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あらすじ
別邸の様子を見てほしいという依頼により、カイラ、ヴェルト、ハルキオンの3人が集まった。
3人で共に行動しながら原因を探るが、一向に手掛かりが得られない。
そこでカイラが手分けして原因を探る事を提案したのだ。
ヴェルトはハルキオンから書斎に隠し部屋へ通じる扉があると教えられ、共に隠し部屋を探す事になる。
カイラとハルキオンが性的な接触をもった事を知っているヴェルトは、ハルキオンが貴族であるにも関わらず不遜な態度で接し始めた。
いたたまれない空気の中捜索を続けていると、突然隠し扉……腰壁の一部が開かれて、2人は魔法で隠し部屋へ引き摺り込まれてしまう。
2人を引き摺り込んだのは夢魔のミキであった。ミキはカイラという共通の弱みをもつ彼等を、「セックスをしないと出られない部屋」と称して閉じ込めるのであった。
ヴェルトとハルキオンはカイラを守る為に、望まない不貞行為に及ぶ。
その際に、ハルキオンが罰と称し自分に刻み込んだ数多の傷や思いを知り、ヴェルトはハルキオンとの接し方をほんの少しだけ改めるのであった。
ミキを満足させる為に体の関係を築き開放された2人は、カイラに自分達の関係を隠す事を決めた。
その間に、カイラはハルキオンが抱いていた違和感の原因を特定した。
ミキとミキの後輩が別邸の寝室に忍び込んで性行為をした際、後輩が片付けで物の位置を間違えたり頑張って掃除し過ぎたりしたようだ。
ハルキオンは掃除屋に頼んで徹底的に掃除して貰った後に、別邸をカイラとヴェルトに譲る事を約束した。
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