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第74話

少し驚いて それから ちゃんとした顔になる 「律」 名前を呼ばれる 「じゃあ、一緒に住むでいいな」 答えは考える前に出ていた 「…うん」 抱き寄せられて 額が触れる それだけで 十分だった。 ご飯の匂いがして 生活の音がして。 この先も きっと同じ夜が続く それが何より欲しかった。 【~完~】

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