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第3話
そうた 「なんだよっ 可愛って きもいぞ(笑」
はるき 「だって射精って もっと、んー、なんだろ、オブラートっつうか」
そうた 「は? わからんって」
はるき 「お前エロいな」
そうた 「えっ あっ あまえっ なんで////」
はるき 「そうた 同様しすぎっ」
そうた 「いやっ するだろっ」
はるき 「でも、そうたが仕掛けたんだからな」
そうた 「何をだ ンッ」
俺が喋っていたら急にはるきがキスをしてきた。
そうた 「んふっ んっ」
少しすると急にはるきが舌をゆっくり口に入れてきた
そして、唇の奥をなぞっていく
嫌なはず、なのになんだか気持ちよくって 感じて
そして、はるきは舌同士を絡めてくる
俺の唾液とはるきの唾液が混ざっていやらしい音が鳴り響く
広い教室には俺らのキスの音だけが響く
そうた「んっ んー ンフッ んーんー」
苦しい 苦しすぎる やばいっ 酸素っ
そうた「ぷはっ はー はー....」
俺の体がふらつくとすぐに背中に手を回してはるきが支えてくれる
はるき「お前っ とろけすぎっ エッロ」
そうた「だって お前が急にっ」
はるき「まさか 感じてたの?」
はるきが意地悪そうにきいてくる
そうた「ち、ちげーよ おい きッ気持ち悪かったわ!」
はるき「じゃーなんで そんなトロトロしてんだ顔」
そうた「酸欠だわっ 酸欠‼︎ お前が口離さねーから」
はるき「ほんとにそーかなぁ」
そうた「そーだわ 馬鹿っ」
はるき「馬鹿って.....」
そうた「え、あ、ごめん」
はるき「いーよ だって...俺、そうた好きだもん」
そうた「は?え、いゃ、嘘 だろっ」
はるき「嘘じゃないよ ずっと一緒にいる中で....なんか好きになって....」
そうた「え、マジかよ.....」
はるき「俺と付き合ってくんね?」
そうた「え、ちょっと考えさせて」
はるき「ならさ、俺 本気でそうたにアタックしてい?」
そうた「う、うん なんかごめん」
はるき「いや、全然いーよ」
少しの間沈黙が流れる
少し恥ずかしくなったのかはるきは顔を赤くしながら口を開く
ほるき「ごめんっ 俺集合かかってるから行くなっ」
そうた「お、おう じゃーな」
はるきは逃げる様に走っていった
今のは....夢...,じゃないな
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……やっぱ、あいつにちゃんと会って話したい。
あのまま走って行ったはるきの背中が、なんか胸に引っかかって、苦しい。
「好き」って言われたとき、正直びっくりしたし、戸惑った。
でも……あのキスも、声も、表情も。
全部が、今も頭から離れない。
ドキドキした。
嫌じゃなかった。
むしろ……何回も思い出してしまうくらい。
俺、気づいてなかっただけかもしれない。
ずっとそばにいるのが当たり前だったから。
毎日話して、毎日ふざけ合って、
それが“好き”ってことだなんて、思いもしなかった。
でも今はもう、なんか全部違って見える。
もうちょっとで、気持ちを見逃すところだった。
……たぶん俺、はるきのこと、好きだ。
はっきり「好きだ」って言い切れるほど、自信はないけど――
でも、試してみたい。
あいつと一緒にいる時間が、友達以上のものになるのかどうか。
「付き合ってみよう」って、そう言ってみたい。
よし……行こう。
ちゃんと、はるきに会いに行こう。
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