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第1話
俺の村には札付きの問題児がいる。
万引きからカツアゲ、弱い者いじめ、破壊行為をしたり暴行事件を起こしたり、無免許での暴走運転などなど、あらゆる悪行をしまくり。
叔父の柔道家じごみの喧嘩の強さ、鍛えられた肉体を誇り、おまけに父親が建設会社の社長という、村いちばんの有力者とあって、だれも刃向かえず、大人も情けなく傍観。
が、そんな彼の独裁ぶりも、父親の会社が破産したことですべてがひっくり返った。
同世代のやつから仕返しにいじめられ、さんざん舐められた大人は見て見ぬふり、冷たい態度を。
きっと彼は逃げたかっただろうが、せめて高校を卒業したいからか、まわりの意趣返しにひたすら耐え忍ぶ日々を送っていたらしい。
そして罪滅ぼしのためか、父親に命令されてか、祭りに参加。
盆踊りの櫓を放火した過去があるだけに、まわりはガン無視したものの、俺はどうも放っておけなく、声をかけて皆の輪に混じれるようサポート。
昔から餓鬼大将として慕われていたし、今では若大将と敬われ頼りにされているから、その俺が口をきけば、あまり被害に遭わなかった人たちには受けいれてもらえ、彼にしろ、しおらしいもので腰を低くして献身的に手伝いを励んだ。
いざ接してみれば、かつて悪行三昧をしていたとは思えないほど、謙虚で控えめ、察しがいいし気を使えるし、褒めると、戸惑ったようにはにかむのが愛らしいし。
まわりは「ほんとうに同一人物か?」と驚いていたが、俺はそれほど。
外国のキッズギャングのようにわるぶっていたのは、理由があってのことと知っているから。
彼がまだ問題児になる前、十一、二才のころは、屈託なく心優しく愛らしい子だった。
生まれつき小麦色の肌をして、夏になると焼けて余計に黒光りさせていたのが、ある種の性的嗜好の変態野郎には刺さったらしい。
学者を自称する怪しい男が、彼に見案内を頼むふりをして、森のなかで襲おうとしたのだ。
それを助けたのが俺。
このときを境に非行に走るようになったのは、外道の変質者への過剰防衛によるものだろう。
半グレのような格好やふるまいをしたのは、男に性的な目で見られまいと必要以上に虚勢を張ってのこと。
変質者の餌食になりそうになった過去を知っている俺だけが、深く心が傷ついた彼の複雑な心中を理解。
とあって、手を差し伸べたわけだが、思った以上に彼は精神的に弱っていたよう。
打ちあげをしている途中でトイレに立とうとしたら「俺もいく」と親ガモのあとを追う子ガモのようについてきたもので。
個室にもはいってこようとしたから「いや、べつに俺、打ちあげ、ぬけだすつもりないから」となだめるも「おっちゃん・・・」と法被の裾をつまみ涙をぽろぽろ。
「俺っ、なんでもするから、おっちゃんのそばにずっとおらしてやぁ・・・。
せめて、高校卒業するまでっ・・」
今まで自分がやってきた分、すべて跳ね返ってきている現状が、卒業までの一年を待てないほど辛いのだろう。
自業自得なれど、哀れに思えて、同時に「しめしめ」とも思い、彼の手をつかんで褌のもっこりに触らせ「じゃあさ」と熱い吐息混じりに囁く。
「祭りで燃え上がって、おさまりがつかん俺の息子を慰めてくれや♡
最後までエッチしてくれたら、できるだけの時間、お前のそばにいてやるで♡」
無理強いをするつもりはなかった。
俺はかつての変質者のように行為を強いて興奮はしないし、今も鍛えている柔道家仕込みの肉体を押さえつけながら犯すのは難しいし。
すこしでも抵抗するなら諦めようと思っていたのが「するうぅ♡おっちゃんの息子ぉ、いくらでも慰めたるうぅ♡」と顔を真っ赤に涙目で震えながらも、褌のもっこりを撫で撫で。
俄然、頭に血を上らせた俺は、打ち上げの会場から離れた座敷に彼をつれこみ、レッツハッスル。
こちらが触ろうとしなくても彼のほうが積極的に動き、畳の上に座る俺の太ももに跨がり、露にした性器を褌のもっこりに擦りつけて「ああっ♡おっちゃあぁ♡おっきぃ♡固いぃ♡あかんぅ♡気もちいっ♡」と大サービス。
着物を脱がせて胸を揉んだり、乳首を吸ったり、尻の奥に指をねじこんでにゅぱにゅっぱ♡と広げたりすれば「やあっ♡あかぁんっ、おっちゃんぅ♡気もちいっ♡気もち、よすぎやてえぇ♡」とおしっこを漏らすように精液をだらだら。
「あっ♡あぁ♡ああうっ♡あかぁ、あかんてぇ、おっちゃんっ♡もお、気もちよぉ、せんといてっ♡んんぅ♡おっちゃんの、ちんこっ、気もちよぉ、せな、あかんのにいぃ♡ひぃああっ♡あふぅ♡くううぅんっ♡だめやぁ♡あかんっ♡あかんよぉ、おっちゃんうぅ♡ややってぇ♡おっちゃんのぉ、指っ、いやらし、すぎいぃ♡はあうぅん♡んああっ♡んんふうぅ♡あかんっ、おちゃんぅ、イクの、止まらへんっ♡ややっ♡やぁやっ♡おっちゃぁ♡おっちゃあぁ♡」
女遊び方面でもさんざんトラブルを起こしていたはずが、意外とエッチには慣れていないようで、快感に飲まれているのもあろうが、俺のちんこの具合によって「あかんっ♡おっちゃあぁ♡」と媚びているのがあきらかで、なんとも、いじらしく愛らしい。
「あんちゃんが気もちいい顔したら、おっちゃんも気もちよおなるんやでっ♡」とにやけながら、やんわりと畳に押し倒し、くぱくぱ♡誘っているようなそこに、今にも破裂しそうな性器を一気に埋めこんで、ぢゅずっぽおおおおぉぉ♡♡
「ひぎいいぃんっ♡お、おっちゃあああぁ♡気もちいっ、気もちひいぃ、気もちよしゅぎいいぃ♡こんなぁ、情けなぁ、俺っ、見てえ、気よくぅ、なるうぅん?ややっ♡おっちゃあぁ、見んといてぇ♡恥ずかしっ、おっちゃんうぅ♡おっふぅ♡おうっ♡くぅおおんっ♡恥ずかしっ、とぉ、もっと、気もちよぉなるうぅ♡あかんっ♡あかんよおぉ♡おっちゃああぁん♡」
張りつめた筋肉から汗蒸す焼けた肌から甘い香りが立ちこめているようで、目を眩ませながら「待った甲斐があったな・・・」としみじみと。
俺は子供に興味がないが、彼のむちむちの体つき、小麦色の艶やかな肌には昔から惹かれていた。
高校生になって想像以上に魅惑的な肉体となり、それでもすぐには近寄らず、心の傷を負ったまま暴走する彼が落ちぶれるのを待って今に至る。
問題児だったのが、一転、村八分にされたような弱者になり、すぐに助けようとしなかったのは、さらに弱みにつけこむためで、まんまと思惑通りに。
「あのときの変質者とやり方はちがえど、俺も未成年を食い物にする下衆なんやで♡」と笑いそうになるのを堪えて「めんこいぃ♡めんこいでっ、ヒカルうぅ♡そんな、気もちいっ、顔されたら、おっちゃんもう我慢できんわあぁ♡」とのぼせるままに腰の強打。
「んあああぁ♡おっちゃ、おっちゃあぁ♡めっちゃ、おっき、なったあぁ♡おっきのぉ、奥っ、ごりごりぃ、気もちいひいよおぉ♡ええよっ♡ええよ、おっちゃんぅ、俺ん中で、気もちよお、なってやあぁ♡んほおおぅ♡んぉうおおっ♡おっふぐううぅ♡あかぁんうぅ♡おっちゃんの、ちんこぉ、めっちゃ、気もちいいぃ♡」
「ふぐおおおうぅ♡」と潮を吹いた直後に注ぎこんだら、またすぐ透明の液体をまき散らし、全身全霊で媚びる、あざとい淫乱ぶりよ。
「お前のトラウマの変質者と俺は同類なのにな・・・」と内心、せせら笑い、口づけしようとすると、幼児が甘えるように抱きつき囁いたもので。
「約束守ってやあぁ♡おっちゃんっち♡」と瞳を潤ませてでうっすら笑い、自ら口づけてきた彼は、相かわらず分かりやすく媚びながらも、ぞっとするような魔性ぶりが垣間見えたような。
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