俺が手がけているのはゲイ向けのアダルトビデオ、ノンケの素人もの。 とあって日々、町をふらついては逸材を捜索。 その日、見つけたのは目を引く筋肉質な男前で、腕っぷしが強そうなれど、しょんぼりした顔。 つかまえて話を聞いたところ金欠の格闘家という。 事務所が食事の面倒を見てくれて体つきは維持できても、なかなか試合にでられず、生活費の借金が増えていくばかりで、そろそろ見限られそうとのこと。 「せめて滞ってる借金をすこしでも返せれば」と嘆くに「最後までできなくても、前金をあげるから」と好条件をだせば食いついたもので。 早速、スタジオにつれていき、ベテランの男優を紹介。 四十代の顔よし体のスタイルよしの優男とあり、格闘家はほっとしたようだが、さて本番になると期待以上。 「ふあ、ま、またあ、イっちゃああ！あ、ああ、だめえ、止まんなあ、んふうう！」 「だめなの？じゃあ、やめようか？」 「や、ちが、止めなあ、でえ・・・！んふ、ふあ、くう・・！」 「あれ？嘘ついたの？いけない子だなあ、ちょっと躾ようかなあ？」 乳首をかるく噛まれて、先っぽを爪で引っかかれて「ごめ、ごめんな、しゃ、くふおお！」とメスイキ。 豊満な胸を揺らして、肉厚な太ももを痙攣させて、捨てられた子犬のように泣きじゃくってヨがるさまといい、ソフトSMプレイにばっちりはまって魅力を見せつけるのといい、予想以上に最高。 「あれ？狭いなあ。こんな淫らな体していて処女なのかな？」とくすくすと追いつめられ「男に、処女ってえ、ん、あ、ああ、しょこお、おおおう！」とあっという間にお尻の開発も完了。 挿入も問題なしで「男なのに名器じゃないか、たまらないよ・・・」と緩やかに突けば、男優を押し倒して騎乗位で「ひ、姫野さあ、い、いじわるう・・・！」とあんあん腰を上下。 「こ、こんな、気もち、のお、知ったらあ！ふぐ、んん、うほおお！やあ、いじわる、いじわるうう、姫野、しゃああ！」 「いじわるの好きだろ？」と注ぎこまれ「はあうん！しゅごお、いっぱああ！」と潮を撒き散らすのをばっちりカメラにおさめて終了。 「ノンケの素人もの」とあり、開発済みの彼とはこれきりで、おさらば。 なれど、そのあとが気になって、ネットでたまに調べていたら、どうやら出演後は試合に出場して勝ちつづけているらしい。 その活躍を謳うと共に同期の格闘家との仲を疑われる記事もあったが、俺はあくどい商売をしないので、静かに見守ることにしよう。