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「⋯⋯あんなにもイッたのに、まだ射精()せそうなんだねぇ⋯⋯。ぴゅって射精して健気で可愛いね〜」 「⋯⋯あ⋯っ」 片方をふるふると震わす情けないモノに触れてきた。 少量の白液とボディソープを潤滑剤代わりにくちゅくちゅと扱き始めた。 「あ⋯っ、あ⋯っ、は⋯ん⋯っ、あ⋯っ、は⋯ぁ⋯⋯っ」 客の手の中でぴくぴくと反応するモノに快感に浸っていた時、隙を突くようにもう片手で乳首を摘み、突如もう一箇所の刺激にビクッと跳ねた。 「ココも触ってもらえて嬉しそうだね〜。ビクビクと震わせて可愛い〜」 「は⋯っん⋯っ、や⋯っ、あ⋯⋯っ」 気持ちいい。そのはずなのにこの快楽に溺れるのが怖い。 ずっと待ち望んでいたはずなのに急に不安に駆られた愛賀は、やだと拒むように身体を逸らした。だが、そう思っていたものは客に触れて欲しいというように胸を逸らしてよりその手に寄せていたようで、それに応えるように乳首を摘んでいた指を強く捏ね、足の間のは激しく上下に動かす。 「あっ、あっ、あぁ! ⋯もう、もう⋯っ、イッちゃ⋯⋯っ!」 「イッちゃっていいよ」 ぱんっと弾かれたように下された命令にビクビクと激しく痙攣した。 射精したとは思えない感覚。だが、客は嬉しそうに「いいこ」と頭を撫でてきた。 それも心地よくてビクッと時折大きく痙攣した。 風呂場に行って、綺麗にしてもらうはずだった身体。また汚して怒られるかと思っていたが、機嫌が良さそうで良かった。 急な安堵のようなものからか、ぐったりと客に寄りかかった。 「気持ちよくて疲れちゃったのかな〜」という声が聞こえたような気がしたが、その声が遠くに聞こえた。 早く答えないと。また急に機嫌を損ねるかもしれない。 しかしそう思うのとは裏腹に瞼は重く閉ざされ、暗い海の底へと沈んでいった。 目が覚めた時、どんなことが待ち受けているのか知らずに。

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