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王子に転生したと思ったら戦闘民族の男性との結婚が決まっていた

成人の儀を終えた夜だった。 王宮の奥にある金装飾の間で、俺は国王…つまり父親から「婚姻」の知らせを受けた。 「第一王子ヴィタリー…お前の相手は、カラベルスの戦闘民族から来た者だ。最も強き男だそうだ」 「……は?」と声を出したかったが、そこは元・日本人、そして今や王族。俺は条件反射のように愛想笑いを浮かべ、「あ、ありがたき幸せです」と口を動かした。 男と結婚? いや、それ以前に戦闘狂で知られる民族の最強?が結婚相手…? どう考えても穏やかに暮らせそうもない未来図が脳裏をよぎる。 そして俺が転生したこの世界では、婚姻とは国の安定の象徴。同性だろうが子ができるように魔法でどうにでもなるという話も一応教えられてたから…男と結婚も覚悟はしてたけど………。 俺は深呼吸し、覚悟を決めた。 「まぁ…相手がゴツいおじさんじゃありませんように…」 こんな状態でも秒で寝れる俺ってすごいや…。 ◆◇◆◇ 高い天井、真紅の絨毯、煌めく光を集めた謁見の間。 王座に座る王の横にいつも通り装飾の多い服を着せられるがまま俺は立ち…例の婚姻相手を待つ。 「ふふ…どんな相手か待ち遠しいか?ヴィタリーよ」 「……そうですね」 ニヤニヤが止まらない父に寒気を感じていると…扉が開かれ、静かに歩み入ってきたのは――― なんとも信じがたいほど肉厚な体の男だった。 2メートル以上はありそうな長身。褐色の肌は光を受けて艶やかに輝き、髪は短く無造作。 筋肉の鎧のような胸筋が、肌の上に溶け込むような透けた白いシルクのAラインドレス越しに主張している。 いや、胸筋だけじゃない。 腰に絞りを入れたその衣は、彼の驚異的に豊満な尻を美術品のように浮かび上がらせていて…… ……え、なにこの色気。 無口で、無表情で、ただ静かに立ち尽くしているだけ。それだけなのに、まるで彼の存在が、全てが俺の欲を湧き立たさせる。 「ユーバン殿。こちらが、第一王子ヴィタリー殿下であらせられる」 そう言われても彼は反応を示すことなく、ただ淡々と俺を見つめてきた。 澄んだ黒曜石のような瞳。その奥に、少しだけ揺れる警戒。何もかも美しいと唾を飲み込む。 俺は自然に、王子らしく、優雅に、そして堂々とした微笑みを浮かべた。 「ようこそ、ユーバンさん。君に会えるのを、心から楽しみにしていた」 口ではそう言ったけど、心の中ではそれはもう興奮が収まらない、今すぐその肉厚な身体を抱き締めたい、口づけたい、大きくツンと主張する雄っぱいを揉みしだきたい…あぁ、股間が痛いほど反応してしまってる。 彼は俺の差し出した手を静かに握り、眉一つ動かさずにただ「……殿下」と低い声で頭を下げてくる。 (声まで…良すぎる……っ!) こうして俺の婚姻は思ったより100倍、素敵な方向に転がりはじめたのだった。 ◆◇◆◇ ユーバンさんとの挨拶の後、俺は自分の高ぶった下半身を悟られないように公務に集中していたら日が暮れるのが早く、食堂に行くと既にユーバンさんは終わらせて客間にいるとメイドに教えてもらった。 残念のような…何を話せばいいのかわからないから良かったような… 湯気の立ちこめる浴槽を出て、水気を拭った髪をタオルでざっと拭いて寝室へ戻ったときだった。 そこにいた。 淡く燭台に照らされたシルクの天蓋付きベッド、その脇。 影のように静かに立っていたのは、サテンのガウンを羽織っただけの――ユーバンさんだった。 「…………っ」 褐色の肌に、しっとりと水滴がまだ残っている。 深く開いたガウンの隙間からは、筋肉がしなやかに隆起する胸元が露わで、 絞られた腰の先には、布越しでも圧倒的な存在感を放つお尻が……。 せ、セクシーすぎる……っ!! その瞬間、自分の股間がぶわっと熱く反応するのがわかった。 ぼーっと見惚れていたら、ユーバンさんがこちらに気づいて瞳を動かした。 「……ここに案内されて来たのだが……殿下の部屋だとはつゆ知らず……」 低く抑えた声が股間に響く。 その声の中に、微かに戸惑いが混じっていた。 視線を落としたユーバンさんの長いまつ毛が陰を作っているのが、たまらなく美しく見えた。 俺はユーバンさんの隣に腰を下ろして肉厚な身体を間近に見れば見るほど心臓のドキドキが止まらない。 「多分…侍女が気を利かせてくれたんだと…ユーバンさんには申し訳ないですが、その…」 俺はおずおずとユーバンさんの太腿に手を添えて熱を持って撫でる。目を見開くユーバンさん、でも驚きつつもされるがままになっていて。 「嫌なら言ってください…俺、このままだと貴方を襲ってしまうかもしれません」 震える声で正直に言ってしまった。 すると、ユーバンさんがはっとこちらを見た。 その表情は、相変わらず“真顔”のままだったけど…いつもの無表情の中に、確かに驚きの色があった。 褐色の肌がほんのり赤く染まっているようにも見えたのは、気のせいじゃないと思う。 「まさか…わたしに……興奮しているのか、殿下が…?」 「はい」 即答してしまった。理性より、身体の熱のほうが先に口を開かせた。 すると、ユーバンさんの視線がゆっくりと、俺の股間にまで落ちた。 「……っ」 明らかに、そこは主張していた。 「…そうか……」 一言だけを残して、ユーバンさんはほんの少しだけ、ガウンの合わせをきゅっと掴んだ。 その手は服を直すためか、それとも……俺から隠すためか。 どちらにしても、無表情の彼が羞じらう姿に、俺は思わず喉を鳴らしてしまった。 「こんなに、膨張するのだな……」 ユーバンさんの低く落ち着いた声が、静かな寝室に響いた。 指先がそっと寝間着の上から…大きく膨らんだ肉棒を、遠慮がちに、触れただけ。まるで見たことのない武器に触れるような、慎重な動きだった。すりっ……すりっ……っと、できるだけ優しく擦るその仕草だけで、俺の腰はびくびくと跳ねてしまう。 「すごいな…」 「っ……ユーバンさん……触るなら、いっそ……直に……」 自分でもどうかしてると思いながらも、もう限界だった。 片手で寝間着をずらし、布の中から自分のちんこを晒し…脈打ち、興奮そのものの形をさらけ出す。 「……なんて立派な……」 や…やめて、そんな真面目な顔で褒めないで。 「また…大きく…んちゅ」 彼は、膝をつくように目の前に腰を下ろし、そのまま…俺の肉棒の先端に、唇を寄せてきた。 「ゆ、ユーバ……っ!」 じん、と電気が走る。厚みのある唇が、熱を溢すそこにキスを落としただけなのに。 それだけで腰が砕けそうになるなんて…! ちゅ…ちゅ…ぷちゅ… 「はぁ…とても、立派な雄ですね…んちゅ、れろ…ちゅぱ…ちゅぱ…」 ユーバンさんは、戦闘で荒れた大きな手も添えてきた。指で根元を撫で、舌で凹凸や入り口をなぞるように奉仕される。 その様子を、俺は必死で“王子の顔”を保ちながら見ていた。 「ふっ……ぐっ、ユーバン、さん…上手…です…ね」 「んちゅ…ぢゅるる……れろ、れろ…」 俺は…見上げる黒く純真な瞳に映るに相応しい涼しい顔を、装っていた。 王子の品格を守るように。 でも、心の中はそれどころじゃない。 ぴちゃぴちゃと聞こえてくる水音がえっちで、耳を刺激して。小さな口に収まり切らない肉棒の先端を、垂れてきた涎をこぼしながら舌で舐め回して。 無口な彼からは想像もつかない行動に、俺の股間はどんどん成長していく。 やばい、可愛いっめっちゃ可愛い!絶対こんな事に縁がなかっであろうユーバンさんがっ自分より背の低い俺なんかのちんこをしゃぶってる!! 理性はがたがたで、頭の中は火花を散らして油断したらユーバンさんの口に精液をぶちまけそうだった。 「…くっぅ…ゆ、ユーバンさん、ストップ…!それ以上は、今日は……」 そう言って俺が肩を掴み、優しく制止した瞬間………ユーバンさんの動きがぴたりと止まった。 俺を見上げてる表情は相変わらず感情を読みにくい“真顔”だったけれど、 彼のまつ毛がわずかに震え、瞳がゆっくりと伏せられた。 「すまない、殿下…なにか…間違ったのだろうか」 低く落とされた声。 そして、自分の口元に軽く触れながら俯くその姿は、戦闘民族だと知らなければまるで罪を告白する修道士のようで…… 「ちがい、ますっ…むしろ、良すぎて…続きをするなら、今度は僕が、触れさせてください」 勢いで返事を待たず、けれど彼が拒まないのを感じ取って、そっとガウンの結び目に指を掛けて、ほどいた。 するりと布が滑り落ち、現れたその体。 堂々たる胸筋。 筋肉に覆われながらも柔らかさを感じさせる、脂肪の乗った美しい造形に慎ましい乳首が添えられてる。 逞しく盛り上がった肩や腕、そのどれもが芸術的な輪郭を描いていた。 こんなに……綺麗な身体があるんだ…! 手のひらでそっと胸筋をなぞると、ぴくりと彼の身体が震えた。抵抗はない。 けれど彼の視線が時折俺を見つめ、時折逸らす様子から、恥じらいが伝わってくる。 「さすが…鍛えてるんですね、なのに…柔らかくて」 「…ん、特に、気にしたことはない、が、あ…ん…殿下が…気に入ったのなら…なによりだ」 きっと普段自分でも他人からも触れられないユーバンさんの女性にも負けない巨乳を、優しく撫でたり揉んだりして堪能する。 段々と形を作っていく乳首が可愛い…! 俺はゆっくりとベッドへユーバンさんを寝かせ、押し倒していく。 ベッドに沈んだ彼の身体に覆いかぶさるようにして、俺はまた胸筋へ指を這わせ、両手で包むように揉みしだいた。 「……すごい……本当に、柔らかいのに力強い……」 そして、自然に顔をユーバンさんの顔に近づける。 まずは、唇をそっと重ね…ちゅ、ちゅと音を立てて唇だけを触れ合わせるような、くすぐったくて優しいキス。 「ん、ちゅむ……ちゅ」 何度かのキスの後、舌先でちょいちょいとユーバンさんの唇に触れれば、受け入れるように小さく開かれて。 あたたかくて湿った口腔に招き入れられ、ぬるりと侵入しさせた舌を優しく包んでくる熱い彼の肉厚な舌とぺちゃぺちゃと絡ませてゆっくりと吸いながら、唾液を交わした。 「んっふぅ…はぁ…ちゅぱちゅぱ…んぅ゙っぁー…れろ、れろ…んぶっふ…っうぅ゙…」 慣れてなさそうなユーバンさんの口から漏れる吐息や甘い声に俺は嬉しくなって、またちんこが痛いぐらい勃起して…くっ危ない危ない…。 胸筋は揉んだまま、指で乳首をなぞる。 舌と手の刺激に、彼の大きな身体がわずかに震えているのが伝わってくる。 そんな美しい身体に覆いかぶさっていることに、気づけば、俺の腰が自然と動いていた。 「でん…か…んぅ…」 「………」 自分でも驚いた。 意識していないのに、下半身の熱が勝手に彼のお腹に擦り寄るように動いてしまった。 柔らかな腹筋に自分のモノをこすりつける感触が気持ち良すぎて、まだ挿れてもいないのに、思考が蕩けそうだった。 彼の敏感な胸筋の先端を軽く摘んだまま、片手で彼の腰の付け根をそっと撫でる。 「ん……っ……」 ユーバンさんの喉の奥から、小さくかすれた声が漏れ、咄嗟に噛み殺すように唇を噛んで目を伏せた。 「ユーバンさん…声、我慢してるんですか?」 「……っ」 返事は返ってこない…可愛い人だ…。 俺はもう一度、彼の耳元に顔を寄せて囁いた。 「……ユーバンさんの声、俺、聞きたいです……」 甘えるように、わざと鼻にかかった声でぬちゃ…ぬちゃ…と舌を耳の中にねじこむように舐めたり、耳たぶを甘噛みする。 するとユーバンさんの腰がびくんと跳ねたのがわかった。俺は続けて彼の耳にくちゅくちゅってわざと音を立てて舐め回した。 「あ゙っ…ふ…んぅ゙っ」 そして耐えきれなかったのか、震える喉から声が零れ落ちるのが聞こえる。 彼が、俺の手で、口で、こんな声を出してくれるなんて…もう嬉しくて、可愛くて、愛おしくて、どうしていいかわからない。 「もっと…聞かせてください…ユーバンさん」 俺はゆっくりと身体を起こし、彼の足を軽く持ち上げた。 膝裏に手を添え、無理をさせないように慎重に角度を整える。 ユーバンさんの大きな身体を、俺が少しずつ開いていくという構図が、なんだか夢のようだった。 「ユーバンさん…失礼します」 囁いてから、視線をそっと落とす。 目に飛び込んできたのは…彼の奥まった場所に、きゅっと可愛らしく閉じたアナル。 俺は思わずごくりと唾を飲む。 「あまり……そう……じっと見ないでくれ…」 「う……すみません、でもとても綺麗で…俺が初めてなんですよね?」 「もちろんだ……」 褐色の肌の間に、ほのかに赤みを帯びたその場所。 恥じらいにぎゅっと閉じられているのが、まるでこれからされることに期待を持っているようで――とても、愛しくて。 俺は震える手で、その縁にそっと指を置いた。 ぷに…ぷに…すりすり♡ 柔らかく押すように、撫でるように。 力を入れず、ただ円を描くように優しく。 「……っん……ぁ、ぁ…ぁ゙…っ」 ユーバンさんの指先がシーツをぎゅっと握り、喉がわずかに震えている。 「大丈夫です……声、我慢しないで…聞きたい」 囁きながら、俺は魔法をかける。 俺自身の指先に癒しの加護と温かな潤滑の効果を宿し、より柔らかく、受け入れやすくする魔法。 じんわりと発光した指で、また縁を撫でると―― 「ぁ゙ぉ゙っ……ゔ、あ゙ぁ゙〜〜っ……」 ユーバンさんがまた声を洩らした。 さっきよりも、もっと大きく、もっと甘く、もっと震えている。 あの無表情のユーバンさんが、こんなにも乱れて。 俺の手のひらの中で、感じてくれている。 (嬉しい……嬉しすぎて、どうにかなりそう……) 「ユーバンさん……もう少し、触れますね……」 声に出さずにはいられなかった。 そのまま指を、ほんの少しだけ差し込む。 まだ入口の縁をなぞる程度、それでも彼の全身がびくんと跳ねるように反応した。 「ぁ゙ぅ゙……ぁ……あ゙っ…でんっか…あ゙っ」 掠れた声が喉奥から洩れるたびに、俺の中の理性は溶けていった。 俺はゆっくりと、アナルの奥を指で撫でていく。 魔法で潤滑を施した指先が、熱を帯びた柔らかな縁をゆっくり、ゆっくりと押し広げていくたびに…ぐちゅ…ぬちゅ……ぬち、じゅぷっ……じゅっ、ちゅぷ……いやらしい水音が聞こえてくる。 俺の指が動くたびにアナルの中は濡れて、ぬるりとした柔らかさで俺を受け入れていく。 ユーバンさんの身体は正直で、強靭な筋肉の奥で、今、快楽を求めているのがわかる。 「ぁ゙っ…あ゙、ゔっ…ぅ゙……ぉ゙……♡」 ユーバンさんの喉から零れる声はもう、完全に堪えきれないものになっていた。 「ユーバンさん、気持ちいいですか?」 「あ゙っ、んぁっ……はーっ♡ぁぅ゙ゔ〜〜♡」 問いかけに答える余裕はないみたいで、俺はそのまま指を少し奥までぬぢゅ〜〜っと押し込み、またゆっくりと抜いていく。 ずるるる……ぐちゅっぬぢゅっぬぢゅっ♡ずっちゅ♡ずっちゅ♡ずっちゅ♡ 「あ゙っあ゙っ♡でんかっでんかの、ゆび…すごっい゙っ」 濡れたアナルがひくついて、俺を誘うように動くのを指先で感じながら…… 「俺の指、咥えて離してくれませんね…っ、こんなにえっちな身体だったんですね…」 「ちがっんっんっんあ゙あ゙っ♡ぁ゙ぁ゙…っ」 もう一本指を押し込むと、くぷっと音を立てて第二関節まで飲み込まれた。その刺激にも感じたのか、彼は大きく腰を浮かせた。 じゅぷっぐぷっ。二本の指で交互に中をかき混ぜて、時々ぐぱ…と穴を広げてみたり。 「あ゙っあっあっ♡んぅ゙ゔ〜〜〜〜〜っ♡」 もう彼はただシーツをぎゅっと掴んで快楽に耐えていた。 その仕草が可愛くて愛しくて、俺は彼の額にキスを落とす。するとユーバンさんの瞳が少しだけ和らいで見えた気がした。 そしてまたぐちゅぐちゅと指を動かすと…今度はさっきよりも強く締め付けられたのがわかった。 「んお゙っぉ゙ぁぅゔ〜〜っ♡でんかのゆびれっこんなっ………くっゔゔゔっ♡」 無表情だった彼の瞳が潤み、眉がわずかに下がっていて…びくびく震える身体が、なんとも言えない色っぽさで、俺はまた理性が溶けそうになる。 「…こんなに、俺を迎え入れる準備してくれてるなんて…もう、十分すぎるくらい、淫らですね…?きっともう入ります…よね?」 ユーバンさんの身体は、俺の指を熱いアナルの中で確かに受け入れてくれた。 熱くて、柔らかくてきゅんっと好きって伝えてくれてるみたいに締め付けて……もう、充分だ。 充分すぎるくらい、彼の身体は俺を迎え入れる準備が整っていた。 「ユーバンさん……入れますね……?」 俺が問いかけると、彼は目を伏せながら、小さく、微かに頷いた。 その頷きが、震えていて……たまらなく愛しい。 俺もずっと耐えていた肉棒の先端を、じゅぷり……と音を立てる、入り口に触れただけでユーバンさんの太腿がびくりと震えた。 「……ゆっくり……ゆっくりいきますからね……」 自分に言い聞かせるように呟きながら、俺はゆっくりと腰を前に押し出していく。 ぬぢ…ぬぢゅっずっ…ちゅ…ごりゅ、ごりゅ…っ 「あ゙…っ、ぉ゙…ぉお゙っ…♡」 それはもう、声というより呻きに近かった。 先ほどまでの甘い吐息とも違う。 もっと……獣のようで、本能的で、そして……えっちすぎた。 ごりゅっごりゅっ♡どちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡ずるるる……どちゅぅゔゔゔっ♡♡♡♡ 「ん゙っお゙っ、あ゙ぁあっ♡でんっかぁ♡」 ユーバンさんの声が俺の脳を揺さぶる。 俺はもう彼の中が気持ちよくて、もっと奥まで入りたい一心だった。でもそれは彼を傷つけてしまうからとなんとか理性の糸を手繰り寄せて…いや、むり。 「はーっはーっ………中、ぬるぬるして…それに、俺の形に吸い付いてくる……っ、えぐ……すご……」 ぬちゅっ、ずぷっ、ごりゅごりゅ♡ごりゅ♡ごりゅ♡ 腰を少し動かすたびに、いやらしい音が部屋に満ちていく。膝をついたまま、少しずつ、でも確実に、俺のすべてを彼の奥に押し込んでく。 そのたびにユーバンさんの身体が跳ね、声が震え、シーツがぐしゃぐしゃになる。 もう、俺の中の“王子”はとっくに崩壊していた。 どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡♡♡ 「お゙っお゙っお゙っお゙っお゙っ♡♡♡」 ユーバンさんはもう、まともな言葉にならない喘ぎを繰り返して、なんどもびゅっびゅっと精液を飛び散らかして俺の質量のある肉棒に吸い付くみたいに締め付ける。 「俺の…俺のユーバンさん…っ、こんなに中で締めてっ、すごっ、もう、全部ぶつけますから……!」 腰を打ちつける。何度も、奥まで。どっちゅんっどちゅどちゅっ♡♡ぐちゅっ、ずぷっ、ずるるる……どっちゅんっ!どっちゅんっ! 熱い粘液が絡みつく音が交じって、部屋が甘く、淫らに満ちていく。 「はぁっ1回、1回出しますっ」 俺は構わず彼の腰を強く掴み、肉棒をずぶぶっと根元まで押し込んだ。 どちゅっ!どちゅんっ!!ぐぼっ!!!♡♡♡ごりゅごりゅ♡♡どっちゅうううぅううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡びゅるるるるるっっ!びゅるるるるるる!びゅるるるるるる!びゅーーーびゅーーーびゅーーー!♡♡♡どくどくっ♡どぷぅうっ♡♡ 「ぁ゙ゔぅ゙〜〜〜っ♡♡」 唇を噛んで耐えようとしたのか彼の口端から血が滲んでいる。俺はぐっともう一度腰を押しつけて肌を密着させてユーバンさんにキスして舐める。 「ダメですよユーバンさん、せっかく可愛い口感で声我慢したら…っ聞かせてって、言ってるじゃないですか…んちゅ」 「で、でんか……っ♡はーっはーっ、んむっ♡んちゅっはぁ…ぁ゙〜〜…♡ちゅ、ちゅ…んゔゔゔっ♡」 俺はユーバンさんの唇を指でそっと押して口を開かせると舌をねじ込み絡めた。 そのまま腰をゆるゆると動かしてぐちゅぐちゅに濡れたアナルを味わう。 「っ、ぅ゙っ…ぁ゙あ゙あ゙っ…ま、まて…っ…ヴィ、タリー…っ」 ………初めて、名前で呼んでくれた。 その声が耳に届いた瞬間、また腰が跳ねた。 「もっと、聞かせてください…ユーバンさんの全部…欲しいんです…!!」 「んぉお゙お゙お゙っ♡♡ゔぃっゔぃたりぃっしゃまっらめれずっ♡ぎかない゙っでっあ゙っぐっ♡♡♡」 唇を噛み、腰をどちゅどちゅ♡どちゅどちゅ♡と打ちつけ、ぬちゅっ、ずちゅっ、じゅぷっ…とねっとりとした音が再び室内に響き始めた。 さっきよりも深く、奥まで何度も突き上げる。 ユーバンさんの太腿を抱え直し、より深く、角度を変えて奥を抉る。 「あ゙ぁ゙っ…っそこっ…やっ、ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙〜〜〜♡」 甲高く跳ねた声とともに、彼の脚が俺の腰にぎゅっと絡みついてきた。 「い、いきそ…も…う、だめっ…なにか、きちゃ…ぅ゙っ♡」 「じゃあ…はぁっはぁっ…一緒に…もう一度……!」 どちゅどちゅどちゅどちゅ♡どちゅどちゅどちゅどちゅ♡びゅーーーーーーーびゅーーーーーーーびゆるるるる…♡びゅるるるるるる……♡♡♡どぷっ、どくっ、どくっ……吐き出すように、愛を、熱を、命を注ぎ込む。 その瞬間、ユーバンさんは背を反らしながら「ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙っ……♡♡」と甘く切ない声を上げて、俺の腕の中で果てた。 これが、彼が、俺の妃…カッコよくて可愛くて、えっちで、最高すぎる、俺の最愛の人。 異世界転生したのはやっぱり勝ち組だったんだ。

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