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第71話 手錠と目隠し(side修平)【***】
何度か抽送するだけで、予想通り保先輩は叫んだ。
「イきたい♡ 修平、抜いて、これ抜いて……っっ!!」
多分、保先輩は俺が直ぐに承諾するのだと思っていたのだろう。
「ダメですよ。今日は最初からお尻で達して貰う予定ですから」
「~~っっ!」
「だからほら、お尻に集中して下さい。俺のペニスを美味しい美味しいって頬張ってますよ。もう根元までぐっぽり余裕ですね」
保先輩が余計なことを考えないように、ピストンのスピードを上げていく。
保先輩がメスイキする前に自分が爆発してしまいそうで、それだけは気を付けた。
とはいえ、腰を打ち付ける度、ビタンビタン、と玉が保先輩の尻に当たるのも気持ち良くて、つい荒々しく保先輩を貪ってしまう。
「あ”♡ はぁッ♡♡」
保先輩の右肩が下がったのを確認して、もしや、と思えば案の定、右手で勝手にプジーを抜こうとしていた。
「あっ……」
その手がプジーの取手に届く前に、スイと回収させて貰い、ついでに左手も合わせて後ろに回して、片手でぐっと掴んだ。
もう片方の手で、流れ落ちてくる汗を髪ごと掻き上げながら、低い声で宣言する。
「ダメだって言いましたよね? 堪え性のないヒトだなぁ……これは、お仕置きが必要ですかね」
将棋もそうだが、保先輩に足りないのはそういうところだ。
まぁ、そんなところも大好きなので何の問題もないのだが、今回はダメだ。
許さない。
俺は直ぐ側に並べておいたグッズの中から、手錠と目隠しを取り出し、それらを保先輩に装着した。
「修平……っ?♡」
後ろ手に拘束された保先輩は、ガチャガチャ、と手錠の音をさせながら恐る恐る俺の名前を呼ぶ。
ただ、恐怖よりも興奮が勝っているのは明らかで、自分の置かれた状況を認識した途端、保先輩のアナルはきゅう♡ と期待するかのように俺のちんぽを締め付ける。
見えない保先輩の耳元まで口を寄せて、俺は囁く。
「これから保先輩は俺専用のケツマンです。毎日ちんぽケース扱いされちゃいますし、明日からはきちんと俺のちんぽを何時でも咥え込めるよう、常にアナルプラグを付けて貰いますからね」
保先輩の上半身をグイッと引き上げ、背面座位で貫いた。
これでカメラには、俺達の結合部と保先輩の目隠しされたトロ顔が写り込んでいる筈だ。
「ぁんっ♡ 深いぃ……ッ♡♡」
「もしかして保先輩、これってお仕置きじゃなくてご褒美になってます?」
きゅう♡ と保先輩のケツマンが更にうねり、俺のペニスを益々絞り込む。
「ほら、腰は支えますから、保先輩も少しは動いて下さい。自分のイイところに当たるように……そうそう、上手です」
保先輩はがに股の恥ずかしいポーズで足を踏ん張り、そのまま俺のペニス目掛けてお尻をじゅぽ♡ じゅぽ♡ と上下させた。
プジーが装着されたペニスの具合が見られないのは残念だが、後でカメラを見るのが更に楽しみになる、と前向きに考えた。
「はぁ♡ んん……ッッ♡♡」
「保先輩、腰ヘコ上手いじゃないですか。休む時はしっかり奥までハメハメして休んで下さいね」
「は♡ う、ん……♡♡」
体力のない保先輩は直ぐにへばり、へちょん、と俺の足に跨がったまま背中を預けて寄り掛かってきた。
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