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第62話 マル秘の参考書。
「何言ってんの!そんな簡単に入るものじゃ…」
「わかってる、お尻の穴をほぐすんでしょ?やり方が書いてる参考書を見たんだ。」
「えっ!?どこで?!」
「緋美の部屋。」
「はっ?!」
「この前、お腹空いてなんとなく緋美の部屋を開けたら、緋美は床で寝てたんだけど、」
緋美は基本床で寝るんだな。
てかお腹空いたらなんとなく緋美の部屋開けるんだ!?
冷蔵庫みたい!
「手元に『参考書』ってカバーのついた本が落ちてたから、何だろうと思って開いて見たら、」
「男の子と男の子が……その……性行為してるイラストがたくさん載ってて…。」
「うわっ!」
BL漫画じゃん!!
真面目なカバーで誤魔化そうとしたの恥ずかし過ぎる!!!
てか何で紙の本買うんだよ!?
せめて電子で読めよ!
「きっとこーくんに『血の飲み方が性的でよくない』って指摘されたから、性的なことを理解するためにあの参考書を手に入れたんだと思う。」
そのカバーと中身はちぐはくだよ!
静夢が天使でつくづく良かったな緋美…!
「そ、そうなんだ。その本に、お尻の穴をほぐすって書いてたんだね。」
「そう。でも本のイラストはところどころ白くなってたり、黒い線が引いてあったりで、細かいところはよくわからなかったんだ。」
「でもマッサージみたいにモミモミしたらほぐれるんじゃないかな?そして、指が3本入るようになったら晴れて繋がれるらしい。」
「いや……ど、どうかな、そんな簡単にいくかな……。何よりそこまでほぐれる前に俺死にそう…。」
「あ、そうそう。ほぐす前のことも描いてた。」
「あの……」
それまで饒舌に『参考書』について語っていた静夢が、顔を真っ赤にして言い淀んだ。
何を聞かされるのか怖くて堪らない…!!
「えっと…………」
「く、口、で……。」
ギィイイイイイイイョオエエエエエエエエエ!!!!
「つまりそれは…フェ…あーーーーーー!!!」
言葉を口に出すのも無理!!!!!
「何で口?って思ったけど、されてる人の気持ち良さそうな顔が頭から離れなくて…。」
「こーくんにしてあげたい。」
「いいよね?」
「そんなの!よくないに決まってる!!無理だよ!!俺は!!無理!!!」
「でも、静夢は……。」
「うん。聞き分けの悪い男だよ。」
「それに、こーくんの、嫌そうじゃないもん。」
静夢は俺の太ももの間にちょこんと正座して、窮屈そうに布を押し上げる俺の股間を、期待と好奇心に満ちた瞳でジッと見つめている。
そこにはこの前『潤滑油だ』と教えてしまった体液が、下着にもパジャマにも、滴り落ちるほどに染み渡っていた。
「潤滑油…どんどん出てるね。僕に入れる準備してくれてるんだね!嬉しい…。」
「いや、準備とかじゃ……!」
俺の戸惑いなどどこ吹く風か、聞かん坊の静夢は俺のパジャマと下着の端を握り締め、一気に下までずらした。
俺の俺自身が勢いよくぶるんと飛び出すと、溢れていた生温かい体液がビチャッと静夢の顔に飛び散った。
「きゃ!」
「静夢!大丈夫??目に入ってない??」
「うん、目には入ってないけど…」
静夢は何かを確かめるように、薄くて紅い唇を、ぐるりぐるりとゆっくり、何度も舐めずっている。
「なんか、味する……。」
「えっ!味が!?」
「どんな??」
「例えられないケド…」
「なんかいやらしい味……!」
言うや否や静夢は、タラタラと涎を垂れ流し続ける俺の局部を、根元からベロリと舐め上げた。
「あっ……!ちょっ……!!!静夢!!」
「う〜〜〜〜〜…!!!!」
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