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第3話

いつの間にか寝てた俺は 誰かに肩を揺さぶられて目を覚ました。 この家に入ってこれる人は1人しかいないので 誰かはわかる。 「いつ来たの…」 「んー、10分前くらいかな」 「ごめん…寝てた」 「うん、知ってる…」 オーナーは俺の頭を優しく撫でると 泊まりの準備するなと俺の泊まりの用意をしに寝室に向かった。 俺は寝ぼけ眼を覚まそうと洗面台へ ぼーっとする自分とにらめっこしていたら 背後のオーナーと目が合った。 「どうせ俺ん家にいるんだから そのまんまでいいだろ」 うんうんと頷く間のなく手を引かれ そのまま玄関へ 靴履けるかな〜っておちょくられたけど 何とか履いた。 すごいでちゅねぇ〜って言われた気もするけど ほぼ寝ぼけてる。 玄関の鍵閉めたっけとか思いながら オーナーの車の助っ席に追いやられ オーナーの家に向かったのだった。

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