17 / 27

第17話 理解し難い行為。

 ミカエルにされるがまま、私は地面に這い腰を上げる。  一度はセドリックに不合意のもとされていたし、この場を誰かに見付からなければ、この行為は終わるのだ。 「やっぱり神父様は慣れていますね。この後どうすればいいのかを、ちゃんと理解している」  理解しているわけではない、ただ1ヶ月前に似たようなことがあっただけだ。  しかしそんなことをミカエルに伝えたとしても意味はない。 「……この行為が終われば、君は去るだろう?」 「そうですね、終われば今日は帰ります」  私の尻にミカエルは顔を埋めた。  驚きを隠せず、私はミカエルから離れようとしたが、穴を舐められたまらず声を上げた。 「んぅ、あぁ……あっ」  こんないらやしい声が自分の口から発しているものだと認めたくない私は、唇を噛んで堪えた。  尻の穴を舐められるのがこんなに気持ちのいいものだとは知らなかった。 「神父様、どうか僕を受け入れてください」  セドリックと同様に、ミカエルに嫌だと言っても何も通じないだろう。  次の行為に備えながら、出来るだけ痛みを感じないよう力を抜いた。  私の中にミカエルが侵入ってくる。  セドがここに侵入ってきたときとは違う異物感は、痛みよりも快感が勝っていた。  何故だろう、していることは同じはず。  違うと言えば、私にとってこの行為が2回目であることくらいだ。 「あぁあ、あっ……んぅ」  ミカエルの手が私の腰を固定すると、腰を大きく揺すりはじめた。  その動きと共に私の身体には快感が走り、その快感に負けぬように地面に片頬つけた。  まるで動物が本能のおもむくまま性交をしているような、第三者の目から見ればそう感じるだろう。 「ははっ、……とんでもない名器だ。カリを離さないように締め付けてくるなんて」  セドリックだけでなくミカエルとも関係を持ってしまった私は、背徳感で気持ちが押し潰されそうになりながらも、快感に必死に耐えた。 「あ……んぅ、あぁんっ」  神よ、我らの父よ。  どうかお許しください。  ミカエルが私の中で弾けると、中に生暖かいものが注がれる。  私は納得出来ぬまま、地面に突っ伏し荒く吐く息を整え始めた。 「……神父様、この関係は内密に。また僕の悩みを聞いてください」  気が遠くなりながらも、ミカエルのそんな言葉をを聞いたような気がした。

ともだちにシェアしよう!