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第1話
「俺たちのいうことを聞いて大人しくしてくれないと、ダンがどうなるか分からないよ?」とのにやけた顔での脅し文句を皮切りに、狂暴そうな大柄な男どもが、唇を噛んで目を伏せて震える幼気なエルフに群がった。
きらびやかな服をびりびりに破り、飢えた獣のように息づかい荒く、噛みつくように口づけ、首を舐めあげ、胸をまさぐり乳首を弾いて、絹のような滑らかな肌を撫でまわし、性器を複数の手で弄んで、尻の奥に無遠慮に太い指を飲ませて、ぐっちゃぐちゃにかき乱す。
が、対魔物では強制的に快感を味わわされ、否応がなくヨがってしまう体質にのリラなれど、人間相手にはまともな反応を。
「くう・・ダン!ダン・・!」と胸のうちで呼びながら泣き、見知らぬ卑しい人間に触られて嫌悪感を噛みしめ、性器を力なく垂れたまま。
肌を蒼白にし、今にも吐きそうに顔を歪めるのを眺めては、さすがにごろつきも興が乗らず「あ、そうだ」と髭男がさっき見せつけたハンカチをリラの鼻先に接近。
ダン特有のむせるような雄々しい体臭が鼻孔をくすぐって、とたんに「はあぁんっっ♡」と乱暴に扱かれている性器が跳ねあがり、先走りがだらだら。
「くうぅ・・♡こ、こんなっ、やめぬかぁ♡んんうぅ♡♡はっ♡はぁ♡はあうぅ♡汚わらしっ、手でぇ・・さ、触るなあっ♡んくっっ♡ふううぅ♡♡ち、ちがあぁ・・♡わ、わたしは、ダンっ♡ダンをぉ♡ダンしかぁ♡んふっ♡ひいいぃん♡やっ、やめ、やめるの、だあぁ♡わ、わたしに、触ってぇ、いい、のはっ♡ダンぅ、ダンっ、だけえぇ♡あっ♡あぁ♡ああうぅ♡や、やだぁ♡やだっ♡やめて、と、いうてる、のにいっっ♡」
ごろつきの愛撫に感度良好になり、悲痛な叫びをあげながら、汚わらしい手で体中をまさぐられ、腰をはねて精液を噴きまくってあんあん♡
見ているだけで絶頂へ誘われそうな、あまりにしどけない痴態に輩たちは闘牛のように逆上し、極上に美味なエルフの肉体を貪るように味わいつつ、くすくすと意地悪な囁きを。
「ずいぶんとダンに、あいつ好みに仕込まれて快楽漬けにされているんだな?嫉妬するぜ」
「どれだけダンに抱かれて絆されたんだ?あいつのオス全開なむんむんとした匂いを嗅いだけでエルフがだらしなくお股をびちゃびちゃにするなんざ」
「そんなに俺らが汚わらしくて気色わるいか?
くく、眉間の皺を深くしながらも、俺の指を吸いまくっているじゃねえか・・ほんとは下劣な人間に乱暴をされるのが好きなんだろ?
だったらエルフお嬢さまによろこんでもらうために、ダンにはできない、やべー犯し方をしてやるよ」
最後の言葉にぞっとする間もなく、両脇に立つ輩二人の性器の先っぽで乳首がいじられ「オスだけどエルフちゃんお乳だそうか!」「俺たちに赤ちゃんみたいにちゅうちゅうさせてよ!」と射精され、白濁の液体を塗りつけられてぷちゅぷちゅぷっちゅうぅ♡
股間に顔を埋める男に性器を丸々咥えられて、猛烈に精液を吸われつつけぢゅううううぅ♡尻の奥に太い指を抜き差しされてぱちゅぱちゅぱっちゅうぅ♡
陶器のように白く滑らかな肌とシルクのように光沢のある金髪にきらめく玉のような水滴を滴らせるさまは絵画のように美しく、ダンとしては「相かわらず、いい女を凌ぐいいケツしてんなあ」と惚れ惚れ。
・・している場合ではなく「一人で行動するなって何回もいっているだろう!」と必要以上に大声で注意。
「ここは魔物がすくないエリアだし、貴様お手製の強力な魔除けを持っているからだいじょうぶだ」
五才児のようにけらけら笑うリラのいうとおりで心配のしすぎなのだろうが、この豪胆で無鉄砲なエルフの王子に惚れてからというもの、どうしても過剰反応を。
ため息をついて肩の力をぬいたとはいえ「俺がここで見張っているから早く洗ってしまえ・・・」とやっぱり一人にはできず。
「心配性だな」となぜか満更でもなさそうな顔をし、ふと細めた目を潤ませて揺らす。
視線を交わらせたら、すぐに外されて「・・・貴様も水浴びするか?」と尖った耳の先までピンクに染めてのお誘い。
桃のように豊満で芳醇な香りがしそうなリラのお尻に、無意識に目を釘付けにしていた俺にしたら願ったり叶ったり。
なれど、胸糞な悪夢にうなされた直後となれば、今一、息子に活力が湧かないし、夢のせいで焦りが募って「今は、そんなことをしている時間がない!」と思わずにいられず。
「・・・しない。止まらなくなるからな」と王子の自尊心を傷つけぬよう返事をしたら「ふふ、ダンの助平め♡」と気分を害したふでなく、無邪気に水浴びを再開。
たわわで艶やかなお尻がぷるんぷるん揺れるのを見て、正直「ケツデカエルフぶち犯してえええ!」と体は燃えあがったとはいえ「いや、ほんと時間がないんだ・・・」となんとか理性で抑えこむ。
人の気も知らないエロエルフに悶々とさせられながらも町にもどると、飼っている情報屋の一人が慌てたように走ってきて耳打ちを。
「今、町に賢者、グリエがきています・・!」と。
こちらは試し読みになります。
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