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第2話
今日はお見合い。
俺、小早川 凪 は男でオメガで、······39歳。
行き遅れのアラフォーオメガだ。
一向にパートナーを作らない俺を見かねた親が持ってきた見合い話だった。
春風は優しく晴天の午後、相手の男アルファとカフェテラスで向かい合っている。
堅苦しいものではなくて軽くお茶して少しお話しましょ、程度のものだ。
服装も互いにカジュアル寄りのフォーマルで、周りからはとてもお見合いしているようには見えないだろう。
変に緊張せず、さくさく進めて滞り無く場を収めればいいと思って···、たんだ、けど······。
会って互いに挨拶交わして30分が経過。
運ばれてきたアイスティーとコーヒーを飲みながら、ポツリポツリと話を振ってはみたものの、全然和まないし、相手も会話にのってくれない。
なかなか目も合わせてくれない。
まともに俺を見てくれたのは挨拶の時と、今、驚いた時だけ。
まぁ、俺も目を合わせるの苦手な方だからあまりじっと見られても困るのだけれど···。
しかし、視線がかち合うとあからさまに逸らされるのはさすがに傷つく。
会ってからずっと、チラチラと何度もこちらを気にしたように見てくるくせに。
俺、何か変か?
来る前に何度も身嗜みを確認したけど、歳は隠せていないのかな。
思ってた以上に老けてるとか?
ダサいとか?
なんせ一回り歳が離れている。
全てにおいて癪に触るのかもしれない。
でも、会話を繋いでいくのも苦手で相手からのリアクションが無いと辛い。
お見合いっつーか、まるでお通夜だぞ。
やっぱり嫌だったのかな。
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