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溺れて沈む-11
「航大……」
「はあ、あ……」
翼と繋がったままベッドに倒れ込む。
「自分で脚、持てる?」
誘導されるがままに自分の太ももの裏に手を置き、脚を抱える。
ぱっくり広げる姿勢になり、恥ずかしさから思わず膝を合わせようとしたけれど、翼の手がそれを阻止し、イッたばかりの俺のちんこの先にに触れる。
下からずんずんと突かれ、声が我慢できずに、唾液とともに溢れてくる。
「ああ……!」
恥ずかしさから枕に顔を埋めると、翼の匂いが広がった。
……俺、無意識に翼のベッドで待ってたんだ。
やらかしたと気づいたときには遅く、枕に染み込んだ翼の匂いにさらに興奮し、たったそれだけのことですぐに出そうになってしまう。
「ま、た……イッ……」
「いいよ、出して」
出してって言われても、俺もう3回目なんですけど……!
翼がぐっと体重をかけ、徐々にうつ伏せになっていく。
膝を立てる余裕はなく、シーツとタオルでちんこが擦れる。
「あ、やばい、締めんなって……」
翼の身体がぶるりと震えたのが分かった。何がやばいのか分からない。翼にだって早く果ててほしいのに。
きゅうきゅうと穴を絞めると、最後に翼がぐっと奥まで突き、それから甘い息を漏らした。
「イッた……?」
「出したけど、全然おさまらない」
「……いい、よ」
ごろりと仰向けになり、両手を広げると、翼が飛び込んできた。
それから身体中にキスをされ、抱き起こされる。
俺は翼に跨るようにして膝立ちになると、まだ翼の形のままで口を開けているそこに、全然萎える様子のない翼のを押し付けた。
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