんの旦那さんに出会った。彼もゴミ袋を提げている。きっとこのまま出社するのだろう。
彼の家は子沢山だから、ゴミも紙おむつや子どもの食べるような菓子のパッケージなど、うちにはないタイプのゴミが市指定の半透明のゴミ袋から透けて見える。
昨日の夕飯はカレーだったのだろうか? ゴミ袋の上の方に、カレーの空き箱が入っていた。
少し気まずそうに目を逸らした松本さんに、
「俺とシたときの、ティッシュとかのゴミも入ってるの?」
こっそり訊いてみたら、ちょっと興奮を滲ませるような目で俺を見た。
「あります……別の袋に入れてたから、1番上に乗せてありますよ」
俺と松本さんがセックスする時はコンドームはしないから、そっちのゴミはない。一昨日ローションを使い切ったはずだから、そのボトルとかもこっそり潜ませてるのだろう。
「一昨日の伊達さんの旦那さん、すごく可愛いかったです」
「ほんと? 松本さんのちんぽも素敵だったよ、精液多いの男らしくて羨ましい」
「いっぱいあふれてきましたね」
「だって4回もシたから……」
「ずっと出来てなかったから、止まらなかったんです、ごめんなさい」
「1回目終わってから、そのまま抜かないで2回目出来たもんね、強くてカッコ良かった」
「それは、伊達くんのおまんこがエロすぎたからだと思います」
「本当? 嬉しい」
「今夜、少し時間取れませんか?」
「ごめん……今夜は予定があって……」
「そうでしたか」
「あのさ、性欲処理だけなら、10分とか15分くらいで即ハメ1回だけ……みたいな使い方で、頻繁にするとかでもいいと思うんだけど」
「えっ? 伊達くんはそれでもいいんですか?」
「良いよ、俺、このマンションの共有オナホだもん。他の人もそういうインスタントなセックスで使ってくれるよ」
「そうなんですか? すごいですね」
「深夜の駐車場の車の中とかでもあるよ? コンビニ出かけてくる、ってテイで即ハメ出来るの便利でしょ?」
「は、はい……ゴクッ」
「あ、1階着いちゃった」
エレベーターを降りたら、ちょうど階段で降りてきたらしい柿内兄弟が居た。
「おはようございます」
を交わし合って、兄の方はそそくさと目を逸らすけど、弟の方は俺のことガン見してた。
意外と、弟の方が性欲強いみたいなんだよね。俺が初体験で結腸キス教えちゃったからかな?
先週の金曜の夜、また呼び出されてマワされたんだけど、またひとりDK増えてて、その子もなかなか凄かったな。まあ、あんな集まりに参加するような子が普通なはず無いんだけど。あの子は陸上部って言ってたっけ?
徳茂の持ってきた電マをしつこいくらい俺に押し付けて来て、潮吹くまでやめてくれなかったもん。
自転車置き場に向かった柿内兄弟の背中を見送りつつ、俺たちはマンション共有のゴミ捨て場へ向かう。
基本的には24時間いつでも投棄できるゴミBOXだから、そこまで混み合うことは無いんだけど回収日に捨てに来る人もそれなりに居る。
途中、エレベーターへ戻って行く斎藤さんの旦那さんとすれ違った。
たしか小川さんとこは嫁さんが捨ててるんだよね。
ちなみに、15分程度で俺のオナホまんこ使うの1番多いのは小川さんの旦那さん。駐車場の車の中でヤッたのも小川さん。
だけどこないだ呼ばれて行ったら車の中に居たのは見知らぬ若い男の子で、
「小川さんに紹介された」
って言って即ハメして帰って行った。
たまにそういうことあるんだけど、ああいうのもドキドキするよね。いきなり知らない人のちんぽとか!
ゴミ捨て場の前には、友成 さんの旦那さんと結城さんの旦那さんがいた。一瞬たじろいだのは、結城さんの奥さんも一緒だったから。
結城さんは今日は有給を取って、家の用事で出かけるらしい。
松本さんはゴミを捨てて、出社して行った。
俺も実は今日は有給をとっていた。月曜は有給の取得率結構高いと思う。それか金曜。
友成さんは、今日は在宅で仕事するらしい。
そう言えばこのあいだ、結城さんと交換したの忘れて帰ってきてしまった結婚指輪、結城さんの家をすぐには訪れることが出来ないでいた俺の代わりに、友成さんが交換してきてくれた。
あのあと結城さんとは一度、食事だけ……って会ったんだけど、結局2時間だけラブホに行って3回セックスしたから、もう平気。ラブホではもう、結城さんも孕ませとかしなかったし。
あれからも奥さんとはレスらしいので、今後もオナホとして使ってくれるんだと思う。
松本さんといい、結城さんといいレスだとタガが外れた時ヤバいから、本当に即ハメでいいから適度に空気抜きしてかないとな。
俺べつに前戯とかなくても即ハメでイケるし。しっぽりガッツリヤリたい時は、友成さんが相手してくれてる。
俺もゴミを捨てて、帰りのエレベーターは友成さんと一緒。
到着したエレベーターから降りてきた男の人と目が合って、
「おはようございます」
を交わしてから、俺たちはエレベーターへ乗り込む。
「さっきの人、新しい人かな?」
何気なく口にした友成さんに、
「3階の古芝さんの彼氏さんです」
俺が答える。
「ヤッたの?」
「ハイ」
察しのいい友成さんに頷くと、呆れたように笑われた。
「ひとの旦那だけじゃなく、彼氏にも貸しオナホしてんだ?」
「たまたま……なんかそういう感じになっちゃったんです」
「たまたまなる?」
「エレベーターで一緒になって、何故か3階で手を引かれて古芝さんのお部屋に連れて行かれました」
「それってナンパ?」
「ナンパ……なのかな? 無言でしたけど」
「拉致かな? どっちにしろヤリ目だった訳だ」
「ですね」
「休みの日に、ちょっとコンビニまで出た帰りだったんですけど……夜とかでもなく」
「嫁さんは?」
「家で映画見てました」
「で、旦那は3階の部屋で、ヤリ目ナンパにパコられてた……と」
「というか、友成さんのせいでもあるんですよ?」
「はー? なんで俺? あんな奴しらねーし」
「だって前に友成さんがSNSにアップした動画で身バレしてたんです!」
「えー? マジ? 俺いっつもぼかしとか入れてアップしてんのに、バレたん?」
「何故かバレました……」
「そんなの違うって言い張れるだろ」
「うっ……」
「結構イケメンだったから、ちんぽ味見してみたかった?」
「……ハイ」
「どうだった?」
「デカちんぽでした、あと腰振りも上手かったです」
「元々バイなのかね」
「みたいです、彼女だけじゃ物足りないみたいで、やっぱ男も抱きたくなるって言ってました」
「分ーかーる~」
「分かっちゃうんですか」
「やっぱ雌まんこと雄まんこじゃ違うよね、色々とね、それぞれいいとこあんだけど」
「マジですか」
「ゲイとノンケでも腰振り違うだろ? ――あ、着いた」
誰もいないとはいえ、さすがに外廊下でこんな話も出来ないので何となく2人して黙る。
ちなみ古芝さんの彼氏とは、それからも2度ほどセックスしている。いつも古芝さんの不在宅で、合鍵を持っている彼氏に誘われて。
◇
家に戻ったら嫁さんは出掛ける支度をしていた。出かけるのはもう少し後なはずなんだけど、早めに支度を終えておきたいらしい。
閉め切ったままいた寝室のカーテンを開けて、なんとなくそのままベランダへの掃き出しを開ける。
いい天気だなぁって思いながらベランダに出たら、隣のベランダとの仕切り壁の向こうから友成 さんの旦那さんが顔を出した。
「ちょっと、ちょっと」
小さな声で呼ばれて、なんだろう? と近づく。
「コッチ来て」
言われ、
「は?」
と俺は声を上げる。
コッチって隣のベランダ? ここ、8階なんですけど? 落ちたら即死なんですけど?
それでもひょこりと覗いたら、ベランダの床にシートが敷かれ、ローションのボトルとバスタオルが置かれていた。クッションまである。
あっ、察し♡
このマンションのベランダは少し広めにとられていて、余裕でシングルベッドの巾はあった。
ベランダの外側の壁はコンクリートで目隠しされていたが、所々スリットも入っていた。これが3階くらいまでなら外からの視線も多少気になるが、8階ともなると隙間にその危うさはない。近くの高層建築は公園の反対側にあるマンションくらいだし、ここからそっちも見えないから、あっちからだって見えないだろう。双眼鏡で覗きでもしていなければ無理だ。
あとは両隣の仕切り壁越しに、ひょいと覗く者が居なければの話。友成さんの反対側のお隣は夫婦で飲食店経営をしているらしく、朝早く帰りが遅いので気にしなくていいらしい。
だからうちから――つまり、うちの嫁さんが覗かない限りは平気。そこが、1番見られてはダメな相手なんだけど。
俺は開け放ったベランダの掃き出し越しに、部屋の中の様子を窺った。
嫁はまだ出掛ける支度をしているのだろう。話しかけてくる様子もない。
サッシ戸をそっと閉めて、友成さんへ近づく。
外壁のスリットにある段差に足をかけ、手すり脇に膝をつくと、友成さんの手を掴んでそおっと隣のベランダへ乗り越える。案外危なげなくベランダへと着地できた。
ベランダにも家にも居ないこと、嫁に気づかれてもまさか隣のベランダに伝ってったなんて思わないだろうから覗き込まれはしないだろう。恐らくそのはず。
友成さんは手にしていたタバコの火を、そこに置いてあった灰皿に押しつけ消す。
ベランダ履きのサンダルは脱いで来てしまったから、裸足をそこに敷かれた薄いラグのようなものの上に乗せると、下にも1枚クッション性の良いシートか何かが敷かれているようだった。ボルドーに近い赤に明るい水色や黄色でフォークロアな刺繍が入っているそれは、なんだかレジャーシートにしてはオシャレだ。布だし。
「嫁さんがグランピングやらゆるキャンやらするって言って凝ったの買ってきたんだけど、結局いっかいしか使わなかったんだよ」
友成さんは笑って、その上にあぐらをかき座る。俺も隣に尻をついて座り、軽く引き寄せられたのにキスを受け入れた。
さっきまでタバコを吸っていた口でされるキスは苦いしタバコ臭い。だけど、これが彼のキスだ。絡みつく舌を舐め返すいやらしいキスを、俺たちはしばらくの間続けていた。
大人の男が座っても、視界は壁に塞がれ外は見えない。余所からも見られないはずだ。ただ3すじだけ通り抜けているスリットだけが少しだけ危うさを孕んでいて、だけどそれがまたイイ。
昼間っから持ち出した缶ビールを飲み始めていたらしく、友成さんはまたひと口それに口をつけた。
「在宅勤務じゃなかったんですか?」
俺が訊くと、
「昼までそのつもりだったけど、全休にした」
彼は軽薄に笑う。
「今日はあったかいし」
夏にはまだ早く、春をとっくに通り過ぎた陽気。天気も良いのでたしかに日の光が心地よい。
「青姦日和だろ?」
まるでベランダピクニックのように言うが、やっぱりここでセックスするつもりなのらしい。
俺が何か言う前に、友成さんの手にした缶ビールが口に押し付けられた。俺はタバコ臭いキスの口直しとばかりに、それを一気に喉へ流し込む。
呷っている俺のシャツ、前ボタンを友成さんの長い指が下から外して行き、全部外される前に俺は押し倒され乳首を舐められ始めた。
ヤバい、気持ちイイ♡
ベランダの天井ごしの青空を見上げたら、ますます興奮してきた。
慌ただしくズボンごとパンツを脱いで、俺は脱ぎかけのシャツだけになる。足を広げると友成さんは、俺の乳首にしゃぶりついたまま手探りでローションのボトルを掴み、迷いのない手つきで俺のケツをほぐし始めた。
男を受け入れることに慣れた、しかも早くちんぽ欲しくてたまらなくなってる俺のケツは、あっという間に性器になる。ぬぷっ♡ ぬぽっ♡ と粘着質な音を立て、アナル用に粘度高めのローションがケツの中で攪拌されてく。
「~~ッァ♡ ンっンンンンッ♡」
「声を出すなよ? まだうちのも部屋に居ンだから。俺は良いけど、お前は嫌だろ?」
声を殺す俺に、友成さんはとんでもないことを口にした。
「えっ? 友成さんの奥さん居るんですか!? ウソでしょ!?」
小声で訊き返す俺に、友成さんはそんな場合じゃ無いってのに笑う。
「お前ほんと、可愛いな」
何が彼の琴線に触れたのか知れないが、今度は友成さんも俺に合わせるように耳元でナイショごとのように言った。
単純に、そんなものにもゾク♡ ゾク♡ としてしまうのは悔しかったけど、ニヤッと笑みを見せた彼がまた俺をまんこにしてく。
手マンであっけなく雄まんこになった俺に、彼は乗り上がるよう身体を重ねると、
「~~――ンン"ッッ♡」
「シーッ!」
今度は俺の口を手のひらで完全に押さえつけるよう閉じながら、ゆっくりと楔を埋めるようにしてちんぽを押し込んでいった。
広げた足の間に挿し込まれてくる肉棒が、俺の腹を突き上げ引かれる。
「ンン"~~――♡♡♡」
ピュッピュッ♡ と押し出されるよう俺のちんこの先から飛び出したのは、白濁混じりのカウパーで、そのまま――、
ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡ ヌチュン♡
引いては押してを繰り返すようピストンし始められ、俺の身体はのしかかられたまま仰け反った。
――奥ッ♡ 深ぁい♡♡♡
いちばん奥には届かないまでも、その角度から挿入出来る最深部まで押し込まれたのだろう。ちんぽの先から入りきるところまで、サオ全体を使うようにリズミカルに腰を振られて、のしかかられ身動きのとれない俺はなす術もなくイく。
腹の間で勢いよく射精してる間、いっ時だけ腰を止めてくれただけで、またすぐにピストンは繰り返される。
「あ"~~……気持ちイ~……あ"~~……気持ちイ~……」
差し迫るでもなく快感を味わうよう繰り返された言葉が、本当にオナホを使われているみたいな無機物さだった。
トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡
一定のリズムで腰を叩きつけられ、激しくはないけど時々仰け反りそうな力が籠る。俺の方だけが、気持ちイイ♡ イクぅ♡ 気持ちイイ♡ イクぅ♡ と何度も絶頂しそうに夢中になり、両足は何度も足掻き薄いラグの上を蹴った。
空っぽになったビールの缶はコンクリに防水加工の塗られた床の上へ真っ直ぐに置いたはずだが、カラカラと軽い音を立てて転がる。その音に、覆い被さる友成さんの腕の中でビクッと震えた俺。
わずかに風が通り、そんなに暑くもないはずなのに、肌が汗ばんだ。
彼に促され、キスを交わす。ベロを絡めて、吸われて。
今度は俺が彼の口の中を舐めてたら、俺の中のおちんぽがピクッピクッ♡ と震える。
チュッ……チュパッ……チュプッ……チュッ……チュッ……チュプッ……チュパッ……チュッ……。
水音が聞こえて、口を開けたら彼の唾液が流し込まれた。俺は言われるまでもなくそれを飲み込み、またキスを続ける。
ハメたまま、キスされながらチンポぴくぴく♡ されんのゆるく気持ちイ♡
抱きついて、口を開けたらベロを擦り付けるよう舐められる。ヌルヌルと滑り撫でられれる粘膜がまた水音を立てて、唾液まみれで濡れた唇を重ねる。
キスのエロさと気持ちよさにポーッとなっていたら、彼にしがみついていた腕を解かれ、ラグの上に両手首を押さえつけられた。
そのまま、
タンッタンッタンッ! タンッタンッタンッ! タンッタンッタンッ! タンッタンッタンッ!
また腰を送られ、折り重なる身体ごと揺れながら、
「ッあ♡ あっ♡ あっ♡」
甘えた声が漏れるのを、また左手のひらで塞がれる。視界のギリギリに彼の薬指、銀色に光る指輪が見えた。
口を押さえられたまま、突き上げるような動きでちんぽがピストンされる。それでも声はわずか漏れていたが、かろうじて喘ぎ声に聞こえない程度の唸り。
タンッタンッと突き込まれていたものが、ドンッ♡ ドンッ♡ とヘソまで響く突き上げに変わり、グッチュッ♡ と濡れた音を立てて最奥を突き抜けた瞬間には、俺たちは隙間なく密着する体位で絡み合っていた。
「~~ンンンンッッ♡♡♡ ~~ンンンンッッ♡♡♡」
俺がちんぽに敗北した瞬間なんて、手にとるように分かるのだろう。友成さんはイッてる俺の奥に突っ込んだまま動きを止めると、窒息しながら痙攣する俺の胸に項垂れる頭を埋める。その間もずっと、俺の口は塞がれたまま。かろうじて鼻で息はできるが、雑に口を塞がれているので苦しい。
メスイキ止まらなくて、彼の下で足掻く。失神できていた方がまだマシだったかも知れない……なんて身体から汗を吹き出したまま震える。
俺の痙攣が止まると、彼のピストンは再開された。二、三度ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡ と突かれるたびにガクッガクッガクッ♡ と震え出し、少しの間ピストンは止まるが、じきにまた動き出す。
「イキっぱなしじゃねーか」
掠れたような友成さんの声が聞こえ、
「刺し殺してイイ?」
低く囁くよう訊いてくる。
物騒なその問いは、何も本当に命までとると言うわけではないけれど、メスイキ痙攣しても息をするのを忘れても構わず結腸をガン掘りしてもイイ? 連続アクメでテメーの精神崩壊させてイイ? ……と訊いているのだ。
――だ、め……、ダメダメダメダメダメダメ!! そんなことされたら今度こそメス声出ちゃう!! 朝からご近所中にアクメ声響かせちゃう!! それに何より嫁に聞かれちゃう!!!!
必死で首を横に振るけど、またイキそう♡ またイッちゃうううぅぅ♡♡♡
息遣いまで伝わるほど深く深く繋がった俺たちの密やかな攻防は、ベランダの床の上誰にも見咎められはしていなかったけど、青空に見下ろされ日の光が挿す場所であられもなく晒されている。
「ふーっ♡ ふーっ♡」
興奮した鼻息が漏れて、ダメダメダメダメ!! と必死で。押さえられていない方の手の底で、友成さんの肩を叩く。
しかし俺の抵抗など無にするよう、彼の腰はさらなるピストンをすべく引かれた。
――ビクッと2人して震えたのはその次の瞬間だった。
引いた腰は止められなかったのかズッチュン♡ と突かれたが、俺の口はますます強く押さえられ、鼻で息が出来なくなるほどの状態。その状態で片手首もより強く握り押し付けられ、クッションの効いたラグの上に沈められるよう拘束された。
動けないが、俺だって動かず、気配を潜めるようにして耳をそばだてる。
唾を呑むのも瞬きをするのも憚られ、サッシ戸を開くその音が隣のベランダから届く耳に――全神経は集中された。
隣のベランダ――つまり――俺の家のベランダの戸だ。
嫁の声が聞こえた、あれ? と戸惑う声と、俺の名を呼ぶ声。さっきベランダに出たと思った旦那の姿が見えないのだから、戸惑うのも仕方ないだろう。まさか飛び降りたとは思わないだろうが、不可解には思っているはずだ。
常識的に隣のベランダを覗くなんてことしないと分かってはいたが、それでも身体は強張ったまま息を詰め――なのに俺の雄膣は友成さんのちんぽをキュンキュン♡ と締め付けてた。
アドレナリンが分泌され、フッ♡ フッ♡ と荒れた鼻息が漏れる。逃れようと足掻いていた足を彼の腰に絡め、もっと奥まで欲しがるようアナルから雄膣内にかけヒク♡ ヒク♡ と蠕動する。
サッシの再び閉まる音とレースのカーテンがレールを滑る音が漏れ聞こえたかと思ったら、俺を貫くピストンの動きが再開された。俺は自由になった腕でクッションを手繰り寄せ、顔の上で抱きしめるよう埋める。
バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!! バチュッ!!
うねるよう突き上げてきたピストンに数度犯されれば、俺のペニクリが女のように潮を吹く。痙攣イキしながら仰け反りほとばしらせる体液は、きっとラグの上にシミをつくってる。
ズロォ~~ッ♡ とちんぽを抜かれたかと思ったら、まだ潮のあふれるペニクリの先を友成さんの唇が隠すよう被さり、
ジュバッ! ジュバッ! ジュバッ! ジュバッ!
音を立てながら啜り出した。時々喉が動き、吸われ飲まれているのかと……クッションに噛み付いたまま目を見開き見つめていたが、唇からぼたぼたと潮を零しながら顔を上げた友成さんは、ニヤニヤと笑いながら俺の身体をうつ伏せ寝にさせて、取り上げられたクッションを腹の下に敷かれるや、今度は寝バックから突き上げ始めた。クッションの代わりに渡されたバスタオルを抱え、胸の下で肘を突き支えた腕の中でタオルに噛み付く。
ちんぽ♡♡♡ って叫びたい!! 気持ちイイ♡♡♡ って聞いて欲しい!! ふしだらな欲求が胸を突き上げ、しかし声を堪えたまま叶わず、イクッッ♡♡♡
友成さんに尻を向けたままビクッビクッ♡ と震え、腹の奥に重く押し込まれたちんぽをキュウゥゥン♡ と、締め付けてる。そのまま彼もイクまでピストンするかと思ったのに、拘束されていた身体は放され、ちんぽも抜かれた。
思わず起き上がりラグの上に座り込むと、黙ったまま腕を引かれ、サッシ戸を開け部屋へ入って行くのに必死でついていく。ほとんど這い上がるようになってしまったのは、緊張と緩和、それから快感に腰が抜けて立ち上がれなかったから。
サッシ戸は閉められたが、カーテンは開いたまま。
そのまま床の上で組み敷かれ、窓に向かって足を開く角度であっという間にちんぽが入ってくる。
「待、って……」
「無理」
「だって、奥さん居るんですよね?」
この部屋には居ないけれど、きっと家のどこかに居るはずの彼女のことを忘れたわけじゃない。
「いま出かけたよ」
「な、んで分かるんですか?」
「さっき俺に声掛けようとして、ここに立ってたの見たから」
「えっ!?」
「寝バック始めてすぐな。目が合ったけど、俺らヤッてんの見て戸を開けずに、出かけるから後で電話しろってジェスチャーして出てった」
「なっ……なっ……、ほんとですか!?」
「本当です」
「死にたい……」
「なんで?」
「友成さんの奥さんに、不倫セックス見られちゃった……」
「今さらじゃね? 言っただろ? ウチのはお前のハメ撮りのファンだって」
「それは、それ! これはこれです!!」
「ちんぽ好き好き♡ 言ってる動画見られてんのに?」
「うえっ……」
「ちんぽが無きゃ生きていけない♡ ってオッサンに犯されながら喚いてる動画見られてんのに?」
「ひいっ……」
「ケツアクメキメて、ひたすらちんぽ♡ ちんぽ♡ ちんぽ♡ ちんぽ♡ 言いながら杭打ち騎乗位でペニクリぶん回しながら潮撒き散らしてる動画見られてんのに?」
「そ、それは友成さんが変な薬飲ませたから!!」
「それでも男たち3人相手に、ちんぽ貪りまくってんのはどうかと思うわ~」
「全部お膳立てしたのは友成さんですよね?」
「喜んでイキまくったのはイズミさんですよね?」
「!?!?!?」
急に下の名前呼ばれて、おそらくは初めてのことで不覚にも絶句していた。
「そういや伊達くんの下の名前初めて聞いたな~と思って」
やけに嬉しそうに言うが、別に秘密にしていた訳でも無いし、そもそもいつでも知る機会や訊く機会はあっただろうに興味がなかっただけだろう。
そして知られることになったそのきっかけというのも、さっきうちの嫁さんがベランダに居るはずの俺の名前を呼んだから……なのだ。
ずるぅッ♡ と抜かれる感覚さえ、
「~~ッッぅあ♡」
腸壁ごと引きずられるのが気持ち良くて、
「抜いちゃ……やだ♡」
蕩けた頭でぐずると、近くにあったベッドの上掛けを外しながら引き上げられた。
促されるままバックで受け入れる体位をとって、くぱぁ♡ と開きっぱなしのおまんこに太いちんぽの先が押し込まれてくる♡
「んあああっ♡」
ほんのちょっと抜かれていただけなのに、もう物寂しくなってしまっていた隙間を満たされて、俺は歓喜の声を漏らした。
「んふっ♡ んふっ♡ んんんんん~~ッッ♡♡♡」
「なあ喘げよ、もう俺しか聞いて無いだろ?」
後ろから両肩を抱きながら上体を引き上げられるようにして、彼の口元へ俺の耳元が寄せられる。
「んうっ♡♡♡ 深いぃ~~♡♡♡」
入ったまま引かれただけ、より深く押し込まれたちんぽの先がゴリゴリ♡ と腹の内を擦り上げ開いてくる。
耳元で彼の声が弾むよう笑い、ゆっくりと波打たせるような動きで、
ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡
突き上げてくるのを俺は受け入れるしかない。
「あうッンッ♡ あふぅ♡ あんッ♡ あんッ♡」
脱ぎかけのまま1番上のボタンの外れていないシャツは肌蹴られ、彼の両手が俺の両胸の上に触れたかと思ったら……ゆっくりとした動きで鷲掴んでは離すよう揉まれた。
「ひっ、う♡ んはっ♡ あっ、あっ♡ ああっ♡ 気持ちイイよぉ♡」
胸を揉まれながらちんぽで緩やかに突き上げられ、腰から下が痺れるほど気持ちイイ♡
ダラダラとあふれてはちんこを伝い落ちるカウパーがシーツの上に垂れて、
「あうッ♡ はぁああんッ♡ あぁ~ッ♡ あぁ~ッ♡ ちんぽすごぃ♡ おまんこ気持ちイイ♡♡♡ おまんこ気持ちイイ♡♡♡」
バックから立ち膝の状態まで引き上げられた体位で、
ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡ ズプッ♡
突き上げられるたびに、ちんぽは深く入り込んでくる。膝が震えて、腹を押し上げるちんぽの先が、
ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡ ごりゅっ♡
直腸壁を押しのけて、奥のいちばん気持ちイイとこに当たってた♡
「んー♡ ココが気持ちイ、なッ?」
あやすように聞こえた声は優しげなのに、ぬぷんっ♡ と奥のまんこに押し入れられたちんぽの先っぽ、
「お"~~っ!? ぅお"っ♡ んお"っ♡ んお"っ♡」
ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡ ぬぷんっ♡
繰り返されるのに、俺は情けない雄声を上げてた。嫁さんにも近所のひとにも、とても聞かせられないメスに堕ちる声。
あんっ♡ あんっ♡ と込み上げるメス声も俺の雄としての矜持を砂礫の如く崩し去るが、雌獣のごとき肉欲に堕ちる喘ぎは自分の耳さえハッとさせた。
「お"うッん♡ お"うッん♡ お"っ♡ お"っ♡ お"っ♡ お"っ♡ ちんぽしゅごぃ♡♡♡ 届いてるっ♡ おまんこぉぉ♡ 奥のおまんこ届いてるぅ~~♡♡♡」
気持ちイイのすごくて♡ 膝も腰もガクガクで♡ シーツの上に崩れ落ちたいのに強く握られた両肩にそれも許されず♡ 快感に強張らせた身体を仰け反らせると♡ また、
バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡ バチュッ♡
腰とちんぽを叩きつけられ♡
「んああぁあああいっ、ぐぅううううッッ~~♡♡♡ い"っく♡ い"っく♡ い"っく♡ イっ♡ く! イっ♡ く! イっ♡ く! イっ♡ く! イっ♡ く! イっ♡ く! イっ♡ てるぅッ♡♡♡ イッてる♡♡♡ イッてるよぉお"~~♡♡♡ とめっ、止まってっ、ア!! ア"ッ!! ア"ア"ア"ア"ああああァ!! ア"ッ~~~~ッッんっ♡♡♡ またイク!! イク!! ~~ッッゔア!! ッあ"あ"あ"あ"ーー!! お、ちんぽぉ、どめでえッッ!! もうっ、らめらめらめらめッッ♡♡♡ イッでるうッッ♡♡♡ ずっとイッでるうッッ♡♡♡ イクの止まんなっ……おちんぽイクのとまんなッ~~♡♡♡ ひいっ♡ ひっ♡ ひぃぃ~~っ♡♡♡」
結腸を容赦なく♡
ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡ ぬぽ♡
されちゃった♡♡♡
ビクッビクッ♡ と痙攣しながら仰け反り崩れ落ちる腰に、友成さんは尚も俺の身体を後ろから抱きしめ腰をしゃくり上げる♡
ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡ ズンッ♡
反り返った強いちんぽの先がぁぁあああああ~~♡♡ 俺の結腸襞をまくりあげぇぇえええええ~~♡♡♡
ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡ ゴチュ♡
擦り続けるぅぅううううう~~~~♡♡♡
「けはッ!! ンぐぅっ!!」
息が出来なくなり、
「ハーーッ! ハーーッ!」
と慌てて呼吸を取り戻し、
「んぐぉっ♡ んおっ♡♡♡」
再び上体を強張らせ仰け反りながら、天井を仰ぐほど顎を突き上げ、ガクッガクッと2度目の痙攣が来るのに、やっと手を放してもらえる。
そのままうつ伏せにシーツの上に崩れ落ちた俺は、まだ痙攣が止まず身体の自由も効かないまま仰向けに返されたかと思うと、
「んあああッッ♡♡♡」
左足を高く抱えるよう返されながら、今度は前から突き上げられた♡ いつの間にか腰の下に挿し込まれた枕で腰は浮き、擦られる角度が変わるだけでまた新しい快楽が襲ってくる♡ 「おちんぽ大好き♡」で「いつだっておちんぽが欲しい♡」俺でも、この連続したアクメには身体が逃げを打った。
「なに逃げようとしてんのぉ? まだまだイケんでしょ?」
友成さんが低く落とした雄の声は、交尾のための威嚇。黙って足を広げ、雄子宮口まで受け入れろとギラついた肉欲で自分のメスを支配する。
「は、はひっ♡」
俺は威嚇されるだけで当てられて、媚びを含んだ声を漏らす。片足だけ抱えられ崩れた側位のような角度から突き上げられたちんぽの先は、あり得ないほど奥までハマり込んで止まった。
――す、ごぃ♡♡♡ イイイッッッッ♡ ぐぅぅぅ!!!!
「ぁ~~――ッッッッ♡♡♡」
声もなく激しくイッて♡ プシュプシューッ♡ って潮まで吹いた♡
「ンンン"~~――ッッッッ♡♡♡ ンア"ア"アアアア~~――ッッッッ♡♡♡」
ジョバジョバとあふれる潮は止まんないのに、そのまま更に腰をちんぽを叩き付けられる♡ 友成さんのデカちんぽが抜かれては押し込まれるピストン気持ち良すぎて♡ 涎を零しながら仰向けのまま仰け反る腰が枕の上から更に浮く♡♡♡
足は離されたが今度は両足を胸の上まで折り重ねるよう返されて、斜め上から突き込まれるピストンに変わった。
「オラっ、出すぞ!! だらしないまんこでメスイキばっかりしやがって!! コレが欲しかったんだろうが!! メス犬!!」
罵倒され♡ またイク! 長いストロークで奥まんこまで突き込まれ♡ 結腸の奥まで抜かれるたびに痙攣イキする♡♡♡ 止まらない♡♡♡
「あ"あ"あ"~~ッ♡♡♡ あ"あ"あ"~~ッ♡♡♡ あ"あ"あ"~~ッ♡♡♡ 種くださいッッ♡♡♡ 種付けくださいッッ♡♡♡ 俺のまんこをメスにしてえぇ♡♡♡」
「種出される前から吸いついてんじゃねーよ!! 淫乱!! そんなに種付け欲しいのか!? お"ッ!?」
「欲しいです♡ 欲しいです♡ 雄胎に種付けてぇ♡♡♡」
「種欲しけりゃまんこ開け!! おらっ、奥まで開け!! 自分で開いて射精口咥えろ!!」
ぐぶうぅぅぅぅ~~~~♡♡♡ ぅ~~~~♡♡♡
深く深く潜り込んだちんぽの先が、腹の奥で密着している♡ 腰の動きは止まったのにメスイキ止まんなくて♡ 俺はまた痙攣する♡♡♡ 友成さんの腰にだいしゅきホールドしてるのに、足先まで震えてる♡♡♡
「あ"あ"あ"あ"アアアアア~~ッ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"アアアアア~~ッ♡♡♡」
獣のような声を漏らしているのは分かったが、腹の奥に、
ビュルッ♥ ビュルッ♥ ビュルルルルッ♥ ビューッ♥ ビューッ♥ ビューッ♥ トプッ♥ トプッ♥ ……トプッ♥ トロォッ♥ トロッ♥
全部で終わるまで頭の中真っ白なまま、ただ多幸感に震えてた♡♡♡
しゅ♥ ご♥♥♥ かった♥♥♥
種付けいっかいめなのにいっぱい出されて♡ お腹の中コポッ♥ 震えて、ずるううぅぅ♡ って濡れたちんぽを抜かれてからも♡ 足を折り重ねる角度で広げているよう掴まれたまま♡ 太マラ抜かれたばかりで開きっぱなしの使用済みまんこを見られてた♡♡♡
「イズミくんのまんこ、エロっ」
指を入れられながら言われ、ビクンッ♡ と震える。雄セックスのとき下の名前を呼ばれたことは誰にもなくて、初めて感じた羞恥は説明のつかないものだった。雄子宮はキュンキュン♡ と震え、雄膣はヒクヒク♡ 蠕動し、雄まんこはパクパク♡ と開閉する。
開きっぱなしのまんこから全部見られているようで、恥ずかしいのに嬉しい♡ もっと見て♡ イズミの恥ずかしいまんこを見て♡♡♡
指を入れ大きく開くと、彼の指がまた入って来た♡ 指は開いた俺の指も擦りながら、
グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ♡♡♡
中を掻き回す♡ ヌルヌル過ぎて、下品に大きな水音が鳴る。
それでも前立腺を責められるとアヘ♡ アヘ♡ んなって、腰をカクカク♡ 揺らしながら、
「んぅ~~♡ もっとぉ♡♡♡」
って欲しがる声が出てしまう。
奥で出された大量のザーメンが降りてきて、
グポッ♥ ブリュッ♥
はしたない音と共に零れる。
そのまま手マンされ腰をくねらせながら、自分でちんこを手コキし、踵をシーツに付けはしたが膝は開いたまま。
「手コキの手つきは雄だな。まぁ、嫁さん相手にはちんぽで繁殖セックスしてんだから当然か」
白濁したカウパーで濡れた手コキを言われ、たまらず発射した。
ビュルルル~~~~ッッ♡♡♡
射精イキも気持ちイイのに、おまんこされた時のような多幸感はないのが寂しい。
「――ねぇ、もっとおちんぽ入れて♡♡♡」
だからおねだりして自分で足を開き抱える。
「おちんぽ♡ もっとおちんぽしてッ♡ 雄種ちゅけしてッ♡ はーッ♡ はーッ♡ 早くジュプジュプしてよおぉ~♡♡♡」
「ハイハイ」
「本気の腰振りして♡ はーッ♡ 俺のおまんこ壊れるくらいガン掘りして♡ 友成さんの旦那さんのおちんぽが1番好きなのぉ♡ ……はッ♡ はッ♡ 旦那さんのメスにして♡ 早く♡ 早くぅ♡ メススイッチいっぱいぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ してよおぉ♡♡♡」
「脳みそイイ具合に蕩けてンねぇ、あんだけ痙攣イキしてまだ足んないの?」
「種付け1回じゃ足りないよぉ~~」
「うわ、泣いてんの? 泣くな、泣くな、ちんぽ欲しくて泣くとかどんなだよ?」
「お嫁ちゃんたちとの時間までに、友成さんの子種でお腹の中いっぱいにして♡」
「お、今のはちんぽにキた」
「本当? ちんぽしたくなった?」
「なったなった」
「じゃあシて♡ 俺の雄まんこ、オナホみたいにガンガン突いて♡ 使って♡ イクまで止まらず激しくシて♡♡♡」
「ほんと狂うねぇ~、お前。もう俺のことサオとしか思ってないだろ?」
意地悪く笑いながら、まだ濡れたままの友成さんのちんぽが入って来た。
「あ"~~♡ おちんぽ来たぁ~♡ おちんぽ気持ちイ♡ おちんぽ気持ちイイ~~♡♡♡ 好きッッ♡♡♡ 好きいッッ♡♡♡ おちんぽ好きィィ~♡♡♡」
「――ンッ、しょっと」
対面座位に抱き上げられ、キスされながらハメてもらったおちんぽを、おまんこで締め付け扱くよう腰を振る♡ 雄膣はまだゆるゆるだけどヌチャヌチャ濡れて♡
ぬめって♡ エッチな音と快感にベロを突き出し俺はとろける♡♡♡
顔も意識も声も蕩けて♡ お隣の旦那さんに言われることならきっとなんでも出来ちゃう♡♡♡ キスハメで俺が上で動いて♡ おちんぽを気持ち良くしてあげる♡♡♡ もちろん俺も気持ち良くなって♡ もう二度とおちんぽ抜きたくないくらい♡♡♡ この時間が永遠に続けば良いのに……って蕩けた思考で考える♡♡♡
「こんなちんぽに狂いながらも、嫁が大事とか愛してるとか言うイカれたお前だから抱きたくなるんだよなぁ。なぁ、今まだ嫁さん隣の家に居るんだろ? お前いまこの瞬間、嫁がオメーのちんぽ欲しがってたらどーするよ?」
そんなこと訊くこの人だって相当イカれてる♡♡♡ そんなのもちろん……もちろん――えっ? どっちかな? 俺、やっとハメてもらったこのちんぽ抜いてお嫁ちゃんとこ行ける?
無理無理……無理だよ♡♡♡ お嫁ちゃんのことは大好きで、何物にも変え難いけど、おちんぽハメハメやめたり出来ない♡♡♡
だってもう♡ メススイッチ入れられちゃったもん♡♡♡ メスアクメ欲しいもん♡♡♡ 種壺になるほど中出ししてもらうまで♡ このちんぽ放せない♡♡♡
「ッ~~……意地悪ぅ♡♡♡」
俺の答えに、お隣の旦那さんは笑った。俺にメスの悦びを教え雄を欲しがることを教えた男は満足そうに、繋がった俺のまんこを突き上げる♡♡♡
「ああぅンッ♡♡♡」
歓喜して足を開き♡ シーツの上に後ろ手を付き腰を上げる俺のケツまんこを♡ 旦那さんのデカちんぽが何度も何度も突き上げる♡♡♡
「伊達さんの旦那さんのまんこがちんぽ咥え込んでるとこ丸見え、エロいね~」
「あ~んっ♡ 見て♡ 見て♡♡♡」
「クソ淫乱雄まんこ」
「そんなこと言っちゃダメぇ♡♡♡」
「お前の嫁にも見せてやりたいよ、この種まみれの使用済みオナホ」
「あッ♡ あッ♡ あぁ~~ッ♡♡♡ 見せちゃだめぇ♡♡♡」
「そのメス声も嫁に聴かせてやりてぇ」
「いや♡ いやッ! いや! お嫁ちゃんだけはだめッ♡♡♡」
「おらっ、不倫ちんぽでイけ!! イけ!! 雄まんこ不倫楽しんでんだろ!! お前メスイキで孕むんだってなぁ? 生ナカされて孕ませ不倫で絶望しろ!!」
「だめっ♡ だめっ♡ 孕ませだめっ♡♡♡」
「るせぇ、孕め!! 俺が孕めって言ったら、孕みますって言え!! メスイキして孕め!!」
「あああああ♡♡♡ 孕むぅ♡♡♡ 孕みますぅ♡♡♡ 友成さんの旦那さんの種で孕みますぅ♡♡♡」
「アァそーやって、素直にメスやってりゃいぃンだよ。可愛いよな、イズミ」
「ンアッ♡♡♡ んふっ♡ ~~ッ、メスになっちゃう♡♡♡ 可愛いって言われてッ♡ おちんぽされると♡ メスになっちゃうぅ♡♡♡ おちんぽらめぇ♡♡♡」
「ダメじゃねーだろ!! おらっ!! おらっ!! ダメか!? コレでもおちんぽダメか!? ンな絡みついてしゃぶりついて来やがって、ダメな訳ねーだろ!! 淫乱雄まんこが!! バーカ!!」
「んあ"あ"ッ!! んあ"ゔ!! んおおおおおッッ♡♡♡ ひッ♡ ひッ♡ ごめんらさぁ♡ おちんぽごめんなさぃ♡♡♡ らめじゃないれふ♡ ちんぽイイです♡♡♡ ちんぽがイイれす♡♡♡」
(はーっ♡ はーっ♡)
「ちんぽぎもちぃよお♡♡♡ 友成さんちんぽぎもぢぃよお♡♡♡ お嫁ちゃんごめんなさいぃ~♡ 俺ちんぽ入れるより入れられるのが好きィィ♡♡♡ じゅぽじゅぽするより、」
(はっ♡ はっ♡)
「じゅぽじゅぽされる方が好きぃッ♡♡♡ お嫁ちゃんのおまんことセックスするより……~~ッッぉ♡♡♡ ……お隣の、友成さんの♡ 旦那さんの♡ おちんぽの♡ 雄不倫セックスが気持ちイイのおっ♡♡♡」
(はっ♡ はっ♡)
「ごめんね♡ ごめんね♡」
(はーっ♡ はーっ♡)
「こんな旦那さんでごめんね♡ 不倫ちんぽに負けちゃった俺でごめんなさい♡♡♡ メスイキやめられなくてごめんなさい♡♡♡ だけど気持ちイの♡♡♡」
(はーっ♡ はーっ♡)
「ちんぽ気持ち良くてメスにされるのやめられないの♡♡♡ でも1番好きなのはお嫁ちゃんだよ♡ 1番好きな不倫ちんぽが友成さんの旦那さんちんぽなだけ♡♡♡」
(はーっ♡ はーっ♡)
「はぁあああっ♡♡♡ ちんぽ気持ちイ♡♡♡ イキそう♡♡♡ イキそう♡♡♡」
(はっ♡ はっ♡)
「不倫ちんぽ気持ちイ♡♡♡ またぁ♡ ぁあ"~~んゔッ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ またメスイキしちゃう♡♡♡ メスイキは不倫なのにッ♡♡♡ メスイキするするッ♡♡♡ アクメ来るッッ♡♡♡ ――~~お"おおおおッッ♡♡♡ んお"っ♡ んゔお"おおッッ~~ッッ♡♡♡ ……ッ――また不倫しちゃったよぉ♡♡♡ メスイキ不倫しちゃったよ♡ らって、好きなの♡♡♡ 俺、まんこだから♡ ちんぽに負けたいの♡ メスイキ好きなのッ♡ 好きっ♡ 雄不倫ちんぽ好きィっ♡♡♡ ~~またイクッ♡ イクイクイクイクイクッッ♡♡♡ ヒッ♡ ヒッ♡♡♡ ヒッぐうっ!!」
(……はーっ♡ はーっ♡)
「雄種ちゅけ好きぃ♡♡♡ 雄種ちゅけで俺、旦那さんのメスになっちゃう♡♡♡ メスイキ不倫で孕むッ♡♡♡ イッたら着床しちゃうッ♡♡♡ イッたら♡ 孕むぅ♡♡♡ イッたら♡ 孕むぅ♡♡♡ ~~ンンンぅ♡ メスイキ来る♡ 来る来る♡ メスイキ来た♡♡♡ 着床するっ♡♡♡ 来……っ♡ あ"あ"あ"あああッッッッ!!!! 雄子宮口に旦那さんのちんぽの先があぁ♡♡♡ 中までハメられたら♡ らめっ、らめっ♡♡♡ ちんぽの先ずっぷりハメられ直射精♡♡♡ こんなのぜったい孕むぅ♡♡♡ 友成さんの旦那さんの赤ちゃん孕むおぉぉ♡♡♡ ん"お"ッ♡ ん"お"ッ♡ ん"お"~~ぉお"お"お"お"おおおおおッッ♡♡♡」
「――ふぃ~っ……イズミくんの雄まんこ気持ち良すぎて、種全部吸い取られそ……派手にメスイキしたなぁ? だらしねぇメス顔w どーだ? 俺の子孕んだか?」
「孕み……ましたぁ♡♡♡ イズミの雄子宮の中で♡ しゃせーしゅごかった♡ しゃせーびゅ~♥ びゅ~♥ びゆるるるるる~~っっ♥♥♥ しゅごかったです♡♡♡ あんな気持ちいい射精されたら♡ ぜえぇぇたい孕んじゃいましたぁ♡♡♡」
◇
俺たちはそれじゃ終わるはずもなくて――本当に友成 さんの旦那さんのキンタマ空っぽまで搾り取るくらい、俺の雄まんこは使われた♡ めちゃくちゃ気持ち良いセックスして、一緒にシャワー浴びて、そしたらまたエッチな気分になってお風呂でハメちゃって。
余韻凄くて、しばらくぶり返すようメスイキしちゃってたから、ちんこの先濡れちゃうのにパンツも穿けずにだらしなく足立てて開いたまま、ぽぉぉ~~っ♡ と座り込んでた。
なんか、初めて俺の家でセックスした3日間を思い出した。
あれは1日は日曜日で会社休みだったからずっとセックスしてた。2日目は会社があったから、帰って来たら即ハメで、朝までセックスした。3日目も本当は出社予定だったんだけど有給とって、酷い状態と匂いの俺の家をキレイにして、それから嫁さんたちが帰ってくる夜まではお隣の家のベッドルームでセックスしてた。
もうあと30分くらいで嫁さんたち帰ってくるって時間になって、俺たちは慌ててシーツを洗濯乾燥機に突っ込んで、一緒にシャワーを浴びて、またじわじわハメちゃって。
友成さんの奥さんが帰ってきた時には、まだ2人ともパンツも履いてなくって……。
旦那さんは半裸で奥さんを迎えたけど、俺は彼らがリビングへ入ってから、洗面脱衣所で服を着て、静かに廊下を歩き玄関から失礼した。
家に帰ったら嫁さんが旅行疲れで伸びてて、お隣にお邪魔してたって言ったら笑われた。
あんな風にまた、お隣の旦那さんとゆっくり出来る日があってもいいな。
◇
ぐちゃぐちゃになりながらもお互いセックスに満足した後は、シーツやタオルなんかを洗う。
それでもまだ昼前なんだけど、今日は嫁さんたちが連れ立ち出かけてしまって、俺は家の鍵を持って出なかったので帰れない。それどころか靴すらない。だから夕方まではずっと友成 さんの家に居ることになった。
昼は友成さんが焼きそばを作ってくれた。意外と言っちゃなんだけど、美味い。俺は料理とかほとんどしたことないから、料理出来る旦那さんってカッコいいと思うと伝えたら鼻で笑われた。
今夜はドレスアップした嫁さんたち連れて、ちょっと良いレストランでディナーの予定。4人一緒に出かけるのも、スーツ姿の友成さんを見るのも初めてのことだ。
「なあ、なあ、イズミってどう書くの?」
飯のあとうつらうつらとしていたら、今さらのように訊かれ、
「……カタカナです」
ちょっと気まずく思いながら答えた。セックスの時、彼に下の名前を呼ばれたのに興奮しちゃったのを思い出すからだ。
「ふぅん、伊達イズミ……か。あ、スに点々のズだよな?」
「そうですけど、別に珍しい名前でもないですよ」
「まあそーだけど、俺のツレには居なかったな」
「そうですか」
「――で?」
「ん?」
「友成さんの下の名前、教えてくださいよ。俺の知ったんだから」
「ん~? 別に俺のはいいじゃん」
「なんでっ!? 別に内緒じゃないですよね!?」
「別に内緒じゃねーけど」
「じゃあいいじゃないですか」
「別にいいけど、知りたい?」
「知りたい……って言うか」
考えても見れば、この人と隣人になってから3年近くになり、今では普通は人に見せないような場所や性癖を晒しまくってるのにフルネームすら知らないなんて興味無さすぎたのでは? と自分でも不思議に思う。
彼のちんぽを知ってから1年以上にもなるし、彼にも他の人にも、
「友成さんの旦那さんのおちんぽが1番好き♡」
と言っておきながら、隣人のフルネームも知らないって!?
「つぐ」
「えっ? なんです?」
「つぐ、だよ俺の下の名前」
「つぐ……なんとかさんじゃなくて、つぐさん?」
「そー、それ」
「どんな字書くんですか?」
「それ訊かれんの1番めんどくせぇから言いたくないんだよなぁ」
「自分も俺に訊きましたよねw」
「うけつぐ……とか、あとつぎ……とかの嗣。なんかこう、四角の多い漢字。へんの方が口に1冊2冊のサツの横棒突き出さないやつで、作りの方が司で」
「えっ……と?」
「ほら、そーなるだろ? もぉめんどいなぁ~。ほら、こういう字!!」
適当な紙にボールペンで書いてくれた『嗣』という字は、意外と達筆だった。
「もしかして長男なんですか?」
「あー、それもよく言われるけど上に兄貴が居る。次男だから次ってことで嗣なんだってさ」
「へぇ、嗣さん……友成嗣 さん」
「なんか伊達くんに呼ばれると変な感じ」
「嫌ですか?」
「良いも嫌もねーけど、『旦那さん』って呼びたがるじゃん、お前」
「まぁ、そうですね」
「そっちのが背徳感増し増しで良いって感じ?」
「……たぶん、それです」
「でもさ、こっそり名前で呼び合ってイチャつくってのも――いかにも不倫ぽくて、追い背徳って感じしねぇ?」
「!!」
「うわ、刺さった? イズミくん?」
「――どうせなら俺の名前は呼び捨てがいいです、嗣さん」
「ッはwww 分かったよ、イズミ」
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