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「れ⋯⋯す、け⋯⋯」 「どうしたの?」 「め⋯⋯め⋯りぃ、⋯⋯く⋯す、ます⋯⋯」 何を言われたのか、すぐに分からなかった。 すぐに反応しなかったからなのか、拗ねたように俯かせる"たーちゃん"に遅れて「えっ」と声が漏れ、目が開いた。 「えっ、いまたーちゃん、めりーくりすますっていった?」 すると下を向いたまま"たーちゃん"は頷いた。 "たーちゃん"がそう言ったのは、ぼくが"たーちゃん"宛てに書いた『めりーくりすます』の文字を見たからに違いない。 心がぽかぽかしてきて、自然と笑顔になった。 「うれしー! ぼくもめりーくりすますだよ!」 ぎゅうっと抱きしめた。 うれしい。うれしい。かいてよかった。 離れたくないぐらい嬉しくてぎゅーっとしているぼくが急にそんなことをしてきて、分かるぐらいにびっくりしていた"たーちゃん"だったけれども、片手だけ背中に触れてきた。 そのことも嬉しくて笑みを零した。 "たーちゃん"のお家にはじめてお泊まりしに行ったのがクリスマスの日で良かった。 ぼくが"たーちゃん"に教えた言葉を一生懸命伝えてくれて、手づくりのクリスマスプレゼントを作って良かった。 "ぱぱ"と"まま"と一緒に過ごすクリスマスももちろん楽しい。だけど、一番の友だちと過ごすクリスマスもとても楽しくて、その場を飛び回りたいぐらい嬉しくなる。 「さいこうのくりすますになったよ! ありがとう、たーちゃん!」 目を合わせて笑顔いっぱいな顔を見せると、一瞬驚いたような顔を見せたものの、はにかんでいる顔を見せてくれた。 見開いた瞳の中にきらきらと星が瞬いた。 あさからとてもしあわせ!

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