さくらside 二人のことがたまらなく好きだ。 おそらく俺が一番その想いは強い。 それを尾首にも出さないようにするのはかなり苦労していた。 だって俺がそんなに重いなんて知ったら？ 二人は俺のことはしっかりしたお兄ちゃんだと思ってる。 だからそんなこと絶対に知られちゃいけない。 始めからこの関係が長くは続かないことなんてわかってた。 でも…どうしても…少しの間だけでも…二人と一緒にいたかった。 自分の立場やはるちゃんやかなちゃん、あーちゃんや星くんにとってもこの関係はマイナスしかない。 わかってた…けど…我慢が出来なかった… 長い長いこの感情を出してはいけなかった… だから…俺は…