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第70話【名前あり】

ドアが開く 玲衣がたっていた。 顔を見た瞬間 我慢が切れる 「…玲衣とご飯いけなくて死ぬかと思った」 一瞬きょとんとして それから小さく笑われた 「律」 名前を呼ばれて 胸の奥が一気に熱くなる 「おかえり」 腕を引いて 玄関のドアが閉まる もう迷わなかった。 蓋をしていた気持ちは 全部 ここに来ていた。

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