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プロローグ②(※)

 意識を取り戻すと、男と裸でSEXをしていた。尻の中から大量の精液を吐き出し、マルコより巨大な陰茎を引き抜くと尻の穴からたくさんの精液が流れ落ちていた。よく見ると、足と手に枷がされている。気持ち悪い。 「起きたか?セシル」 「……あんた……誰だ?」 「俺はアルバート・ヴィクターって言うんだ」 「知らねえ……どうしてここにいる?」 「君が好きだから寝室に連れてきた。それだけさ」 「ふざけんな!!離せぇっ!!!!」  必死にもがくけれど手首を掴まれてしまい、抵抗することさえできない状況となった。諦めて力を抜くしか道は無くなってしまったようだ。 「暴れない方がいいぜ?」 「……お願いだから許して……」  泣きじゃくりながら懇願したところで相手は何食わぬ顔をして続けた。 「可愛いなぁ~。もっと虐めたくなるじゃん」 (クソォオッ!!なんなんだこいつは!?!)  頭がおかしくなりそうだ。  今まで経験したことの無い恐怖を感じているというのに、何故こうも興奮してしまうのか分からない。  僕の小さな陰茎は勃っていて、快楽を与え続けられている。そのうちに徐々に理性が崩壊していくような感覚に襲われている。 「あっん♡♡だめっ……♡♡結腸貫通はっ♡♡あっ……♡♡こわれりゅぅぅぅ♡♡♡♡」  舌を出して、頬を赤らめた。体を逸らし、目をチカチカさせる。マルコのSEXよりも気持ちいい。これが本当のSEXなのか? 「あへぇぇ~♡♡もう無理ぃぃ~♡♡♡♡」 「もっと堕ちたらどうだ?」  そう言ってまたキスをされる。もう限界だった。 「ひゃぁん♡♡イグゥウッ~!!」  大きな喘ぎ声と共に射精した。  頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなるくらい絶頂を迎えたのであった。 「イッちゃったね」  そう言われて初めて自分が達してしまった事に気がつくのであった。 「お゛ぉッ~♡♡ごめんなしゃい……ゆるしてっ……!」 「反省してるみたいだしもう許してあげても良いかもね」  そう言い残すと、彼は再び激しくピストン運動を始めた。 「お゛ぉおぉぉぉおおお゛ーーーーー♡♡♡♡イグぅっっ♡♡♡♡♡♡」  あまりの衝撃に意識を失ってしまいそうな程の強烈な刺激を与えられて、悶絶しながら叫び続ける事しか出来ない。 「ほらちゃんと腰振れってば!」  そう叱責されても上手く力が入らないようで、腰砕けになってしまいそう。それを察してくれたのか、両膝の裏を持ち上げ抱え込むようにして持ち上げてくれた。おかげで少し楽になることができたが、それでもやはり辛いことには変わりない。 「あ゛ぁあ…♡♡おぐッ♡♡ごちゅごちゅきてうッ~♡♡」 「そんなに締め付けて来なくていいんだぜ?」 「やっ!ああぁん!!いやらっ!!!やなのぉおおおおおおおおお♡♡♡♡」   必死になって否定しても、彼は聞く耳を持ってくれる様子がない。それどころか、更に激しさを増していく一方だ。  しまいには亀頭が膨張してきたため、完全に抜けなくない状態になっている。余計に苦痛を感じることとなった。 (こんなの……耐えられない……)  絶望感に打ち拉がれながらも抵抗する術などあるはずもなく、ただただ受け入れるしかないのだと悟る。僅かばかりに残されたプライドのために懸命に抵抗しようとしていたが、それすらも奪われる。 (嫌なのに……どうして!?なんで僕こんな奴に屈服しなきゃならないわけ!?)  屈辱的な感情を抱きつつも、同時に快感に溺れている自分自身が憎くて仕方がない。矛盾した感情を持ち続けていたものの、次第にその想いは大きくなっていくばかりだ。それが爆発した時どうなるかなど知る由もないわけだが今はただ受け入れることしかできないのだ。 「イケッ!淫乱ビッチ野郎が!!!」 「ひぃいいいい!!!いぐっっっっ……♡♡♡♡♡♡」  今まで以上に大きな嬌声を上げたかと思うと、盛大に果てる姿を見て大笑いしていた彼。  それすら気に留めることは無く何度も続けざまに中へ出す。それを続けた結果、ついには潮吹きをする羽目になってしまった。 「まだ終わらねえぞ?」  そう告げられた直後に、今度は四つ這いの姿勢を取らせられる形になり後ろからの挿入が始まった。またもや悲鳴を上げることになる。

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