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第1話
勇者と魔王には個人的な好ききらいがなくても因縁がある。
だからなのか、はじめて対面したとき雷に打たれたような衝撃を。
窮屈そうに着用するズボンの大きなもっこりを見てのこと。
以降、暇さえあれば、勇者に抱かれる自分を妄想して体を慰めている。
巨根を模した道具を突っこんで「ああぁ❤勇者っ、貴様あぁ❤貴様の、伝説の剣の、なんと、大きいことよおぉ❤ふおおっ❤❤」と部下に聞かれたら自決するしかない喘ぎを漏らしてメスイキをしまくっているとはいえ、とてもとても足りぬ。
誘惑の魔法をかけられたように体は火照ってむらむらしてやまず、気をぬくと部下の前で勃起しそう。
このままでは我が城に勇者が乗りこんでくるまえに、欲求不満すぎて発狂しかねず、こっそり根城を抜けだし人間の町へ。
ふつう勇者が旅をして城に乗りこんでくるまで対決しないのが、伝統的なセオリーだ。
が、今回ばかりは、わしの体が異常をきたしているに暗殺するほかはない。
今の勇者が死んでも、また伝説の剣が現れ、それを引きぬいて新たな勇者が誕生する。
「新勇者にまた欲情せねばいいが・・・」と勇者の泊まる宿屋に侵入。
大口を開けて涎を垂らし熟睡していたが、念のため睡眠の魔法をかけてから接近。
殺すのに魔法は用いず、せめて自らの手でくだそうと思い、心臓にナイフを突き立てようとしたところ。
勇者が呼吸をするたびに、ズボンのもっこりが上下するのを見て、かっと頭に血がのぼってしまい。
気がついたら勇者の寝間着をひん剝き、なぜか、すこし反応している性器にしゃぶりつく。
舐めるだけで体中に快感が走り「んっふううぅ❤❤」と射精。
熱に浮かされたように、むしゃぶりつき「んんっ❤んんぅ❤んんんむぅ❤」とイきまくって、たまらず尻の奥を指でぐちぐち❤とかき乱す。
「はっ・・❤はぁ、はあっ・・・❤」と悩ましげに喘ぐ勇者は満更そうでもなく、わしの髪を撫でたなら「いい・・❤リディアぁ・・❤」と愛しげに。
胸が痛んだのに奥歯を噛みしめ、でも「おっぱい揉ませて❤」との要求に応じ、顔の近くに胸を。
魔王は勇者に恋をしている。
人一倍観察眼に優れている俺は、魔王の勇者を見つめる瞳に熱を帯びているのに気づき、すれちがいざま「そんな目しちゃ、ばれるよ❤」と囁いた。
とたんに頬を赤らめてメス顔になり、逃げてしまった恋する乙女の魔王様。
そのあとひそかに俺に会いにきて「だれにもいうな、人前で指摘するな」と要求。
俺たち勇者のパーティー一行と魔王は月に一回、コロシアムで戦っている。
魔王が送りこむ部下を倒して、強さを認めてもらえれば、直接対決ができるという仕組み。
観客をいれての見世物、今や大規模な興業になっているが、俺たちも魔王側も命がけ。
人間、魔物を含めた多種族が見にくるので、そこで魔王の秘密を暴露し、どうも恋については嘘をつけない彼が、はしたないメス顔を晒せば、どうなることやら。
そうなることを恐れて、ふだんは眼中にないだろう、しがない魔法使いに口止めをしにきたのだろう。
「ふーん、ほんと勇者のこと好きなんだな」と告げれば、また顔を真っ赤に乙女モード。
鼻で笑った俺は「じゃあ、俺の要求にも応えてよ」と手を差し伸べたもので。
世間で魔法使いは舐められがちだ。
魔力を使える人間がすくないこともあって「いかがわしい力なのでは?」と怪しまれてしまう。
もちろん、蔑まれるのは腹が立つとはいえ、だからこそ偉そうで愚昧な人間をひれ伏せさせ、辱めるのが痛快。
悪の絶対的権力者、冷酷無比で傲岸不遜な魔王ならなおのこと。
宿屋の一室で待っていると、人間に変身した彼が入室。
すぐに魔王にもどったなら、唇を噛みしめ、鎧を装着したまま脱衣。
裸に甲冑だけ身につけている状態で「またおっぱいおっきくなった?俺が揉んでいるから?」と乳首を爪でひっかいて「おっぱい、いうなぁ・・!ううんっ❤んぅ❤んっ❤んくううぅ❤」と性器に触らずに五回くらい射精させてやる。
つぎに四つん這いにさせ、高く尻をあげさせて、すこし指でほぐしてから数珠を挿入。
こちらは試し読みになります。
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