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第1話
今日もお巡りさんとして町の平和を守るため自転車で見回りを。
その途中で見つけた、顔見知りの高校生にして猫の獣人、ヤナト。
日中に学校にいかず、町をふらついているとはいえ不良ではない。
親の希望で進学しながらも、本人ははやく働きたいらしく、学校をサボっては日雇いなどの仕事をしているのだ。
猫の獣人は迫害されやすく、人間の比率が高い学校に居づらくもあるのだろう。
「お前の気もちも分かるけどさあ、せめて親に相談してみたらどうだ?」
趣味でボクシングをやっているとあり、警察官の俺に劣らない、いい体格をしているとはいえ「だって・・」と罰がわるそうに目を背けるあたりは、まだまだあどけない。
「学校行くと、お前おっぱいでっかいな、揉ませろって追いかけ回されるから・・」
「おっぱいが大きい?そうか?シャツを着てたら、よく分からないな?」と首をひねって、人気のない裏路地につれていき確認。
ヤナトにシャツをめくらせたら、なるほどDカップはありそうだし、柔らかそう。
「で?揉まれたの?だとしたら、俺が注意してやるから詳しく教えて」
乳首に口が触れるか触れないかで話して、上目遣いで見れば、顔を赤くし、目を潤ませ「女の揉むみたいに・・乳首も吸われて・・」と声を震わせる。
「こういうふうにか?乳首を吸われたって、赤ちゃんみたいに?もしかして噛まれた?」
「あぁ♡う、うんっ・・♡ち、乳首はぁ、二人にっ、舐められてぇ♡
たまに、噛まれてぇ・・♡俺っ、俺ぇ、イっちゃって♡
んひいいぃ♡すっげ、お巡りさぁ、しゃぶって・・!
やべえぇ♡お巡りさぁ、のほうがっ、興奮するしぃ、気もちいぃ♡」
乳首をしゃぶって、もう片方は指で揉みまくって、ズボンのもっこりを触らないまま射精させる。
イっても張りつめたままのに「どうしてくれんだ?お巡りさん、こんなんになったぞ・・・」と擦りつければ「ご、ごめぇ・・♡」と泣きながら、背を向けて突きだした尻をふりふり。
「お巡りさぁ、誘惑したっ、悪い子ぉ、おしおきしてぇ♡」とオイルが溢れるそこに、舌打ちをしつつ、剥きだしにした息子をぢゅっぷううぅ♡
「お前はどれだけ叱ったら懲りるんだ!」と説教しながら腰の強打。
「ごめぇ、ごめんなさあぁ♡お巡りああぁ♡」と泣きじゃくって謝るも、尻尾を俺の腰に巻きつけ、おねだりしてくるのに怒りをこめて奥を貫き「ふおおおぉんっ♡」と発情期の猫のように鳴かせたもので。
「なあもういいだろ・・」との呟きに我に返り「いーやよくないね」とにっこり。
「胸を揉みたがるやつの名前、教えてよ」と聞いたら「お巡りさん・・・鏡見たほうがいいぞ・・」と三角耳を下げて怯えられてしまった。
俺の地元の祭りでは、男が女物の着物を、女が男物の着物を身につける。
好色すぎる神の目を欺くためだという。
なんでも神はどちらもいける口で、年に一回の祭りの日に、地上に舞い降り人に紛れてワンナイトラブをたのしもうとするのだとか。
が、かつてそのワンナイトラブで嫁入り前の多くの娘が処女懐胎したことで問題視され、以降、神に自重してもらうよう対策を。
神の世界では男女の区別が厳格、ぜったいに男は男らしく、女は女らしくあらねばならない。
その掟を叩きこまれている神だけに、女らしい男、男らしい女には手だしができないわけだ。
神対策をしながら神を称える祭りは一風、変わっているとあって、地元民以外でも参加したがる人は多い。
より、えり好みできる状況になるのだが、対抗手段がなく、眺めるしかない神たるわたしは歯がゆいというもの。
せっかく地元民の高校生男児の体を借りたというのに、男女逆転の格好をした男女がいちゃいちゃするのを眺めるばかり。
「神の世界にも性の自由が欲しいのう・・」と嘆きつつ、なんだか疲れたので、神社の離れのほうへと。
お茶をすすり、お菓子をつまんで一休みしようと部屋にはいったら、着物を着崩した男が座っておった。
体を借りた男児、彼の幼なじみだ。
同い年ながら、大人顔負けに体格がよく筋肉質、雰囲気も大人びて、男ながら着物を乱れさせるさまは、褌が覗くせいもあってか、しどけない。
すこし、どきりとしつつ「なんだ、さぼりか?」と聞けば「女物の着物は熱くて・・・」と汗を滴らせ艶めかせる胸を揺らす。
つい喉を鳴らすも「女みたいな胸をしているから似合うよ」とあえて指摘すれば「ふふ・・神さまにおっぱいを揉んでもらったら光栄だな」と挑発するような笑みを。
少々、むっとして「代わりに俺が揉んでやろうか?」と逆に挑発したなら、笑ったままうなずいたもので。
人のいいつたえは、すこし誤りがあり、わたしは掟を守っているわけではない。
掟が念頭にあるせいで萎えるだけで、それを破ったからといって裁かれたりはしないし。
そのはずが、宿主の幼なじみの胸を揉みしだき、褌の中に手をいれて性器を扱き、わたしは欲情してやまず。
乳首を弾けば「はううぅ♡」とお漏らしをし、女物の華やかな着物を乱して悶える彼を眺めるだけで果ててしまいそうだ。
「はっ、はぁ・・・光栄か?掟破りの神に抱かれるのはどうだ?光栄か?」
「んっ♡んふぅ♡ふううっ♡ふっ、ふふ♡すごく、光栄、だよぉ♡
ああ・・神さまの、ちんぽぉ、おっきいぃ♡
掟、破ってぇ、エッチ、するのぉ♡すっげえぇ、興奮っ、するうぅ♡」
女物の着物を身につけていても、十分にいかめしく雄々しい男にして、男を手玉にとる売女のように淫乱だ。
「神に対して、なんと不遜で侮辱的態度だ・・!」と忌まわしく思いながらも高揚してならず、余裕の笑みを崩したく、焦るように体を貪ってしまう。
いざ一つになろうというときも、男は取り乱すことなく、自ら太ももを持って広げてみせ「どーぞっ♡」とこましゃくれた真似を。
むしゃくしゃするのを、すべてぶつけるように我が息子を叩きつけ、腰を強打しながら胸を揉んでやる。
「いいっ♡いいっ♡いいぜぇ♡神さま、ごっこも、わるくないっ♡
んんんぐっ♡くうううっ♡ばかぁ、なに、急にっ・・はぁ、はあぁ、あっ、そっか・・。
昔、神さま、処女懐胎、させた、だっけ・・ふふ♡俺も、孕まされちゃう?
ああうぅ♡おっきぃ♡やっべえぇ♡俺、神さまにぃ、妊娠、させられるっ♡
あっ♡あぁ♡ああぁ♡うれしっ♡神さまあぁ♡俺っ、神様のぉ、子供、授かっちまううぅ♡」
あくまで幼なじみと、ごっこの性交をしているつもりなのが、腹だたしく、でも「神様あぁ♡ありがとおぉ♡俺っ、うれしいぃ♡」と締めつけられるとたまらず「んおぅおおおっ♡♡」と注ぎこんでしまい。
「・・・とはならないよなあ・・」とわたしの息子がしょんぼりしたままなのを眺めてため息。
掟を恨めしく思いつつ、ほかを当たろうと立ちあがろうとして「なあ」と呼び止められる。
「賭けをしないか?俺が男物の着物でうろついたら、神さまに犯されるかどうか」
どこまでも神たるわたしを舐めているような態度を示すのに、相手にすべきでないところ、唇を噛んだまま、うなずいてしまった。
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