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第1話
【山賊×旦那】
事後、余韻に浸りながら妻と雑談をしていたら「ねえ、知ってる?」と変わり種の話題が提供された。
「今、ちょっとした騒動があって江戸時代のエッチな浮世絵が注目されているんだよね。
これを見ると、いやー昔から日本人ってエロの趣味趣向が幅広かったのかって、なんか感動するし、なんなら今より、えげつないのもあってさ。
えげつない類いではないけど、なかでも面白いのは、妻の身代わりになって服を脱ぐ旦那と、やる気満々の山賊が描かれているの。
同性愛の浮世絵は珍しくないとはいえ、思わず笑っちゃうのが、これ、妻が想像してる光景なのよね。
昔から腐女子がいたことも驚きだし、女が男同士のそういう妄想をするのが、絵に描かれるほど、まわりに認識されていたのがびっくりよね。
旦那で妄想するあたり、現代の腐女子にも負けず劣らず発想力とレベルが高いし」
妻が腐女子なのは承知済みとあって「へーすごいなー」とすなおに感心。
笑みを深めた妻は「ねえ、どうする?」と俺の太を腕に指でなぞって、小首をかしげてみせた。
「もし浮世絵と同じように山賊に襲われたら。
わたしに手をだそうとする山賊に、代わりに自分が!って助けてくれる?」
心から彼女を愛している俺は「もちろん」と腕に滑らせていた指をつかみ、手の甲に口づけ。
妻は頬を染めて震えたとはいえ、べつの意味で胸をときめかせたよう。
「俺ぁ、女を抱いたばかりの男を辱しめるのが好きでなぁ」と胸を揉まれて「んっ・・」と唇を噛む。
「女を鳴かせていた男を、もう許してくれ!勘弁してくれ!お願いだやめてくれえ!って泣かせるのがたまんねえわけよ。
はじめは女を助ける自分に酔っていたり、隙を見て反撃しようって甘く考えてるのを、こんなはずじゃなかった!ってぎゃふんってばかりに嘆くざまは絶品、絶品。
ちなみに、女を犯そうとするのはふりで、はじめから男を狙っているから。
男が逃げたら女を殺してから追いかけて犯すんだよ。
くくく・・なんだ、俺の外道な助平ぶりを知って逆に興奮したか?
まぐわったばかりの男は敏感だしな・・胸を触っただけで褌が濡れているぜ、旦那あぁ?」
ぷっくり腫れた乳首を指で揉まれて「くぅ、はっ、はぁ・・はうぅ♡」と喘ぎを抑えられず、濡れた褌のもっこりをびくびく。
山賊のくせに、愛撫の手つきが巧み、力加減も絶妙で「俺は妻がいるのに!妻を抱いたばかりなのに!」と抗いたくても、悩ましく悶えてしまう。
【ごろつきども×プロレスラー】
俺は恋するプロレスラー。
外国人格闘家に劣らない、ごつい体つきをして肌を黒光りさせながらも、乙女のように恥じらって胸をときめかせている今日このごろ。
相手は団体のマネジャーにして、プロレス好きがこうじて、この業界にとびこんできたという小柄で可憐な女子。
プロレスラーとしの俺を尊敬してくれているし、年が近いとあって、気安くなんでも話せて軽口も叩きあえるから、いいなと。
相手も気がありそうとはいえ、売れっ子レスラー、どんな雑用もこなすマネージャー、お互い忙しく、なかなかじっくり二人きりで話せず、外出なんてもってのほか。
「いや!このまま放っておいたら、ほかの野郎に奪われる!」と代表を脅迫して、彼女のスケジュールにあわせて休みを強奪し、デートへ。
腰を据えて告白するつもりだったのが、意外にも浮世絵が好きという彼女と展示会を見ることになり、そのあとのカフェでしばし談義。
曰く「ちょっとエッチな浮世絵で興味深いのがあってね」と。
「男女が旅をしている途中で仲良くなって、同じ旅館に泊まるの。
そしたら、ごろつきが冷やかしてきて女を手籠めにしようとする。
もちろん男は助けようとするのだけど、ごろつきは思ってもみない要求をするの。
四つん這いになったお前の尻に棒を突っこみたいってね。
その場面を描いた、世にも珍奇な浮世絵があるのよ」
浮世絵の解説をして一呼吸おき「もし、もしさあ、わたしがその女だったら、クボくんはお尻に棒を突っこまれてくれる?」と小首をかしげて尋ねてきたのに「もちろん!」と前のめりに答えつつ、尋ねかえす。
訝しむ俺に「そこで四つん這いになれ」と頭が顎をしゃくって命令。
部屋の隅のぐるりから、飢えた獣のような息づかいをするごろつきに眺められるのに、すこし背筋を震わせつつ、四つん這いに。
命令したきり、頭もごろつきも動きがなかったのが、急になにかで股を擦りつけられ「んっ・・!」と肩を跳ねる。
四つん這いのまま、ふりかえれば、にやつく頭が木の棒を持って、その先が股にあるよう。
感触からして、そう痛くはないに、棒の先っぽには布が巻きつけてあるのか。
「それにしても、どういうつもり・・」と思ってもみない相手の出方に困惑するうちに、布越しに玉をすりすりされて「やばいっ・・・!」と唇を噛む。
俺は棹より玉のほうが断然、弱い。
自慰をするとき、玉を揉みながら扱くと、失神しそうなほどの快感を味わってしまうし、甲高く喘いでしまうから、本番では相手に知られないよう触らせないよう死守。
「こいつらにばれたら、おもちゃにされる!」と耐えようとするも「見ろよ、あの胸の揺れよう」「たっぷり肉がつまった体、たまんねえ」「むっちりして弾力があって、女にはない淫らさだ」「焼けた肌がつやつやして、すっげえ旨そう」「尻もすげえぞ、ああ、噛みつきてえ」とはあはあぜえぜえ、湿った息を漏らすごろつきが絶賛しながら、頭と同じように木の棒を向けて体に滑らせてくる。
着物を乱されたり、襟や裾のなかへ侵入されたり、両方の乳首をつつかれ、褌のもっこりを撫でまわされ、へそをこそがされて、尻の割れ目をなぞられ、口に突っこまれて、否応なく快感と熱を湧きあがらされて、それを察知したように頭が玉を潰して揺すったのに「んああぁ♡やっ、やめえぇ♡んんんくうぅ♡♡」とイってしまい。
【おっさん二人×図書館員】
図書館の書庫で作業していると「ヨースケくーん!」と司書の巨乳眼鏡、マホさんが背中に抱きついてきた。
胸の感触に頬を緩ませながらも「どうしたんですか?」と顔をふりむけて聞けば「整理していたら、いいもの見つけちゃった!」と古そうな本を見せつける。
浮世絵が表紙に描かれたもので、春画を解説つきで収録してあるものという。
「いやー昔から人のエロへの探求はすごかったんだね!
触手ものがあったり、獣姦があったり、異種姦もレパートリーがすごくて、エイと男がエッチしているのもあるんだよ!」
自分がエロ巨乳にしてエロへの関心が人一倍高いマホさんだけに、耳慣れない言葉を並べて鼻息を荒くする。
俺は男なだけに「エイと・・」と聞かされて、やや顔をしかめるも、かまわずに「なかでも、すごいのはこれ!」と見せつけてきた浮世絵。
満月のもと、川の浅瀬で男がバッグで女を抱いているものだ。
「ん?ふつうじゃあ・・」と首をひねれば「これが二枚目!」とめくられたページには、その男がおっさん二人に挟まれて、女のほうは着物を乱したまま、逃げているさまが描かれていた。
「解説によると、一枚目は男女の秘密の会瀬を描いたもの!
熱い夜に、それぞれちがう村から水浴びしにきて知りあって、体を重ねるようになっちゃったのね!
二人とも許嫁がいるから、夏の間だけ一時の秘め事ってわけ!
でも、ほら一枚目をよく見て!木に隠れて覗く、汚ならしいおじさん二人がいるでしょ!
そう!これまた、ちがう村からきたおじさんが、二人を見つけて隠れながら覗き見していたってことなの!
しばらく覗き見をたのしんでいたけど、二人がエッチし終わって疲れているところに現れて、女を寄越せって脅してくる!
それを男が庇って女を逃がして、おっさん二人に犯されるっていう物語が描かれているのよ!」
ただ、射精したばかりだし、マホさんが拐われそうになっている緊迫したこの状況で勃起できる自信はない。
とりあえずシコシコして時間を稼ぎ、ほかの打開策を考えようとしたのだが「兄ちゃん、胸でっかいなあ♡」「ぷるぷるたぷたぷ震えてるやん♡」とおっさんらの嘲笑混じりの野次に、だんだんと息があがってしまい。
「女より胸でっかいし、俺らよりちんこもでっかいし、ふたなりみたい見えるし、おっちゃん、ちんこ濡れてまうやないか♡
おお♡おおっ♡ちんこ、膨れてきて、お漏らししとるなあ♡わし喉乾いとるから、めっちゃ飲みたいわあ♡」
「さっき腰を打ってたときも、乳首ぱんぱん腫らして、でっかい胸ぷるんぷるん跳ねとったで♡
女が女を抱いとるみたいやったし、ぴくぴくする乳首、触ってほしそうやったなー♡」
胸筋の発育がいい俺は、マホさんを含めて人々に、よく胸を揉まれるが、ああん♡と悶えたことはないし、自慰のときもいじらない。
それでも「放っておかれて、かわいそうな乳首、触ってやりい♡」とうながされて指先で撫でたところ、ぷっくりとした感触にぞくぞくして「んんぅ・・♡」と鼻にかかった喘ぎを漏らしてしまう。
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