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第10話 入院の日

「結論から言うと、、今すぐに入院治療が必要です」 佐倉は開口一番に入院をナオに宣告した 画面に映るいくつかの青い文字 テストステロン、、エストロゲン、プロゲステロン?早口言葉みたい いったいなんだろう 赤い文字もある WBCとCRP、、なんのデータだろう? 「ゆっくり説明したいところだけど、後でね。早速病棟に上がって治療を進めよう」 「え・・、本当に?」 「うん。看護師さん呼ぶから。ちょっと待って」 先生は電話を取り出して電話をかけ始めた 「あ、ルカか?昨日の入江くん。入院になるから迎えに来て。そのまま俺の部屋に誘導頼む。アナムネやらなんやらは初回治療終えてからでいいから」 淡々と指示を出すと佐倉はパソコンに入院と書き込み湊を待ち、芳に目を向けた 「芳くん」 「はい」 「悪いんだけど芳くん自身の診察の前に入院手続きしてくれるかな?」 「分かりました。息子をお願いします」 「うん。責任を持って預かります」 佐倉を芳の2人は互いに礼をし、芳は椅子から降りナオに向き直り 「ナオ、辛いこともあるかもしれない。先生や看護師さんの言う通りにすれば間違いないからがんばれ」 「行っちゃう?」 不安そうに尋ねるナオに芳は後ろ髪を引かれたが、頷き 「手続きしなくちゃ。パパもこれから診察だし。また、お見舞いにくるから。よく食べてよく寝るんだよ?」 「…。分かった…またね」 ナオが手を横に小さく振ると芳は部屋から出ていった ……… 「お待たせしました」 芳が部屋から出てすぐに、車椅子を押した湊が部屋に入ってきた 目にした車椅子にナオはぎょっとし 「ちょ、まさかソレに乗る?」 「ん?そうだよ。運ぶからね?ほら、座って」 「え、えーと…遠慮します。じーちゃんじゃないんだから恥ずかしい」 「遠慮しなくていいよ」 「で、でも…」 煮え切らないナオに焦れた佐倉はナオの前へと歩きそのままナオの両脇に手を入れ 「ナオ、先生に掴まれ。ルカ、ズボン持って」 「はいね。ナオくん移るよー」 「「せーの」」 「わ」 一瞬のうちに椅子から車椅子に移されナオは入院エリアへと運ばれていった

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