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第1話
教育係として新人のころから面倒を見てきた青木がこのごろ鬱々としている。
理由を聞くと彼女にフられたのだとか。
浮気、それも五股をされたうえに、青木が泣きすがったら「あんたが最下位彼氏だから、いらない!連絡してきたら警察に訴える!」と突きとばされるという、踏んだり蹴ったり。
「いやいや、そんなDV女に執着されるより、あっさり別れられてよかったじゃないか!」と慰めて励ましても「でも、彼女の騎乗位は最高だったんです・・・」と思いがけない泣き言。
「彼女以上の騎乗位をしてくれる子はきっと、この先も現れないだろうと思うと、おおげさじゃなくて俺、絶望してしまって・・・」
ふつうなら呆れるところだろうが、しょぼくれる大型犬のように見えて放っておけない俺は、意を決して騎乗位を習おうと。
ネットで騎乗位を体験できるアダルトグッズを購入し、家で練習しまくり。
これまたネットで練習相手を見つけて、ホテルでも練習しまくり。
相手が褒めてくれ「また会いたい♡」と求めてくるようになってから、残業で二人きりの深夜、青木を押し倒して「騎乗位大得意な彼女を俺が忘れさせてやる♡」と腹に乗っかった。
彼女が巨乳だったというから、練習ついでに鍛えて豊満になったおっぱいを見せつけるように揉み揉み。
青木の股間に性器を食いこませて揺すりながら、尻の奥に指をねじこんでかき回し広げて慣らす。
抵抗するかと思った青木は、彼女と別れて溜まっているのか、すぐに勃起して俺の尻をつかみ「せんぱいっ♡先輩っっ♡せんぱあぁ♡」と焦がれるように呼びかけ、腰を突きあげまくり。
「んんんっ♡はっ、はあぁ・・♡げ、元気なの、うれしいけどっ♡お前の、ちんこでぇ・・俺っ、気もちよくなるうぅ♡んああっ♡ばかぁ♡尻にっ、指ぃ、だめだっ♡んんくぅ♡くふうぅ♡ああっ♡でるうぅ♡青木っ、俺ぇ、先、でちゃううぅ♡あっ♡ああぁ♡ふぅあああっ♡♡」
青木をイかせまくるはずが、俺がうっとりと射精してどうする。
がっつく青木の追撃に「ばかあぁ・・♡いイって、からぁ♡はううぅ♡」と悶えながら、どうにか踏んばって「青木いいぃ!」と一喝。
「お前、彼女以上に極上の騎乗位を味わわせてくれる人は、きっとこれから現れないって嘆いたいたよな!
そうじゃないってことを証明してやる!だからお前は動くな!」
教育係としては甘やかしまくっていたのが一転、いつになく毅然として命じたら「はい!先輩!」とイエッサー!とばかり返事をし、でも顔はにっこにこ。
変に闘争心を燃やし「ふん!余裕なのは今のうちだ!」と練習の成果を見せるべく、青木の息子を飲みこみ「ふぐぅ・・!んむうぅ♡んんんくうっ♡」と腹の上でしきりに尻を跳ねさせ、ずっちゅずちゅずちゅううす♡
「はっ♡はぁ♡くうぅ・・♡ど、どうだぁ?すこしは、いやなことっ・・忘れられてぇ、いるか?
んんぅ♡くうあっ♡ああぁ♡俺は先輩、だからぁ・・♡後輩のぉ、心のケアもっ、ちゃんと、しないとあぉ♡
んんっ♡そぉ・・♡そおだあっ♡俺ぇ、おっぱい、おっきぃからあぁ♡女のっ、代わりぃ、いっぱあっ、揉めよおぉ♡
んふうぅ♡くっ・・んんんくぅ♡おっ、お前ぇ♡いつも、そうやって、女のぉ、おっぱい、揉んでえぇ♡
なんかっ、なんかぁ、興奮するううぅ♡」
やけに体が熱くて目が眩み、途中から煽っているのか本音なのか自分で分からなくなり、練習では覚えなかった羞恥を噛みしめ、あられもなく鳴いてしまう。
一方で青木のほうは、にやついたまま「ふふっ♡先輩、そんな筋肉質なのに、俺に女扱いされるの気もちいですか♡」と一丁前の煽り文句を。
「俺も気もいいっ♡気もちいいですぅ、先輩っ♡俺のためにっ、ありがとぉございます♡
でも、先輩っ♡ちょっとじれったいかな♡
俺におっぱい揉まれるとヨがっちゃって腰に力がはいらないんですか♡
もー先輩、かわいすぎて、動くなって命令だけど、俺もうがまんできません♡
もっと先輩、俺の腹の上でおっぱいを揺らして、かわいく鳴いてくださいっ♡」
ずっと憂鬱でいたのが、目を輝かせて溌剌としているのは、たいへんよろこばしく、命令に背いてぢゅっぽぢゅぽぢゅぽっ♡猛烈に突き上げてくるのも、なんだか感慨深い。
見た目は男らしくても弱気で引っこみ思案、どこか童貞臭い顔。
弱肉強食な社会でやっていけるのか?と心配だっただけに、勇ましく無遠慮に先輩を嘲弄するように犯すさまを見て、ほっとするような胸が締めつけられるような。
「ふおおぉ♡んくううぅ♡あううぅん♡ばぁ、ばかああっ♡そんな、激しくぅ、されたらっっ♡
んんっ♡んんふっ♡んぐううぅ♡おまっ、お前ぇ、男らしく、なったなぁ♡先輩っ、気もちいいしぃ♡うれしいぞおぉ♡
くううぅあっ♡も、もっとぉ、もっとだあぁ♡ちんこでぇ、男らしくっ、先輩を、犯してぇ、みろおおっ♡
あぐうぅ♡んんうぅ♡ふおおおっっ♡そうだぁ♡そうっ♡そおぉ♡もっと、もっとぉ、男らしくうううぅ♡」
「分かりましたっ♡男らしく、メス臭い先輩にいっぱい種づけしますねえぇ!」と奥深くにぶっ放されて「くおおおおぉ♡♡」とのけぞって雄叫びを上げながらも、すぐに前のめりになっておんおん♡腰を上下。
果たして彼女の代わりになれたのかは分からないが、俺のほうが騎乗位にはまって、かわいい後輩に病的に依存してしまいそうだ。
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